リノベーションを決意した背景と決め手
今回のリノベーションは、築年数が50年を超え、部分的な修繕では対応しきれない老朽化が進んでいたことが大きなきっかけとなりました。居住者は、その都度費用がかかる部分的な改修ではなく、家全体がうまく機能するような全面改装を希望していました。また、特殊な土地の制約も考慮し、元気なうちに早めに着手することを決意したといいます。
リノベーションを依頼する会社を選ぶにあたっては、「狭小住宅」に強みを持つ業者をインターネットで探していました。その中で、今回の施工を担当した会社が見つかり、依頼の決め手となったとのことです。

劇的な変化をもたらした設計と施工
リノベーションは、延床面積43.01㎡(13.03坪)の住宅を3ヶ月の工期で全面改装する大掛かりなものでした。工事が始まってからは、古い木と新しい木を巧みに繋ぎ合わせる大工の技術に感銘を受けたといいます。


リノベーション前の様子

建設中の木造住宅の骨組み
特に評価されたのは、設計担当者によるきめ細やかな提案です。造作家具の導入や、コンセントを多数設置する工夫など、日々の暮らしを深く考えた設計が随所に施されました。実際に住んでみると、その使い心地の良さを実感しているとのことです。

明るく開放的なリビングダイニング
例えば、キッチンカウンターに設けられたポットを引き出せる棚は、リビングチェアに座ったままドリップコーヒーを淹れられるため非常に便利だと好評です。また、設計段階で多く設置されたコンセントは、住み始めてからその重要性を実感する「大正解」だったと語られています。

造作家具が特徴的なキッチンカウンター
家事動線の改善とオール電化による快適性
家事動線も大きく改善されました。以前は重たい洗濯物を上の階まで運ぶ必要がありましたが、リノベーション後は1階で全ての洗濯作業が完結するようになり、大幅に楽になったといいます。玄関に設けられた水場も、靴を洗ったり、汚れた雑巾をすすいだりするのに毎日活用されており、その利便性が高く評価されています。

モダンで機能的な洗面スペース

室内で洗濯物が干せるスペース
キッチンはオール電化となり、使い勝手も向上しました。ガスコンロを使用していた頃は、夏場に扇風機をかけると炎が揺れる心配がありましたが、オール電化になったことでその不安がなくなり、ささいなことながらも大きな改善点として挙げられています。

明るく清潔感のあるオール電化キッチン
「冬でも暖かい快適な家」と光熱費削減
リノベーションで特に重視された性能面の一つが断熱性です。一冬を越してみて、冬の朝でも室温が10℃以上あり、以前の家では感じていた布団から出る億劫さが全くなくなったと居住者は語っています。冬の入浴時や入浴後の寒さも感じなくなり、今まで当たり前に使っていた石油ファンヒーターも不要になったとのことです。

明るく清潔感のある寝室
石油ファンヒーターが不要になったことで、灯油の購入や給油の手間、灯油をこぼす心配も一切なくなり、日々の暮らしにおける負担が大きく軽減されました。
さらに、太陽光発電システムを設置したことで、光熱費も大幅に削減されました。ガス代と灯油代が不要になったことに加え、発電して余った電気を売電できるため、差し引きすると1ヶ月の電気代がかなり安くなったと報告されています。

設置された太陽光発電パネル
リノベーションがもたらす「心のゆとり」
リノベーション後、友人を招いた際には「モデルハウスみたいだね」と驚かれたそうです。築50年以上経った家が劇的に変化したことに、友人たちも衝撃を受けたことでしょう。

モダンなデザインの住宅外観
居住者にとって、今回のリノベーションは「心のゆとり」につながるものだったと総括されています。これまでの暮らしの中にあった様々な不満や不安が解消されたことで、もっと他の楽しいことに目が向けられるようになったといいます。リノベーションが、単なる住環境の改善に留まらず、精神的な豊かさをもたらす素晴らしい手段であることを示す事例と言えるでしょう。


コメント