「ねぎの日」制定の背景
ネギは日本の食生活において重要な役割を果たす万能野菜であり、鍋物、炒め物、薬味、サラダなど、さまざまな料理に活用されています。しかし、これからの人口減少社会においては、ネギの需要と供給のバランスを維持することが課題となっており、わずかな天候不順でも出荷のタイミングがずれ、価格や売上に影響を及ぼすことがあります。
そこで「葱出荷組合zero」は、消費者の需要を喚起することの重要性を認識し、生産者が中心となってネギの需要を盛り上げるキャンペーンを企画しました。その第一歩が、毎月1日の「ねぎの日」です。ネギの形が数字の「1」に似ていることから、月の初めである毎月1日を選定し、家族で豊かな夕食を楽しむきっかけとすることを意図しています。
キャンペーンの具体的な内容
「ねぎの日」キャンペーンは、小売業、飲食業、そして消費者のそれぞれにアプローチする多様な企画を展開します。
小売業の活性化
毎月1日には「ネギ特売」が実施される予定です。「ねぎの日」のロゴやPOP、チラシなどの販促物が展開され、ネギ農家全体でSNS投稿を行い、キャンペーンを盛り上げます。これにより、月初めのまとめ買い需要を取り込み、スーパーや小売店の売上向上と来店促進を図ることが期待されます。
飲食業の活性化
レストラン、居酒屋、ファストフードなどでは、「ねぎの日限定メニュー」の展開が予定されています。例えば、ねぎたっぷりのラーメン、ねぎ焼き、ねぎサラダなどが考えられ、SNS映えする企画で集客を強化します。また、この取り組みを通じて、外国産ネギから日本産ネギへの転換を促し、食料自給率の向上にも貢献することを目指しています。
消費者にネギの魅力を伝える
毎月1日の「ねぎの日」をきっかけに、ネギの栄養素や効能などをアピールし、意識的にネギを食べる習慣につなげます。子どもたちのネギ嫌い解消にもつながることを期待されており、消費者には「#ねぎの日」で料理レシピや美味しさの再発見をSNSで拡散してもらうことを呼びかけます。
今後の展開
「ねぎの日」キャンペーンは、2026年6月1日から少しずつ浸透を図る予定です。一過性のキャンペーンで終わらせず、毎月1日にネギを食べる習慣を定着させ、継続的な販促につなげることを目標としています。日本全国の小売店と協力し、「物価高対策・値下げキャンペーン」も実施していく予定です。
あらゆる商品が値上がりする中で、あえて「値下げ」を打ち出すことで、消費者に驚きと喜びを感じてもらい、「ねぎの日」の認知度を拡大します。小売店の努力だけに頼らず、業界全体で盛り上げることで、それぞれの負担を少なくし、消費者まで喜びを届けてまいります。
葱出荷組合zeroについて
「葱出荷組合zero」は、日本の農業の未来を考え、作られた次世代の農業生産組合です。最低価格保証と完全契約販売を特徴としており、これまで使用されてきた化学肥料を見直し、有機肥料(有機JAS認定肥料)を本格的に採用しています。農業界でタブーとされていた技術や知識を共有できる、情熱と誇りを持った若い世代のチームが活動しています。
また、「農作物を企業側がOEMする」という新しい考え方を取り入れ、生産者と企業双方にとって価値のある持続可能な農業モデルの構築を目指しています。


コメント