創業50周年を迎える原田食品がフードロス削減と食の未来を創造する新商品・コンテストを発表

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大阪・交野の餃子メーカー、原田食品が創業50周年記念事業を発表

大阪府交野市に本社を置く株式会社原田食品は、2026年4月に創業50周年を迎えました。これを記念し、同社はフードロス削減への貢献と、次世代とともに食の未来を考えるための3つの記念事業を発表しました。

具体的には、餃子製造過程で生じる餡の端材を活用した新商品「和えるぎょうざ」の発売、18歳以下を対象としたアイデアコンテスト「みらいの生ぎょうざコンテスト2026」の開催、そして「原田食品創業50周年記念 親子で楽しむ!ぎょうざフェス」の開催です。

ハナちゃん 地域をつつむ 未来をひらく 50年 原田食品

原田食品の50年の歩み

株式会社原田食品は1976年に創業しました。創業者の原田義夫氏は、オイルショックで鉄工所の業績が悪化した際、妻の手作り餃子からヒントを得て自ら製造機械を開発し、餃子メーカーを立ち上げました。子どもたちが安心して食べられることにこだわった「ハナちゃん生ぎょうざ」が誕生し、「きちんと、おいしく、心こめて」を経営理念に掲げました。

船上と思われる場所で、スーツを着た中高年男性がカメラに向かって立っている。

華ちゃんが描かれたテレホンカード

2008年には、交野市を中心に酒店と飲食店を経営していた現代表取締役の中村秀一氏がM&Aで事業を承継しました。承継直後に発生した中国産毒入り餃子事件の影響で売上が激減しましたが、従業員が一丸となってスーパーの店頭で「国産材料を使用」「交野市で製造」を直接顧客に伝えることで、信頼と業績を回復させました。

現在は、餃子の皮や餡もすべて自社工場で一から製造し、常時15種類以上の生餃子を販売しています。2017年には、旨味調味料・保存料無添加を基本とした新ブランド「交野はらだや」を立ち上げ、地元・北河内の食材を活用した生ぎょうざシリーズも展開しています。

ハナちゃん生ぎょうざの冷凍食品パッケージ

はらだやの様々な種類の生ぎょうざのパッケージ

従業員はパートを含む20名で、中には創業まもない頃から働くベテランもいます。同社は、地域の子ども食堂への餃子の寄付や、製造過程で生じる食品残渣の活用、地元の障がい者施設へのPRチラシのポスティング依頼など、地域に根ざした取り組みを続けています。

白いシャツを着た男性が、青空と住宅街を背景に、笑顔で大量の緑の草束を抱えています。

食品加工工場での作業風景

新商品「和えるぎょうざ」でフードロス削減に挑戦

創業50周年を記念して、2026年5月5日に新商品「和えるぎょうざ」が発売されます。この商品は、餃子の製造工程で生じる餡の端材を有効活用した瓶詰タイプの商品です。これまでも食品残渣を子ども食堂へ提供するなどフードロス削減に取り組んできましたが、今回は端材そのものを商品として新たな価値に変える挑戦となります。

商品ラインナップは以下の3種類です。

  • 和えるぎょうざ 柑橘味噌ぎょうざ味:柑橘のほのかな酸味と味噌の風味が特徴です。

  • 和えるぎょうざ コク旨ピリ辛ぎょうざ味:旨味と辛味がしっかりと感じられる、餃子の佃煮が進化しました。

  • 和えるぎょうざ 黒胡椒香るスパム風ぎょうざ味:黒こしょうが爽やかな洋風の味わいで、お酒にも合うでしょう。

白いご飯にのせるだけでなく、バゲットに添えたり、パスタに和えたりと、幅広いアレンジが可能です。パッケージのQRコードからは、アレンジレシピを掲載した特設ページへアクセスできます。

「和えるぎょうざ」と書かれた3種類の瓶詰め食品

「和えるぎょうざ」は、2026年5月5日より自社EC、工場直売会、そして同日の記念イベント会場にて販売が開始されます。

「みらいの生ぎょうざコンテスト2026」で子どものアイデアを募集

18歳以下の子どもたちを対象に、餃子のアイデアを募集する「みらいの生ぎょうざコンテスト2026」が開催されます。合言葉は「未来を包む餃子を作ろう」で、「キミは何を包んで食べたい?」という問いかけのもと、がっつり系、ヘルシー系、変わり種、定番の進化系、スープスタイルなど、ジャンルを問わず自由な発想の餃子アイデアが募集されます。料理経験やスキルは不要で、学校や学童、子どもサークルなどのグループ応募も歓迎されています。

原田食品が主催する「みらいの生ぎょうざコンテスト2026」の告知バナー

最優秀作品には生ぎょうざ365日分がプレゼントされ、受賞アイデアは同社の製造技術によって実際に商品化される可能性があります。

  • 応募資格:18歳以下

  • 応募期間:2026年5月5日(火・祝)〜8月31日(月)

  • 審査方法:SNS人気投票+社内審査

  • ハッシュタグ:#みらいの生ぎょうざコンテスト

  • 応募特典:先着500名にオリジナル「ぎょうざの佃煮缶詰」

「親子で楽しむ!ぎょうざフェス」を開催

創業50周年を記念し、2026年5月5日(火・祝)にフレンドマート交野(大阪府交野市星田北2丁目26-1)にて、親子で楽しめるイベント「親子で楽しむ!ぎょうざフェス」が開催されます。入場料は無料です。

餃子の形をモチーフにした「親子で楽しむ!ぎょうざフェス」のロゴ

当日は、食の過去・現在・未来を楽しめる4つのコーナーが用意されます。

  1. 原田食品創業50年の歩み展示
    創業から現在までの50年の歩みを振り返る特別展示です。歴代のパッケージや、公式キャラクター「ハナちゃん」の貴重な資料などが展示されます。
  2. その場で応募可能!原田食品presents こども達が考える!「みらいの生ぎょうざコンテスト2026」
    コンテストの応募受付ブースが設置され、その場でアイデアを考えて応募できます。スタッフがサポートするため、子ども一人でも気軽に参加可能です。
  3. 新商品「和えるぎょうざ」瓶詰3種 発表会および試食会
    餡の端材を活用した新商品「和えるぎょうざ」の発表会が開催され、全3フレーバーを試食できます。ご飯、バゲット、パスタなど、さまざまなアレンジレシピも紹介されます。
  4. 定番商品「ハナちゃん生ぎょうざ」等の試食会
    創業以来愛されてきた看板商品「ハナちゃん生ぎょうざ」をはじめ、なにわポーク生ぎょうざ、九条ねぎ生ぎょうざ、焼売など、同社の人気商品が試食できる特別ブースが設けられます。

代表取締役 中村秀一氏のコメント

代表取締役の中村秀一氏は、創業以来50年にわたり地域の皆さまに支えられてきたことへの感謝を述べました。また、「子どもたちが安心して食べられる餃子」を原点に、安全でおいしい商品づくりに取り組んできたことを強調しています。本コンテストを通じて、次世代を担う子どもたちとともに食の未来を創造していきたいという思いが語られ、フードロス削減など食品メーカーとしての社会的責任も果たしながら、次の50年に向けてさらなる挑戦を続けるとコメントしています。

原田食品に関する詳細は、公式サイトをご覧ください。

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