ロボット不要のデータ収集基盤
このプラットフォームは、Physical AIに必要な主要なデータ収集シナリオを幅広くカバーしています。EGO、WristCam、UMIを中核とするこのシステムは、第一人称視点でのデータ収集、手持ち型データ収集、手首装着型によるインタラクションデータ収集など、用途や収集規模、センサー構成に応じて柔軟にシステムを構成できます。
Orbbecは、既存設計に基づく量産から、ビジョンモジュールの統合、キャリブレーション、同期、量産立ち上げまでを含むCM(Contract Manufacturing:受託製造)およびJDM(Joint Design Manufacturing:共同開発・製造)サービスも提供しており、顧客の多様なニーズに対応します。
高精度なリアルタイム出力
ROSCon JPでは、200万画素魚眼カメラを2基搭載したDual-Egoプロトタイプによるリアルタイム出力が実演されました。このプロトタイプは、1ms以内の同期精度、最大1,000Hzで動作する6軸IMU、そして約200gの軽量設計を特徴としています。これにより、モバイル環境での第一人称視点データ収集において、同期された映像データとモーションデータを高精度に取得できます。
また、本プラットフォームの中核製品の一つであるEGO RGB-Dシリーズは、チップレベルのネイティブRGB-Dデータ出力とLingBot-Depthによる深度強化技術を組み合わせることで、透明物体や反射物体など、深度取得が難しい対象に対する深度データの取得品質を向上させています。
Orbbecのコア技術
Orbbecは、高品質なデータ収集の大規模展開を支援するため、以下の4つのコア技術を確立しています。
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空間的一貫性を実現する高精度マルチモーダルキャリブレーション
RGB、Depth、IMUなど複数センサー間で高精度な3Dアライメントを実現します。 -
時間的一貫性を実現するハードウェアレベルのマルチデバイス同期トリガー
マイクロ秒レベルのクロック同期とフレームレベルでのアライメントを実現します。 -
製品の一貫性を支える大規模量産・グローバル供給体制
100万台規模の量産実績、デジタル品質管理、中国およびベトナムにおける製造体制を備えています。 -
多様な用途に対応する高度な技術基盤と幅広い製品ラインアップ
RGB、構造化光、ステレオビジョン、ToF、LiDARを網羅するフルスタックの3Dビジョン製品ポートフォリオを提供しています。
日本市場での実績と今後の展望
Orbbecはすでに、日本の大手企業とのパートナーシップを構築しています。例えば、日立のレジレス店舗ソリューション「CO-URIBA」や、日本の大手自動車メーカーが開発した病院向け自律搬送ロボットにもOrbbecの3Dビジョン技術が採用されています。
Orbbecアジア太平洋事業部責任者のFelix Zheng氏は、「日本は高度なロボット産業を有し、データ品質や導入・運用に対する要求水準も非常に高い市場です。今後も、お客様による実世界データ収集の効率的な大規模展開を支援してまいります」と述べています。
Orbbecについて
Orbbecは、フルスタックの3Dビジョンソリューションを提供するグローバルなロボットビジョンおよびAIビジョンテクノロジー企業です。研究開発から製造までを一体化した体制を強みに、世界約100の国・地域で5,000社を超える顧客にサービスを提供しています。


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