第一実業、HOBE ENERGY、Amptが共同で太陽光発電収益を最大化する「DCリンク」を出展

テクノロジー

「DCリンク」がFIP制度下の太陽光発電収益を最大化

総合機械商社の第一実業株式会社は、日本の定置型蓄電池メーカーであるHOBE ENERGY株式会社、そして米国のストリングオプティマイザーメーカーであるAmpt LLCと共同で、太陽光発電の収益を最大化する「DCリンク」コンセプトモデルを展示します。

この展示は、2026年9月9日(水)から9月11日(金)まで幕張メッセで開催される「第26回 SMART ENERGY WEEK 秋」内の特別企画「ESS -Energy Storage System – World -エネルギー貯蔵技術ワールド-」で行われます。

SMART ENERGY WEEK 秋 2026

「DCリンク」とは

「DCリンク」は、太陽光発電で得られた電力を直流(DC)のまま直接蓄電する新しい接続方法です。現在、日本市場で一般的に採用されている交流(AC)を介して接続する「ACリンク」と比較して、生涯売電収入が10%以上増加し、初期投資の低減が見込める技術として注目されています。

このコンセプトモデルは、FIP制度(※1)に対応する太陽光発電所向けに開発されました。

DCリンクによるFIP時代の収益最大化

革新的な技術構成

本コンセプトモデルでは、以下の技術が組み合わされています。

  • HOBE ENERGY株式会社の定置型蓄電池システム: BMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載し、DC400V〜1500Vという幅広い直流電圧域に対応することで、柔軟な容量構成を可能にします。

  • Ampt LLCのAmptストリングオプティマイザ: 各PVストリングを最も効率良く発電できる電圧で動作させながら、蓄電池の電圧に合わせて必要な電圧へ変換して出力するDC/DCコンバータです。

これらの構成により、太陽光発電事業者が直面する「無駄のない充放電による売電収益の向上」や「出力抑制対策」といった重要な課題に対し、「DCリンク」のコンセプトに基づいたソリューションが提案されます。

DCリンクによるFIP時代の収益最大化モデルの概念図

包括的なパッケージ提案

第一実業は、機器調達だけでなく、多様なパートナーとの連携を通じて、EPC(※2)、アグリゲーション(※3)、制御盤の構築を含めたパッケージ提案も可能です。FIP制度への移行を検討中の事業者にとって、本技術による収益性の向上と事業の安定化という具体的なメリットを体感できるでしょう。

用語解説

  • ※1 FIP(Feed-in Premium)制度: 電力販売価格に一定のプレミアム(補助額)が上乗せされる制度です。市場価格と連動して売電価格が変動するため、価格が高い時間帯に電気を送れる「蓄電池」を活用した効率的な発電・売電運用が求められています。

  • ※2 EPC: 太陽光発電設備・蓄電システムの設計・調達・建設を一括して行う事業者を指します。

  • ※3 アグリゲーション: 電力市場の状況に応じて蓄電池を最適に運用することを意味します。

展示会概要

展示会の詳細情報は以下の通りです。

  • 展示会名: ESS -Energy Storage System – World -エネルギー貯蔵技術ワールド-(「SMART ENERGY WEEK秋 2026」の構成展「SMART GRID EXPO~ [国際] スマートグリッド展~」の特別企画として開催)

  • 開催期間: 2026年9月9日(水)~11日(金) 10:00 – 17:00

  • 開催場所: 幕張メッセ

  • 小間番号: E11-36(5ホール)

  • 公式サイト: https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/ess.html

出展社情報より、製品カタログなどのダウンロードが可能です。

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