パナソニックHDとSHIN-JIGENが共同開発した自立移動ロボットのシステム性能評価指標が日本ロボット学会「優秀講演賞」を受賞

テクノロジー

ロボットシステム全体の効率評価を可能にする指標を開発

この研究は、自立移動ロボット単体の性能だけでは、システム全体の効率や導入効果を十分に評価できないという課題を解決するために実施されました。具体的には、複数台のロボットがエレベーターや自動ドアといった建屋設備と連携して稼働する際に、タスクに要する時間やエレベーターの待ち時間などを指標化する手法を開発しています。そして、実際に稼働しているロボットシステムを用いて性能比較の実証が行われました。

SHIN-JIGENの代表取締役兼CEOである岡本球夫氏は、共同執筆者として、ロボットの開発・事業化、標準化、そしてフィジカルAIに関する専門的な知見を活かし、本研究の方向付けと推進をサポートしました。現在、提案された性能指標の国際標準化に向けた活動も進められており、自立移動ロボットシステムが安心して導入・活用できる環境づくりへの貢献を目指しています。

自立移動ロボットのシステム性能を評価する指標の開発

SHIN-JIGENは今後も、ロボットの開発・事業化や標準化に関する知見を活かし、技術開発に留まらず、評価・標準化まで含めたロボット・フィジカルAIの社会実装を支える取り組みを推進していくとしています。

日本ロボット学会「優秀講演賞」について

日本ロボット学会「優秀講演賞」は、ロボット分野の発展への貢献を奨励することを目的としています。前年度に開催された日本ロボット学会学術講演会の講演発表の中から、特に優れた講演発表が選ばれ、その講演者に贈られる賞です。

今回、受賞対象となった研究発表は以下の通りです。

  • 講演題目:「自立移動ロボットのシステム性能を評価する指標の開発」

  • 著者:是兼 慎也(パナソニック ホールディングス株式会社)、岡本 球夫(株式会社SHIN-JIGEN)

  • 発表:第43回日本ロボット学会学術講演会

エッジAIとは

エッジAIとは、AIによる情報処理を、クラウド上ではなく、ネットワークのエッジ(端末やデバイス)側で行う技術を指します。リアルタイム性、セキュリティ、通信コストの面で大きなメリットがあり、AIの力を社会活動や実生活により即した形で実装できることから、「インフラの概念を変える技術」として注目されています。

株式会社SHIN-JIGENについて

SHIN-JIGEN ロゴ

SHIN-JIGENは、「ロボティクスとエッジAI」を強みとする「未来実装ファーム」です。未来を構想するだけでなく、それを実現する構造を設計し、社会に実装することを目指しています。ハードテック領域の知見を活かし、事業創出、ブランド構築、経営戦略の立案・実行、M&Aまで、企業のブレークスルーをトータルに支援しています。

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