エンジニア派遣大手のオープンアップITエンジニア、bellSalesAI導入で商談記録1,000件超を自動化

テクノロジー

導入前の課題:商談記録の属人化と事務負担

株式会社オープンアップITエンジニアの営業現場では、Salesforceへの入力自体は行われていたものの、入力内容の精度や粒度に担当者ごとのばらつきがありました。このため、商談で得た顧客の要望を組織として正確に蓄積し、活用することが難しいという課題を抱えていました。また、商談後に内容をまとめ、Salesforceへ紐づける事務作業が営業担当者の大きな負担となっていました。

これらの課題から、商談記録の属人化、商談後の事務作業による負担、そして記録が十分に整わないことによる商談の振り返りや引き継ぎの難しさが顕在化していました。同社は、商談データをSalesforceで「活かせる品質」として蓄積・活用できる仕組みを模索し、bellSalesAIの導入を決定しました。

導入の決め手となった3つのポイント

PoC(試験導入)を経て本契約に至った決め手として、以下の3点が挙げられています。

1. 商談内容を自動で記録・要約するAI

1日に複数の商談をこなす営業担当者にとって、商談後のSalesforce入力は大きな負担でした。bellSalesAIが商談内容を自動で記録・要約することで、手作業でのメモや議事録作成から解放される点が評価されました。

2. 高精度かつ運用負荷の低いSalesforce連携

商談データをSalesforceへ自動連携できる点は、「蓄積したデータを営業活動の改善に活かしたい」というニーズに合致しました。当初は既存の議事録ツールを使った内製でのSalesforce連携も検討されましたが、その方式では商談内容のサマリー連携にとどまり、CRM/SFAの各項目へ正確に反映するには、別途ETL/EAIなどの連携基盤の構築・運用が必要となり、開発負荷や保守コストが課題でした。

bellSalesAIはSalesforce連携を前提に設計されたSaaSであるため、各項目へシームレスかつ高精度にデータを反映できます。これにより、追加開発や複雑な運用を最小限に抑えながら必要なデータを確実に蓄積し、営業データを「活用できる資産」として残せる点が導入の決め手の一つとなりました。

3. 現場に無理なく定着する操作性

商談後の入力が自動化されることで、営業担当者の入力負荷が大幅に低下し、特別な手間なく日々の商談で使い続けられる点が評価されました。導入しても使われずに終わるツールが多い中で、現場が無理なく使い続けられる仕組みになっていることが、定着のしやすさにつながっています。

導入による具体的な効果

1. 商談記録の精度向上と把握漏れの減少

Salesforceに蓄積される商談データの精度が向上し、商談内容の把握漏れが減少しました。これにより、組織として正確な情報を残せるようになっています。成果を上げている営業担当者ほど、蓄積した商談データを振り返って次回の提案準備に活かしており、同社ではこうした活用を全社の好事例として広げる取り組みを進める予定です。

2. 商談後の事務工数削減とリソースの有効活用

商談ごとに議事録を作成し、Salesforceの各項目へ手作業で転記・紐づけしていた事務作業が自動化され、商談後の入力工数が大幅に削減されました。これにより、従来この作業に充てていた時間を、顧客フォローや次回商談の準備といった本来の営業活動へ振り向けられるようになっています。また、データ整備のために専任に近い人員が必要だった運用負荷もなくなり、人的リソースをより付加価値の高い業務に集中させやすくなりました。

3. データの一元化によるフィードバックと数値管理の容易化

商談データが一元化されたことで、上長からのフィードバックや数値管理がしやすくなりました。さらに、各メンバーの記録と実際の商談内容との差が可視化され、営業課題の特定にも役立っています。

活用フロー

bellSalesAIとSalesforce連携による活用フローは以下の通りです。

  1. 商談終了
  2. bellSalesAIが商談内容を自動記録・要約
  3. Salesforceへ自動連携(CRM/SFA項目に沿って構造化)
  4. 活動データの蓄積・営業マネジメントへの活用
  5. 商談の振り返り・育成・戦略立案へ

顧客からの評価

株式会社オープンアップITエンジニアの芳須 清士氏は、「想定よりも早く現場への運用定着が進み、2か月目で利用回数が1,000件を超えました。商談内容の把握漏れがなくなり、自分で細かくメモを取らなくても、その場でSalesforceに正確な記録を残せるようになりました。事務作業の負担が大きく減っただけでなく、商談データが一元化されたことで、メンバーごとの記録と実際の商談内容との差も見えてきています。今後は蓄積したデータを分析し、営業担当者一人ひとりの活動の質を高める取り組みへとつなげていきたいと考えています。」とコメントしています。

今後の展望:データ活用とAIエージェントの導入へ

株式会社オープンアップITエンジニアでは、蓄積された商談データの分析・活用を次のフェーズと位置づけています。属人化していた商談記録は、いまや組織で共有・活用できる「資産」へと姿を変えつつあります。商談内容や訪問頻度、活動のばらつきをデータから把握し、営業担当者一人ひとりの訪問先の選定や育成・教育、さらには営業戦略の立案に役立てていく計画です。

将来的には、こうした商談データを基盤に、AIエージェントの活用も視野に入れています。「まず質の高いデータをSalesforceに蓄積し、そのデータをAIで分析・活用する」という段階的なDX推進において、bellSalesAIはその起点となっています。

ベルフェイス株式会社は今後も、Salesforceに蓄積されるデータの品質向上から、その先のAI活用までを一貫して支援していくと述べています。

bellSalesAIについて

bellSalesAIは、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出・構造化し、Salesforce入力を効率化するサービスです。主な特徴は以下の通りです。

  • Salesforce入力効率化に特化:AIが商談会話から必要項目を自動抽出

  • 圧倒的な使いやすさ:対面はスマホアプリ、Web商談はPCアプリで簡単操作

  • 高精度な要約・抽出:独自AIが情報抽出・構造化を高精度で実施

bellSalesAIに関するお問い合わせは、以下のリンクから可能です。

関連情報

株式会社オープンアップITエンジニア 会社概要

  • 商号:株式会社オープンアップITエンジニア

  • 所在地:東京都千代田区神田練塀町300番地 住友不動産秋葉原駅前ビル6F

  • 代表者:代表取締役社長 吉田 周平

  • 設立:1999年8月6日(事業開始:1985年5月)

  • 資本金:70百万円(2024年7月1日現在)

  • 事業内容:設計・研究開発、ITソリューション、テクニカルサポートに関する技術者派遣・請負・委託事業

  • ホームページ:株式会社オープンアップITエンジニア

ベルフェイス株式会社 会社概要

  • 商号:ベルフェイス株式会社

  • 所在地:東京都港区新橋6-13-10 PMO新橋9F

  • 代表者:代表取締役 中島 一明

  • 設立:2015年4月27日

  • 資本金:9,148百万円(資本準備金含む)

  • 事業内容:Salesforce入力エージェント「bellSalesAI」の開発・販売

  • ホームページ:ベルフェイス株式会社

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