20代女性の約7割が食事より「メンブレ回避」を優先!食費を削り「推し活」へ、その食生活と対策とは

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20代女性の約7割が食事より「メンブレ回避」を優先する現代社会の食生活とは

現代社会に生きる20代女性は、デジタル化や社会構造の変化といった特有の環境下で、大きなストレスを抱えていることが明らかになりました。日本テトラパック株式会社のリセッ豆乳プロジェクトが2026年3月に実施した「20代女性のストレス意識と食事への影響調査」では、約7割もの20代女性が心理的ストレスを抱え、食事を摂ることよりも「メンブレ(メンタルブレイク)回避」を優先している実態が浮き彫りになっています。

20代女性の約7割が食事よりも「メンブレ回避」を優先!

この調査は、2025年6月の「豆乳摂取による食生活への影響調査」で判明した20代女性の「カロリー・たんぱく質不足、脂質過多」という深刻な栄養課題を受けて行われました。本記事では、この調査結果を詳しく解説し、世代・トレンド評論家の牛窪恵氏、大豆研究の専門家である跡見学園女子大学の石渡尚子先生のコメントとともに、現代の20代女性の食生活の課題と、その解決策についてご紹介します。

20代女性のストレス意識と食生活の実態

約7割が週1日以上ストレスを感じている

調査の結果、20代女性の約7割(68.3%)が週に1日以上、イライラや不安、気分の落ち込みといったストレスを感じていることが判明しました。特に4人に1人(28.9%)は「ほとんど毎日」ストレスを感じていると回答しており、その深刻さがうかがえます。

ストレスを感じる頻度

ストレスの原因としては、「将来への不安(キャリア、お金、結婚や出産など)」が43.9%で最も多く、次いで「仕事(アルバイト)や家事、学業が忙しく余裕がないこと」(43.3%)、「両親・友人・恋人・職場などの人間関係の悩み」(30.5%)が上位を占めました。

ストレスに感じるもの上位3つ

食事よりも「メンブレ回避」を優先する傾向

ストレスが食事に与える影響を調べたところ、約7割(67.5%)の人が普段の食事よりも「メンブレ回避」を優先していることが明らかになりました。ストレス解消方法としては、「スマホをいじる(SNS・ネットサーフィンなど)」(43.8%)、「睡眠時間をしっかりとる」(43.7%)、「テレビ・映画・動画を見る」(33.5%)といった“時間を溶かす行為”が上位に挙げられています。これは「タイパ(タイムパフォーマンス)疲れ」が影響し、メンタル維持の時間を優先するために、食事の時間が削られている実態を示唆しています。

普段の食事よりもストレス解消を優先することはどの程度ありますか

ストレス解消方法

約4割が食事を抜きがちに

普段の食事を抜く頻度については、回答者全体の42.2%が週に1日以上食事を抜いてしまうことがあると回答しました。特にストレスを感じる頻度が高い「高ストレス群」では、その傾向が顕著であり、54.4%が高ストレス群で食事を抜きがちであるのに対し、「低ストレス群」では27.1%にとどまっています。

普段の食事を抜いてしまうことがどの程度ありますか

ストレス群別の欠食頻度

食費を削って「推し活」に投資

約7割(66.4%)の人が、普段の食費を節約してストレス解消のためにお金を使っていることも判明しました。優先的に費用をかけていることのトップは「推し活」(34.3%)で、次いで「ファッション」(30.3%)、「美容」(27.1%)が続きます。ここでも高ストレス群ほど食費を削り、メンブレ回避のためにお金を使う傾向が強いことが示されています。

食費を節約してストレス解消にお金を使う頻度

食費を抑えて優先的に費用をかけている事

ストレス群別の食費節約とストレス解消への支出

食生活の二極化と主食単体化

普段の食事では「安さ」(37.8%)と「手軽さ」(33.1%)が重視される一方で、家族や友人、パートナーとの特別な日の食事では「リフレッシュ・ストレス解消」(35.7%)が重視されるという、食生活の二極化が進んでいます。

普段の食事と特別な日の食事で重視している点

自炊をする人の約7割(68.8%)が「節約」のために自炊をしており、その結果、手軽さや安さを重視し、特に朝食(29.4%)と昼食(26.1%)は主食単体になりがちです。高ストレス群ほど朝食に主食だけの食事をしている割合が高いことも判明しました(高ストレス群32.9%、低ストレス群23.7%)。また、親と同居している場合でも、朝食と昼食は軽食で済ませることが多い傾向が見られました。

自炊をする理由

普段の朝食・昼食の食事内容

ストレス群別の朝食に主食だけの食事をしている割合

親と同居時の朝食・昼食内容

栄養意識と罪悪感のギャップ

約4割(43.2%)の人が「健康のためにカロリーや栄養バランスを意識」しているものの、実際に栄養バランスの取れた食事ができていると感じる人は2割以下(週5日以上できている:16.0%)にとどまっています。さらに、半数(50.0%)が実際の食生活に罪悪感を抱いていることが浮き彫りになりました。

栄養バランスやカロリー意識と実践状況

食事ができていない日の罪悪感

専門家が指摘する20代女性の食生活課題と対策

世代・トレンド評論家 牛窪恵氏の解説

牛窪恵氏

牛窪恵氏は、20代女性が抱える心理的ストレスの多さを指摘します。デジタル化による情報過多や社会構造の変化、将来への漠然とした不安が、特に20代女性に強いストレスを与えているとのことです。このストレスが、「タイパ重視」の行動を招き、心の消耗を防ぐための「メンブレ回避」が最優先される結果、本来食事にあてるべき「時間」と「お金」が削られていると分析しています。

日常の食事は「安さ」と「手軽さ」で済ませる一方、特別な日にはリフレッシュを兼ねた外食に投資するという「食生活の二極化」も進んでいます。自炊においても節約と手軽さを重視するあまり、主食単体の食事になりがちです。しかし、多くの女性が「本来は健康的な食生活を送りたい」という意識を持ちながらも、実践できないことへの罪悪感やジレンマを抱えている現状があると述べています。

牛窪氏は、不規則な食生活から健康を守るための「お守り食材」として、手軽に植物性たんぱく質が摂れる「豆乳」や、栄養価の高い「ナッツ類」を推奨しています。また、軽食で済ませる場合でも、おにぎりに鮭やツナ、サンドイッチにハムなど、たんぱく質が摂れる具材を意識するようアドバイスしています。

跡見学園女子大学 石渡尚子先生の解説

石渡尚子先生

石渡尚子先生は、若い女性は全体的にストレス耐性が低い傾向にあり、ストレスが高じると食事を「楽しむもの」ではなく「済ませるもの」と捉えがちであると指摘します。今回の調査でも、ストレスによる欠食率の高さが明確であり、これが心身の健康を負のスパイラルに陥らせていると警鐘を鳴らしています。ストレス耐性を高めるためにも、決まった時間に一日三食をしっかり摂ることが非常に重要であると強調します。

また、20代女性の朝食・昼食が主食に偏りがちな食生活は、たんぱく質不足の可能性が高いと考えられます。たんぱく質は体調の基盤を作る重要な栄養素であり、心身の安定に必要なホルモンなどもたんぱく質から作られるため、ストレスを感じやすい人ほど積極的に摂るべきだと述べています。たんぱく質を食事の中心に置くことで、食事の品数が増え、栄養バランスも整い、食生活全体の質が高まるでしょう。

20代女性の深刻な栄養課題

現代の食生活では動物性たんぱく質食品に偏りがちであるため、植物性たんぱく質を含む食品を意識して摂ることの重要性も指摘されています。植物性たんぱく質食品としての豆乳は、時間や場所を選ばず手軽に摂取でき、不足しがちな植物性たんぱく質を補う上で便利な食品です。大豆由来のたんぱく質は血清コレステロールの調整機能がある点も注目すべきであり、ビタミン・ミネラルだけでなく、機能性成分も豊富に含まれていると解説しています。

まとめ

今回の調査から、現代の20代女性が抱えるストレスの大きさと、それが食生活に与える深刻な影響が明らかになりました。食事よりもメンタルケアを優先し、食費を削って「推し活」に投資する背景には、将来への不安や多忙な日常、人間関係の悩みといった多様な要因が絡み合っています。栄養バランスの偏りや欠食、そしてそれに対する罪悪感は、多くの20代女性が直面している課題と言えるでしょう。

しかし、専門家が指摘するように、日々の食生活を見直し、たんぱく質を意識的に摂ること、そして手軽に栄養を補える「お守り食材」を活用することで、心身の健康をサポートすることが可能です。日本テトラパック株式会社のリセッ豆乳プロジェクトは、良質な植物性たんぱく質を含む豆乳を食生活に取り入れ、たんぱく質の動植物バランスを整え、健康な体づくりをサポートする取り組みを進めています。この機会に、ご自身の食生活と心身の健康について改めて考えてみてはいかがでしょうか。

日本テトラパック株式会社の詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.tetrapak.com/ja-jp

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