住宅のUI/UXも建築・インテリアと同じように設計
これまで、高級住宅においては建築やインテリア、照明、家具など、あらゆる要素が全体のコンセプトに合わせて設計されてきました。しかし、ホームオートメーションの操作画面は、システムに用意された既定のインターフェースがそのまま使用されることが少なくありませんでした。
オーラス株式会社は、住宅のUI/UXも建築やインテリアと同様に、一邸ごとに最適化されるべき設計要素であると考えています。何を操作できるかだけでなく、住宅の状態をどのように見せ、居住者がどのように理解し、操作するかまでを設計するという考え方に基づき、今回の3つのUI/UXアプローチが用意されました。

3つのUI/UXアプローチ
01 CLEAR ― QUIET LUXURY
「CLEAR」は、オーラス株式会社が独自に開発したUI/UXで、明快さと静かな上質さを重視しています。照明、電動シェード、空調、床暖房、映像・音響など、住宅の主要な状態を一目で把握できるよう整理しながらも、操作画面自体が建築やインテリアの中で過度に主張しないデザインが特徴です。
例えば、電動シェードの操作では、単なるOPEN/CLOSEや数値表示だけでなく、現在位置を画面上で視覚的に把握できるような工夫が凝らされています。

02 PROVEN ― CRESTRON HOME®
「PROVEN」は、分かりやすさ、確実性、そして成熟した操作体系を重視するアプローチです。オーラス株式会社は、世界各国で採用されているCrestron Home®を実績ある選択肢の一つとして位置づけています。同社独自のUI/UXに限定せず、住宅の条件や居住者の要望に応じて、成熟したプラットフォームを選択できる柔軟性も重要な要素であるとされています。

03 NEXT ― RESPONSIVE LIVING
「NEXT」は、オーラス株式会社が独自に開発した、次世代の住宅UI/UXを見据えたアプローチです。ボタンの色や数値だけでなく、住宅の状態に合わせて画面全体の光、影、情報量、モーション、空間表現そのものが変化します。
「HOME」「NIGHT」「SLEEP」「AWAY」といった住宅の状態が変わった際に、画面を見ただけで現在の住環境を直感的に感じ取れることを目指しています。これらの表現は単なる演出ではなく、住宅の状態を自然に理解するためのフィードバックの一部として設計されています。

UIの選択と一邸ごとのカスタマイズ
「CLEAR」「PROVEN」「NEXT」は、単に色やデザインテーマが異なるだけではありません。情報の見せ方、操作階層、表示する情報量、モーション、フィードバックの表現といった、UI/UXそのものの考え方がそれぞれ異なります。
さらに、住宅の間取り、設備構成、建築・インテリアのコンセプト、居住者の使い方に合わせて、一邸ごとに表示内容や操作方法が調整されます。既製のアプリに住宅を合わせるのではなく、住宅とそこに住まう人にインターフェースを合わせるのが、オーラス株式会社の基本的な考え方です。
日本語・英語・中国語に対応し、iPad・iPhoneに最適化
AURAS Residentialは、日本語、英語、中国語(簡体字)の3言語切り替えに対応しています。海外オーナーや多国籍の家族、外国人ゲストが利用する住宅も想定し、言語が変わってもレイアウトや操作性、デザイン品質が維持されるように設計されています。

また、住宅内で利用することの多いiPadと、日常的に持ち歩くiPhoneでは、それぞれの画面サイズや使われ方に合わせてUIが最適化されています。単に画面を縮小するのではなく、デバイスごとに情報の見せ方が再構成されている点も特徴です。
住宅の完成をUI/UXの完成とは考えない
住宅は長期間使用される一方で、映像・音響機器、デジタルサービス、住宅設備、そして居住者のライフスタイルは継続的に変化します。オーラス株式会社では、住宅完成時に納品したUIを固定された最終形とは考えていません。
新しい設備やサービスの追加、家族構成やライフスタイルの変化、実際の利用状況に合わせて、画面構成や操作方法、UI/UXそのものが継続的にアップデートされていきます。建物の寿命とデジタル技術の更新速度の違いを、ソフトウェアのアップデートで吸収していくことも、オーラス株式会社が考える住宅向けホームオートメーションの重要な役割です。
Crestron、Lutron HomeWorksをはじめとする住宅設備との統合
AURAS Residentialは、コンセプト画像だけを制作する取り組みではありません。Crestronをホームオートメーションの中核とし、Lutron HomeWorksによる照明・電動シェードをはじめ、空調、床暖房、テレビ、映像・音響など、実際の住宅設備との統合を前提として開発・検証が進められています。
操作指令を送るだけでなく、照明レベル、シェード位置、温度、運転状態など、設備側から取得するフィードバックをUIへ反映し、実際の住宅状態と画面上の状態を一致させることも重要な開発テーマです。今後、AURAS Experience Centreおよび実際の住宅プロジェクトで実装・検証を重ねながら、継続的にUI/UXがアップデートされる予定です。
建築・インテリア・住宅ブランドの一部として
オーラス株式会社は、ホームオートメーションを単なる設備仕様ではなく、居住者が毎日触れる住宅体験の一部であると考えています。建築・インテリアのコンセプトに合わせたUI/UX、物件独自の機能構成、多言語対応、デバイスごとの最適化などを組み合わせることで、住宅そのものの価値向上に貢献することを目指しています。
建築家、ハウスメーカー、デベロッパー、インテリアデザイナーとの協業においても、設備計画だけでなく、居住者が最終的に触れるUI/UXまで含めた提案が積極的に行われています。
オーラス株式会社の詳細は、以下の公式サイトで確認できます。


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