2026年春節、インバウンド旅行者は「体験」を重視!人気都道府県ランキングと目的特化型旅のトレンド

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2026年春節 インバウンド人気都道府県ランキングTOP10

2026年春節 インバウンド人気体験先ランキング

ランキングでは、1位東京、2位大阪が引き続き圧倒的な支持を集めました。これらの大都市は、単なる滞在地としてだけでなく、周辺地域への旅行者を送客する「ハブ(拠点)」としての役割を強めています。実際に、都市部を出発する地方への日帰りバスツアーや、広域周遊に便利な交通パスの予約が好調に推移していることが確認されています。

注目すべきは、沖縄県が前年の4位から3位へ、福岡県が8位から5位へと順位を上げたことです。この背景には、「雪」や「一足早い春」「ご当地グルメ」など、その時期・その場所でしか体験できない目的をめがけて能動的に足を伸ばす旅行者が増加しており、インバウンド市場がより深いレベルで「目的特化型」の旅行へ変化しつつあることが読み取れます。

沖縄・福岡の躍進を支える「体験重視」の旅

冬の定番である北海道を抜き3位に浮上した沖縄県では、大型テーマパークの誕生が新たな渡航目的として貢献したほか、季節限定のホエールウォッチングや周遊パスの利用が人気を集めています。また、5位へと躍進した福岡県は、便利な交通パスを活用した「九州周遊のハブ拠点」として機能しています。福岡を起点として近郊の大分県(昨年16位→今年13位)へ足を伸ばす動きが活発化しており、「別府地獄めぐり」や「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」といった、現地での体験を目的とした予約が増加しました。

2026年春節の注目ポイント

1. 兵庫県が大躍進!都市部を拠点に「雪+温泉」をセットで楽しむ

今年の春節で特に注目を集めたのが、大阪や京都から気軽に行ける兵庫県です。予約数が去年の約2.5倍と大幅に増加しました。この大躍進の背景には、「雪遊び」と「温泉」を一度の旅行で満喫できることにあります。兵庫県のスキー場「六甲山スノーパーク」など、「関西の都市部からすぐに行ける場所で雪景色を楽しんだ後、有名な温泉でゆっくり疲れを癒やす」という、日本ならではの「冬の風物詩」を楽しむ体験が人気を博しています。

スキー場で雪を楽しむ人々

2. 春節時期のずれがもたらす「一足早い桜需要」

2025年の春節が1月29日始まりであったのに対し、2026年は2月17日開始と約3週間後ろ倒しになりました。この「カレンダーのズレ」が、旅行者の動向に新たな需要をもたらしています。それは、定番の冬のアクティビティを満喫しつつ、ひと足早く咲く「河津桜」も同時に楽しむという、一度の旅行で二つの季節を味わう「一石二鳥」のスタイルです。「早春の時期に日本を訪れるなら、やはり日本の桜も見たい」という心理が働き、全国に先駆けて咲く早咲き桜の絶景スポットがインバウンド旅行者の間で注目を集めています。こうした需要の高さは、静岡県のランクアップ(昨年18位→今年15位)という結果にも如実に表れています。

川沿いの桜並木と菜の花

【桜の商品例】

3. 冬の定番「東北」は引き続き人気、SNSで話題の絶景を求める動きも

定番の東北地方も、引き続き絶大な人気を誇っています。とくに山形県と宮城県を一度に巡るバスツアーが好評で、「蔵王の樹氷」や「蔵王キツネ村」、そして「銀山温泉」を訪れるコースの予約が大きく伸びています。雪景色に包まれたレトロな銀山温泉の街並みや、雪の中で暮らす愛らしいキツネの姿はSNSを通して世界中に広まり、「一生に一度は訪れたい日本の絶景」として海外の旅行者から憧れの的になっています。

ゴンドラから見下ろす雪山の絶景と樹氷

予約増加の裏には、飛行機の移動が便利になったことも大きく関係しています。仙台空港や青森空港に台湾、韓国、香港からの直行便が増え、海外から直接アクセスできる環境が旅行者を後押ししました。また、秋田県は自治体と協力して「雪祭り」など冬ならではの伝統行事の魅力を積極的に発信し、予約数を大きく伸ばして成長しています。

【東北地方で人気の商品例】

調査概要

この調査は、2026年の春節連休期間(2月14日~2月23日)を対象に、KKdayの予約データを用いて行われました。対象地域は、春節休暇がある台湾、香港、韓国、中国、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インドネシアです。

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