NTTドコモビジネス、Amazon Leoの衛星ブロードバンド通信サービスを法人・官公庁向けに提供開始

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NTTドコモビジネスがAmazon Leoの衛星ブロードバンド通信サービスを提供開始

NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社)は2026年6月9日、日本国内の法人および官公庁の顧客向けに、衛星ブロードバンド通信サービス「Amazon Leo」の認定再販事業者契約を締結しました。

これにより、NTTドコモビジネスは、高速で信頼性の高い先進的な衛星ブロードバンド通信サービスを提供します。これは、従来のネットワークが届きにくい場所での通信環境を改善し、通信の可用性やネットワークレジリエンス(設備障害や自然災害などによる通信影響を最小限に抑え、サービスの継続性を確保し、迅速な復旧を可能とするネットワークの回復力)のさらなる強化を図るものです。

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安定した通信需要と災害対策への高まる期待

近年、光ファイバーや基地局などの通信インフラの敷設が困難な山間部や離島では、安定した通信への需要が急増しています。また、企業や政府機関では、異常気象や自然災害によって地上の通信ケーブルが寸断された際の代替となる強力なバックアップ通信網や、重要なデータを保護し事業継続計画(BCP)を確保するための冗長化手段として、衛星通信への期待が高まっています。

NTTドコモビジネスはこれまでも、GEO(静止軌道衛星、赤道上約36,000km)、LEO(低軌道衛星、地表500~2,000km)、HAPS(成層圏で滞空する無人航空機や飛行船を用いた空中通信基地局)といった非地上系ネットワークを活用し、企業活動の中核を担う業務システムとの接続や、離島・遠隔地における災害対策、BCP用途を中心に「いつでも、どこでもつながる」通信環境の実現に取り組んできました。

Amazon Leoは、Amazonが提供する低軌道衛星通信ネットワークを活用し、数千もの衛星とセキュアな地上ネットワークの連携、そして小型高性能アンテナの使用により、世界中のほぼあらゆる場所で高速かつ低遅延の通信を提供する計画です。

このような市場ニーズの高まりと技術的な実現性を踏まえ、NTTドコモビジネスは、日本国内の法人および官公庁の顧客に対し、Amazon Leoを活用した衛星ブロードバンド通信サービスの提供を進めるため、今回の契約締結に至りました。

契約の概要と提供サービス

本契約により、NTTドコモビジネスは、Amazon Leoの衛星ブロードバンド通信サービスを日本国内の法人および官公庁向けに再販提供します。

このサービスでは、Amazon Leoによる衛星通信とNTTドコモビジネスの閉域網接続(NaaS「docomo business RINK®」や高品質ネットワーク「docomo business APN Plus」などのサービス)を組み合わせることで、顧客のローカル環境や既存のクラウド環境との接続性を確保し、高セキュリティなネットワーク環境を提供します。これにより、企業ネットワークの物理的な故障や災害時にも、Amazon Leoの衛星通信を活用して安定的に通信を継続できるネットワーク基盤が提供されます。

さらに、Amazon LeoはNTTドコモの基地局のバックホール回線(基地局から中枢のネットワークへつなぐための回線)としても活用される予定です。これにより、災害時における迅速な通信復旧やネットワークのレジリエンス強化に貢献し、柔軟で効率的なネットワークの実現を目指します。

今後の展開

NTTドコモビジネスは、Amazon Leoを含む非地上系ネットワークと地上ネットワークの融合を推進し、企業活動の中核を担う重要な業務システム用途などに対し、あらゆる場所でシームレスかつ高信頼なネットワークの提供を進めていく方針です。

NTTドコモビジネスは、2025年7月1日に「NTTコミュニケーションズ株式会社」から社名を変更しました。企業と地域が持続的に成長できる自律・分散・協調型社会を支える「産業・地域DXのプラットフォーマー」として、新たな価値を創造し、豊かな社会の実現を目指しています。

この取り組みは、NTTグループ各社が展開する宇宙ビジネスのブランド「NTT C89(NTT CONSTELLATION 89 PROJECT)」の一環です。これは、社会へのソリューション提供を通じて宇宙関連事業の拡大および宇宙産業全体の発展に貢献していく取り組みを指します。

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