KDDI、FYRAの次世代通信技術「FYRA rApp」をEricsson EIAP上でトライアル実施

テクノロジー

KDDIが次世代通信技術のトライアルを実施

KDDI株式会社は、FYRA株式会社が開発したAI駆動型RANアプリケーション「FYRA rApp」のトライアルを、Ericsson Intelligent Automation Platform(EIAP)上で実施しました。この先進的な取り組みは、2026年にバルセロナで開催された世界最大級のモバイル関連展示会「MWC Barcelona 2026」のEricssonブースでも紹介され、大きな注目を集めました。

MWCのようなイベントで、エリクソンのAIを搭載したネットワーク自動化プラットフォーム「FYRA」について説明している男性のプレゼンテーション風景。

FYRA rApp「FYRA Suite」とは

FYRA rApp「FYRA Suite」は、O-RANアーキテクチャに基づいて開発された、基地局データの連携、可視化、分析を支援するサービスです。このrAppは、AIを活用してRAN(無線アクセスネットワーク)の性能最適化を目的としています。具体的には、ネットワークの異常を検知したり、性能の劣化を予測したりすることで、データに基づいた自動化を通じてネットワークの信頼性向上と運用効率の改善に貢献します。

Ericsson Intelligent Automation Platform(EIAP)での検証

今回のトライアルでは、FYRA rApp「FYRA Suite」がEricsson Intelligent Automation Platform(EIAP)上で動作し、KDDIの通信基地局と連携して検証されました。EIAPは、Ericssonが提供するインテリジェントな自動化プラットフォームであり、世界中の主要な通信事業者との連携実績があります。このプラットフォーム上でFYRA rAppが動作することで、次世代ネットワークにおける運用の自動化と最適化がさらに進むことが期待されます。

エリクソンのEIAP(インテリジェント自動化プラットフォーム)が世界中で展開され、AT&T、ソフトバンク、KDDIなどの通信事業者とのOpen RAN、5G、AIを活用した自動化プロジェクトやパートナーシップを示す地図です。

MWC Barcelona 2026での紹介

本トライアルの内容は、世界中のモバイル業界関係者が集まる「MWC Barcelona 2026」のEricssonブースで事例の一つとして紹介されました。これは、KDDIとFYRA、Ericssonの協業が、グローバルなモバイル通信技術の進化に貢献していることを示すものです。

FYRA株式会社の今後の展望

FYRA株式会社は、AI・RANアプリケーション開発を強みとするスタートアップ企業です。O-RANやRICといった先端通信インフラ分野でのイノベーションを推進しており、モバイル通信の「見える化」と「AI」を軸に、社会インフラの高度化を支える技術の実装を進めています。今回のKDDIとのトライアル実績を踏まえ、今後は通信事業者への導入拡大に向けた取り組みをさらに強化していくとのことです。

FYRA株式会社の詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

コメント