築19年のメゾネットがビンテージ空間に再生!デザインコンクリートと職人技が光る「秘密基地がある」マンションリノベーション

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ビンテージ仕上げのエントランス

ビンテージ仕上げのエントランス

エントランスは、ご主人の「ロードバイクを飾りたい」という希望と、奥様の「靴の収納場所と背の高い物入れが欲しい」という要望、そしてご夫婦共通の「ビンテージ感のあるダークなカラーコーディネート」が反映されています。壁と床にはデザインコンクリートを用いてスタイリッシュなモルタル調に仕上げられ、ロードバイクを飾る壁面にはウォルナット色のヘム材シングルパネルがアクセントとして採用されました。隣の部屋へ繋がるハイサイドの内窓は、採光と通風にも配慮されています。

大人から子どもまで楽しめるリビング&ダイニング

リノベーションの最も重要なポイントの一つが、このリビング&ダイニングです。家族3人が各部屋にこもることなく、リビングに集まって一緒に、あるいは思い思いに楽しめる空間が目指されました。「家族みんなでゆったりテレビを見られる空間と、お子さまにとって秘密基地のようなスペースがあったら嬉しい」というご主人と、「テレワークのワークスペース、ダイニングTV、ソファでくつろげるスペース、これら3つの機能をすべて満たしたい」という奥様の要望、そして「いつも子どもが目の届く空間」という共通の願いが形になりました。

全フロアを見渡せる階段スペースの壁面にはアクセントとして格子が配され、そこにTVを掛けることで、カウンター、ダイニングテーブル、ソファのどこからでも最適な視聴環境が確保されています。格子の裏には秘密基地のようなキッズスペースも設けられ、お子さまも楽しめる工夫が凝らされています。床材には床暖房対応のベルギー製ペルゴのウォルナットカラーが採用されており、傷がつきにくく、汚れを落としやすい機能性の高さが特徴です。全体のトーンはグレーとウォルナットのビンテージ感あるダークトーンで統一され、アクセントにはオーナーご夫婦が大好きなダークブルーが効果的に用いられています。また、壁の一部をR壁(曲面)で仕上げることで、空間にさらなる広がりがプラスされています。

スッキリとしたダイニング

スッキリ、シンプルを心がけたダイニング

ダイニングでは、リビングと同様に薄型のスリムなLED照明がベースライトとして使用されています。天井が躯体という制約がある中で、天井高を下げることなくコンパクトでスタイリッシュな照明プランが提案されました。キッチンカウンターに対して縦向きに配置されたダイニングテーブルは、ゆったりと食事を楽しむことができる広さを確保しています。

ヴィンテージ感で気持ちも上がるキッチンエリア

ヴィンテージ感で気持ちも上がるキッチンエリア

キッチンは奥様の強い希望により、グラフテクトの新色「メルクリオカラー」が選ばれました。錆びたような面材がビンテージ感のあるインテリアを一層引き立てています。ミーレの食洗機やガスオーブンなど、奥様のこだわりが詰まった機能的なキッチンエリアです。天井には埋め込みタイプのライティングレールが設けられ、鉛色のテクスチャー感のある3つのペンダントライトが空間を演出しています。見晴らしの良いキッチンからはリビングダイニングが一望でき、家事をしながらお子さまの様子に目を配ることが可能です。また、TVの視聴や窓からの眺めも楽しむことができ、ゆったりとした気分で調理ができると奥様は話しています。

洋食屋の厨房をイメージしたデザインコンクリート

洋食屋の厨房をイメージしたデザインコンクリート

オーナーファミリーが特に楽しみにしていたのが、キッチンの壁に施されたデザインコンクリートです。レンガとモルタルをミックスした立体感のある仕上がりは、近くで見ても本物と見間違えるほどの職人技が光ります。通常のレンガを壁に貼る場合に比べて壁の厚みを抑えながら、効果的に立体感を演出できるのが特徴です。コンロの近くにあえてレンガ調のデザインを施したのは、油汚れを目立ちにくくするためであり、腕の立つ洋食屋の厨房をイメージしたものです。デザインコンクリートの表面にはトップコートが重ねられ、汚れに対する耐久性も高められています。

見た目と使い勝手を両立したコンパクトなパントリー

見た目と使い勝手を両立したコンパクトなパントリー

ダイニング側からキッチンを眺めた際に「なるべくスッキリ見せたい」という要望に応え、パントリーの側板はアクセントパネルのように表現されました。両サイドの棚は側板よりも少し内側に収まる奥行きにすることで、収納アイテムが目立たないように工夫されています。扉をすべて省いたオープン棚にすることでコストダウンも図られています。炊飯器用のスライドレールやダストボックス用のスペースも備え、コンパクトながら機能面も充実したパントリーが完成しました。

家族みんなで使える多目的カウンター

家族みんなで使える多目的カウンター

ダイニングの壁面に沿って設計されたカウンターは、テレワークやお子さまの勉強スペースとして、家族全員が並んでも十分な広さが確保されています。

回遊動線で渋滞を回避する洗面エリア

回遊動線で渋滞を回避する洗面エリア

朝の身支度での洗面まわりの混雑緩和を希望する奥様のために、洗面スペースへのアクセス経路が2箇所設けられ、回遊できる動線が設計されました。キッチン側の経路はLDKのR壁に合わせて上部が丸型に仕上げられています。曲面の施工は大工の技術が仕上がりに大きく影響する、難易度の高いデザインです。洗面台の背面にはR壁の内側に沿って角を丸めた棚が設置され、人の行き来が集中しやすい場所での安全にも配慮されています。洗髪にも対応した深型の洗面ボウルとホースタイプの吐水口の水栓金具を備え、ボウルは継ぎ目のないシームレスなデザインでお手入れのしやすさも重視されました。カウンター下にはタオルバーや棚が設けられ、洗髪時の使い心地にこだわったオリジナル洗面台となっています。アクセントカラーにはビビッドなブルーが選ばれ、毎朝鏡に向かうたびにフレッシュな気持ちにさせてくれる空間です。

優雅なバスタイムを演出する高機能ユニットバス

優雅なバスタイムを演出する高機能ユニットバス

ご夫婦の強い希望により、LIXILの最高峰バスシステム「スパージュ」がセレクトされました。自宅で肩湯を味わえる「アクアフィール」機能は、お湯のベールに包まれるような新感覚で、バスタイムをさらに楽しむことができるでしょう。パネルのカラーリングは人気のチェリーカラーで、リラックスできる空間を演出しています。

収納とロフトを備えた風通しのよい子ども部屋

収納とロフトを備えた風通しのよい子ども部屋

当面の間、お子さまの勉強スペースはダイニングで、家族の寝室も上階を予定しているため、この子ども部屋はしばらくの間、第2の秘密基地スペース兼クローゼットとして使用されます。ロフトが備え付けられているため、家の中にいながら冒険気分を味わえそうです。将来、お子さまの個室として使う際にも十分な広さと機能を備えた空間となっています。玄関の土間と繋がる内窓も設けられています。

個性的な空間に仕上げたトイレスペース

個性的な空間に仕上げたトイレスペース

オーナーご夫婦のセンスが光るトイレスペースは、下階ではビンテージライクな鈍色のアクセントクロスが選ばれ、床面もテクスチャーとカラーを合わせたクッションフロアでコーディネートされています。上階のトイレは壁面をベースカラーのライトグレーで統一し、床材には遊び心のあるおしゃれなジムフロアが貼られました。さらに既存の吊り戸棚の扉にも同柄のジムフロアがアクセントとして使われ、楽しい演出が加えられています。小さな個室であるトイレスペースも、自分好みのセンスを楽しめる空間となっています。

開放的な暮らしを支える吹き抜け

開放的な暮らしを支える吹き抜け

LDK全体を見渡せる吹き抜けは、この住まいの開放感を象徴する空間です。メインとなる見せ梁のアクセントであるダークブルー色と格子の特徴を際立たせるため、それ以外の部分はあえて手を加えず、その形状を活かしながら白く美しいクロス(壁紙)が貼られました。美しい箇所はそのまま活かすというコストバランスを考慮した、メリハリのある家づくりが実現しています。

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