調査概要
この調査は、国内旅行の経験がある20〜70代の男女300人を対象に、「国内旅行での失敗」に関するアンケートとして、2026年8月3日から8月14日の期間でインターネットを通じて実施されました。
主な回答者属性は以下の通りです。
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性別:女性75.0%、男性25.0%
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年代:30代が34.7%と最も多く、次いで40代27.7%、20代24.3%
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主に誰と旅行することが多いか:家族(18歳未満の子ども含む)32.0%、夫婦・カップル31.0%
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国内旅行の頻度:年1〜2回が55.0%と最多
4人に3人以上が旅行で「やらかした」経験あり
旅行中や旅行準備で「失敗した」「やらかした」経験があるかという質問に対し、「1〜2回ある」が47.7%、「何度もある」が28.3%という結果になりました。これらを合わせると76.0%となり、実に4人に3人以上が旅行での失敗を経験していることが分かります。「まったくない」と回答した人はわずか2.0%にとどまっており、旅行での失敗は誰にでも起こりうることと言えるでしょう。

国内旅行での失敗ランキング
直近で経験した旅行中の失敗について尋ねたところ、最も多かったのは「忘れ物をした(充電器・薬・着替え等)」で44.0%でした。2位には「予定を詰め込みすぎて疲れた」が31.7%、3位には「お金を使いすぎた・予算オーバー」が24.3%と続きます。
日用品の忘れ物は、旅行準備段階でよくある失敗と言えるでしょう。また、旅程を欲張りすぎた結果、体が疲れてしまうケースも少なくないようです。お金の使いすぎや、現地の店・施設が定休日だったといった下調べ不足に関する失敗も上位にランクインしています。

失敗の主な原因は「事前の確認不足」
失敗の主な原因として最も多く挙げられたのは「事前の確認不足・リサーチ不足」で、52.3%と半数を超えました。次いで「慣れ・油断」が31.3%、「スケジュールに余裕がなかった」が20.0%となっています。
この結果から、旅行先で起きるトラブルの多くは、出発前の準備段階や心構えに起因している可能性が高いことが示唆されます。入念な準備とゆとりのある計画が、失敗を防ぐ鍵となるでしょう。

6割以上が金銭的な損失を経験
失敗による金銭的な損失(キャンセル料、買い直し、追加出費など)について尋ねると、合計で63.0%の人が何らかの損失を経験していました。金額別では「5千円未満」が19.7%、「5千〜1万円未満」が17.7%と少額が中心ですが、1万円以上の損失を経験した人も25.7%に達しています。中には5万円以上の損失を経験した人も3.0%見られました。
特に「慣れ・油断」を失敗の原因に挙げた人では、金銭的な損失を経験した割合が38.1%と、損失がなかった人の19.8%と比較して高い傾向が見られました。慣れからくる油断が、思わぬ出費につながりやすいと言えるでしょう。

同行者や移動手段で変わる失敗の傾向
同行者別の失敗傾向
誰と旅行するかによって、経験する失敗の種類に違いが見られました。
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家族(18歳未満の子ども含む):忘れ物(58.3%)が全体平均を大きく上回る。人数が多く荷物も増えるため、忘れ物のリスクが高まるようです。
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夫婦・カップル:「同行者とケンカ・気まずくなった」が20.4%と最も高く、人間関係のトラブルが起こりやすい傾向が見られます。
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一人旅:「同行者とケンカ・気まずくなった」が0.0%である一方、乗り遅れなど自分ひとりで対処する失敗が目立ちました。

移動手段別の失敗傾向
主な移動手段によっても、注意すべきポイントが異なります。
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自家用車・レンタカー:「渋滞・混雑を甘く見ていた」が21.0%と、自分で運転する旅では渋滞によるストレスが多いようです。
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新幹線・電車、飛行機:「交通機関に乗り遅れた・乗り間違えた」がそれぞれ19.8%、16.7%と、公共交通機関を利用する旅では乗り遅れが主な失敗として挙げられます。
一方で「忘れ物をした」は、どの移動手段でも上位にランクインしており、移動手段に関わらず共通の課題であることが分かります。

失敗を防ぐための対策
失敗を防ぐために実践している対策として最も多かったのは「予定を詰め込みすぎない」で44.3%でした。2位は「持ち物リストを作る」37.0%、3位は「予約内容をスクリーンショット・共有する」36.3%と続きます。
これらの対策は、失敗ランキング上位の「予定を詰め込みすぎて疲れた」や「忘れ物をした」に直接対応するものです。多くの人が過去の失敗経験を活かし、次の旅行で具体的な対策を講じている様子がうかがえます。「特にしていない」と回答した人は9.3%にとどまり、9割以上が何らかの備えをしていることが分かりました。

旅先の「やらかし」体験談
回答者からは、具体的な失敗談も寄せられました。忘れ物、予定の詰め込みすぎ、体調不良、予約ミスなど、ランキング上位の失敗が実体験として語られています。

忘れ物・買い直しの失敗
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「温泉旅行でスマートフォンの充電器を忘れ、現地で高価な充電器を買い直した。それ以来、出発前に持ち物リストを作成し、指差し確認を徹底している」(30代女性・夫婦カップル・新幹線)
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「急遽行ったテーマパークで水着や着替えを忘れ、現地で高価なものを揃えることになった」(30代女性・家族旅行・車)
予定の詰め込みすぎによる失敗
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「京都旅行で予定を詰め込みすぎ、疲れて寝坊し、チェックアウト時に服を忘れて着払いで送ってもらう羽目になった」(30代女性・夫婦カップル・飛行機)
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「テーマパーク後のホテルまでの移動距離を考慮せず、電車移動で子供も大人も疲労困憊になった」(40代女性・家族旅行・車)
予約ミス・乗り遅れの失敗
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「北海道旅行で空港内で遊びすぎて飛行機に乗り遅れ、無駄な出費をして後悔した」(50代男性・家族旅行・飛行機)
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「仕事が長引き、予定していた便に間に合わず、結局翌日の飛行機で移動することになった」(30代女性・夫婦カップル・車)
体調・天候による失敗
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「青春18きっぷでの移動で体力を消耗し、目的地で寝込んでしまい、友人家族に迷惑をかけた」(50代女性・一人旅・新幹線)
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「天気をよく確認せず、予定していた海の場所に行けなくなり、急遽別の場所に変更した」(30代女性・家族旅行・車)
これらの体験談からは、旅行の失敗が「準備不足」と「余裕のなさ」という二つの要素から生じていることが改めて確認できます。
まとめ
今回の調査により、国内旅行での失敗経験者が76.0%に上り、最も多い失敗は「忘れ物をした」で44.0%、次いで「予定を詰め込みすぎて疲れた」が31.7%であることが明らかになりました。失敗の主な原因は「事前の確認不足・リサーチ不足」が52.3%と半数を超え、出発前の準備段階に起因する問題が多いことが浮き彫りになりました。
また、金銭的な損失を経験した人も63.0%に上り、1万円以上の損失を経験した人も25.7%と、失敗は思い出だけでなく経済的な負担にもつながることが示されています。一方で、「予定を詰め込みすぎない」や「持ち物リストを作る」といった対策を9割以上の人が実践しており、失敗の経験が次の旅行への備えとなっている様子がうかがえます。
これらの調査結果は、今後の旅行計画において、事前の準備とゆとりのある計画の重要性を改めて教えてくれるものです。
調査結果データ
全ての集計結果データは以下のURLから閲覧できます。
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