訪日外国人観光客の90.4%が「熱海を訪れたい」と回答! 知られざる熱海の魅力と誘客の可能性

旅行

調査概要と回答者属性

調査は2026年6月12日から6月30日にかけて東急歌舞伎町タワーで行われ、調査員による聞き取り形式で実施されました。回答者の出身国ではアメリカが32.5%と最も多く、年齢層は25〜34歳が42.4%を占め、若年層が中心でした。性別では男性が64.7%、女性が34.7%となっています。

「出身国」に関するアンケート結果を示す棒グラフです。N=323の回答者のうち、アメリカが32.5%で最も多く、次いで「その他」が21.4%、イギリスが9.9%となっています。

N=323の回答者における年齢分布を示す棒グラフです。25-34歳が42.4%と最も多く、次いで18-24歳が27.9%を占めています。

性別に関するアンケート結果を示す棒グラフです。回答者数323名のうち、男性が64.7%(209名)、女性が34.7%(112名)を占めています。

熱海の認知度と高い訪問意向のギャップ

調査結果によると、訪日外国人観光客の83.0%(268名)が熱海を「知らない」と回答し、実際に訪れた経験がある人はわずか6.8%(22名)にとどまりました。東京からアクセスしやすい場所にあるにもかかわらず、熱海はまだ訪日外国人旅行者の旅行先として十分に認識されていない状況がうかがえます。

熱海の認知度に関するアンケート結果を示す棒グラフです。回答者323人のうち、83%が熱海を知らないと回答しており、訪れたことがある人は6.8%に留まります。

しかし、熱海の食、自然、文化などを写真とともに紹介した後には、状況は一変しました。「ぜひ訪れたい」と回答した人が44.3%、「おそらく訪れたい」と回答した人が46.1%となり、合計で90.4%(292名)もの人が熱海への訪問に前向きな意向を示しました。

熱海への訪問意向に関するアンケート結果を示す棒グラフです。回答者323人のうち、約9割が「ぜひ訪れたい」または「おそらく訪れたい」と回答しており、熱海への高い関心が示されています。

この結果は、熱海が「興味を持たれていない観光地」ではなく、「まだ十分に知られていない観光地」である可能性を示唆しています。熱海が持つ多様な魅力をまず知ってもらうことが、訪問の大きなきっかけになると考えられます。

訪日外国人が熱海で体験したいコンテンツ

訪日外国人観光客が熱海のどのような魅力に関心を持ったのかを尋ねたところ、多様なコンテンツに高い関心が寄せられました。

文化体験

熱海で体験したい文化として最も多かったのは「温泉」で78.0%(252名)、次いで「海上花火大会」が70.3%(227名)でした。その他、「熱海こがし祭り」や「伊豆山神社」などにも関心が集まっています。

熱海で体験したい文化に関するアンケート結果を示す棒グラフです。温泉が78.0%で最も人気が高く、次いで熱海海上花火大会(70.3%)、熱海こがし祭り(60.4%)と伊豆山神社(60.4%)が上位を占めています。

食に関しては、「ラーメン」が65.6%(212名)で最も人気があり、「熱海プリン」が63.2%(204名)、「刺身」が58.2%(188名)と続きました。熱海ならではの食にも幅広い関心が示されています。

熱海で食べたい食べ物に関するアンケート結果を示す棒グラフです。ラーメンが65.6%で最も人気があり、熱海プリン、刺身が上位を占めています。

自然・景観

自然・景勝地では、「もみじ祭り」が73.1%(236名)で最も高く、「熱海の全景」が70.6%(228名)、「ACAO FOREST」が62.2%(201名)と続きました。温泉だけでなく、四季折々の自然や美しい景観も熱海の大きな魅力となっていることが分かります。

熱海で訪れたい自然景勝地に関するアンケート結果の棒グラフ。323人の回答者による複数回答で、もみじ祭りが73.1%で最も人気。熱海の全景が70.6%で続き、ジャカランダは30.3%で最下位。

コンテンツを組み合わせた情報発信の重要性

今回の調査から、熱海が多様な魅力を持ちながらも、その認知度が低いという現状が見えてきました。訪日外国人観光客への情報発信においては、単に個別の観光資源を紹介するだけでなく、複数のコンテンツを組み合わせ、「熱海でどのような時間を過ごせるのか」を具体的にイメージできる形で伝えることが重要であると指摘されています。

例えば、「温泉 × 食 × 花火」や「自然 × 街歩き × 温泉」のように、一連の体験としてストーリー性を持たせて発信することで、まだ熱海を知らない旅行者にも具体的な魅力を伝えることができるでしょう。

スマートフォン画面に表示されたInstagramの投稿。浴衣を着た二人が旅館の部屋から熱海の花火大会を眺めている様子を捉えた写真で、日本の夏の夜の風情と花火の美しさが伝わる。

スマートフォン画面に表示されたインスタグラムの投稿で、女性が美しい自然の中でスイーツと抹茶を楽しんでいます。

熱海がすでに持つ多様な魅力を、訪日外国人観光客の視点に合わせて組み合わせ、ビジュアルとともに届けていくことが、今後のインバウンド誘客において重要なポイントとなるでしょう。

関係者からのコメント

youknowmeの担当者は、今回の調査で「知らない」と「知れば行きたい」の間に大きなギャップがあったことを最も特徴的だと述べています。熱海には新たな魅力を創出すること以上に、まずは「何があるのか」を知ってもらうことが重要であり、複数のコンテンツを組み合わせた具体的な体験の発信が訪問のきっかけにつながると考えています。この「知られていない」という結果は、裏を返せば、熱海にまだ大きな伸びしろがあることを示していると言えるでしょう。

一般財団法人熱海観光局は、熱海が日本人には多く訪れられている一方で、訪日外国人観光客の割合はまだ約5%にとどまっている現状を認識しています。今回の調査結果から、インバウンド市場における熱海の大きな可能性を感じており、今後は「東京から最も近い、日本の文化を体験できる海辺の温泉リゾート」として、熱海の多様な魅力を発信し、年間を通じた誘客や需要の平準化につなげていきたいと考えています。

訪日外国人調査サービス「youknowme」とは

白地に黒い文字で「you know me」と書かれ、黒い円で囲まれた、認識や親密さをテーマにしたシンプルなロゴデザインの画像です。

「youknowme(ユノミ)」は、訪日外国人観光客の「リアルな声」を対話形式で引き出すインバウンド調査サービスです。日本語の「湯飲み」と英語の「You know me?」を掛け合わせた言葉遊びから生まれた名称で、調査員が対話を通じて外国人の本音を聞き出し、深い理解と洞察に基づいた情報を提供します。

youknowmeの特徴

  • 東急歌舞伎町タワーを拠点とした「現場起点」の調査

  • 調査設計からレポート作成まで一括対応

  • 英語堪能なインタビュアーによるヒアリング

  • サンプリングやイベントとアンケートの連動も可能

  • イベント企画、運営も可能

詳細はyouknowme公式HPをご覧ください。
https://youknowme-tst.com/

株式会社TSTエンタテイメントについて

白背景に「TST Entertainment」の文字と青い抽象的なグラフィックが配置されたロゴマークです。

株式会社TSTエンタテイメントは、東急株式会社および株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの合弁会社で、東急歌舞伎町タワーにおけるエンターテイメント施設の企画・運営を目的としています。

東急歌舞伎町タワーやシネシティ広場でのイベントスペース・メディア利用に関する案内はこちらです。
https://www.tokyu-kabukicho-tower.jp/event-media/

コメント