東陽テクニカ、量子コンピューティング人材育成支援を拡大し、専門講座の検定料補助を開始

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東陽テクニカが量子コンピューティング人材育成支援を強化

株式会社東陽テクニカは、量子コンピューティング分野における人材育成支援をさらに拡大することを発表しました。これまで「量子ジェネラリスト講座」検定の受験料を学生と教員向けに全額補助していましたが、2026年6月からは「量子エンジニア(ゲート式)講座」および「量子エンジニア(アニーリング式)講座」の検定も新たに支援対象に加えます。

一般社団法人 日本量子コンピュータ協会と東陽テクニカのロゴ

この支援拡大により、日本量子コンピューティング協会が実施する計3種類の検定試験すべてが補助対象となります。より専門的な知識を習得できる環境を学生の段階から整えることで、未来を担う量子技術の専門人材の育成を強化し、量子技術の社会実装に貢献していく方針です。

支援概要の詳細

本支援の対象は学生と教員で、以下の検定試験の受験料が東陽テクニカによって全額負担されます。

  • 「量子ジェネラリスト講座」

  • 「量子エンジニア(ゲート式)講座」(エントリーコース/アドバンスコース) ※2026年6月より追加

  • 「量子エンジニア(アニーリング式)講座」(エントリーコース/アドバンスコース) ※2026年6月より追加

検定試験の受験料は学生が5,000円、一般が9,800円ですが、対象者はこの費用を負担する必要がありません。本支援は2026年6月実施の検定から2028年12月実施の検定まで適用されます。なお、費用補助の対象は毎年先着200名までで、1名あたり2回まで申し込むことが可能です。

以前の支援内容については、以下の東陽テクニカのニュースリリースで確認できます。
東陽テクニカ、量子コンピューティング人材育成を支援

量子コンピューティング人材育成の背景

一般社団法人日本量子コンピューティング協会は、量子コンピューティングのビジネス活用を担う人材(ジェネラリスト)と、技術を実践的に扱う人材(エンジニア)の育成を目指し、5種類の講座と検定試験を実施しています。同協会は、日本が量子分野で世界をリードするための人材育成を目的として2024年9月に検定を開始し、これまでに約340名が受験しています。2026年末までに累計受験者数1,000名を目指しており、同協会が提供する検定は、第三者機関による量子関連資格として国内唯一のものです。試験合格者には、協会を通じて量子関連企業からの仕事紹介も行われるなど、学習がビジネスへとつながる仕組みが整備されています。

検定試験の詳細は以下のリンクから確認できます。
日本量子コンピューティング協会 講座情報

東陽テクニカの量子ソリューション事業への取り組み

東陽テクニカは、2025年7月にIQM Quantum Computers社と量子コンピューターの国内販売代理店契約を締結し、量子ソリューション事業に参入しました。2026年4月にはIQM社製量子コンピューター「IQM Radiance」の自社導入を決定し、2026年末までの納品を予定しています。将来的には、量子検定合格者に対して、この量子コンピューターの実機を使用する機会を提供することも検討されています。

また、量子センシング分野では2026年2月に英国のRaptor Photonics Limited社と販売代理店契約を締結し、高感度イメージングカメラの製造・販売を開始しました。さらに、量子人材の教育に関しては、今回の検定試験受験費用支援に加え、2026年4月にはスイスのQZabre AG社と販売代理店契約を締結し、量子教育キット「Quantum Edukit」を発売しています。

東陽テクニカは、今後も世界のパートナーと連携し、量子コンピューターや量子センシングのユースケース創出、新たなビジネスモデルの開発、そして人材育成を推進することで、日本における量子技術の社会実装を加速させていく方針です。

一般社団法人日本量子コンピューティング協会については、以下のウェブサイトで詳細を確認できます。
一般社団法人日本量子コンピューティング協会 Webサイト

株式会社東陽テクニカの詳細は、以下のウェブサイトで確認できます。
株式会社東陽テクニカ Webサイト

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