住友ベークライト、中国の半導体封止材生産能力を約30%増強
住友ベークライト株式会社は、中国にあるグループ会社、蘇州住友電木有限公司において、半導体封止材の生産能力を増強することを発表しました。これは、生成AIの急速な普及などに伴う、中国における半導体需要の拡大に対応するためのものです。

中国市場での取り組みと需要拡大の背景
蘇州住友電木有限公司は、1997年より中国市場で半導体封止材の生産を開始しました。その後も、2022年3月には現工場へのライン増設、2025年には新工場の稼働など、成長を続ける中国市場での生産能力を継続的に強化してきました。
現在、中国の半導体市場は、AI・IoT、5G関連デバイス、電動車といった多岐にわたる分野で需要が拡大しています。特に、生成AIの急速な普及は、AIデータセンター向けのGPU、メモリー、パワー半導体などの需要を飛躍的に増加させています。
新たな生産能力増強の詳細
蘇州住友電木有限公司では、今後のさらなる市場拡大を見据え、生産ラインを追加し、中国での生産能力を約30%増強する計画です。この増強されたラインは、2028年12月頃の稼働開始を予定しています。
住友ベークライトグループは、日本、中国、シンガポール、台湾、ベルギーに半導体封止材の生産拠点を展開しており、主要市場に対して安定した供給体制を構築しています。今回の中国における生産能力増強を通じて、AI関連をはじめとする次世代半導体分野における高機能・高品質な製品の供給体制をさらに強固にし、半導体封止材の分野での存在感を一層高めていく方針です。
蘇州住友電木有限公司の概要
-
所在地: 中国江蘇省蘇州
-
敷地面積: 約60,000㎡
-
主要製品: 半導体封止用エポキシ樹脂成形材料
関連情報
本件に関するお問い合わせは、以下のフォームより可能です。
お問い合わせフォーム
また、関連する情報については、以下のリンクもご参照ください。


コメント