段差をなくし、外と内をフラットにつなぐ玄関土間

玄関から廊下にかけて、段差を極力なくしたフラットな設計が採用されました。これにより、視覚的な奥行きが生まれています。床には、自転車を置いても傷や汚れを気にせず使えるよう、高耐久のタイルが選ばれ、美しさと機能性が両立しています。
会話が自然と生まれる、ゆとりのリビングダイニング

キッチンの正面にダイニングが配置され、料理中も夫婦が向き合って会話を楽しめる対面設計となっています。「足を伸ばしてくつろぎたい」という要望に応え、天井の高さと空間の余白を最大限に活用。ゲストを招いても窮屈さを感じさせない、伸びやかな大空間が実現しました。
視線が抜ける、美しいキッチン

閉塞感を取り除き、リビングへ視線が抜ける開放的なキッチンへと一新されました。これにより、料理中も自然と会話が生まれる空間となっています。収納に関しては、事前に物の量を正確に把握した上で最適な大容量プランが提案され、すべての物が定位置に収まる、常に美しく整った空間が実現しました。
空間にリズムを生む「小上がり」の和室

元々の和室は、現代の暮らしに合わせて「小上がり」スタイルに刷新されました。あえて段差を設けることで、壁で仕切ることなく空間に奥行きと心地よい変化が生まれています。壁一面には、天井まで届くハイドア仕様の収納が設置され、圧倒的な収納力を持ちながらも、壁と一体化するミニマルなデザインで圧迫感を排除。「見せない収納」が、広々とした空間の美しさを支えています。
本を飾り、季節を仕舞うギャラリーのようなWIC

既存の間取りを活かしつつ、動線を広げて使い勝手を向上させたウォークインクローゼットです。衣類は「掛ける収納」に加え、上部に棚を設けて季節物や小物をスマートに収納できるように工夫されました。さらに、壁面には本を飾れる造作棚が設置され、しまうだけでなく「眺める楽しさ」も兼ね備えたゆとりある空間となっています。
清潔感を一新した水回り
洗面脱衣室

毎日使う場所だからこそ、浴室・洗面・トイレは設備を総入れ替えし、清潔さと使い勝手が徹底的にアップデートされました。
浴室

明るく清潔感のあるユニットバスで、日々の疲れを癒やす空間です。
トイレ

特にトイレは、明るいリビングとは対照的に、あえてトーンを落としたシックな配色が採用されています。ヘリンボーンの床や落ち着いた壁色が、心安らぐ静かなひとときを演出します。
このリノベーションは、子供たちが独立し、夫婦ふたりの時間を大切にしたいと考える方々にとって、理想的な住まいづくりのヒントとなるでしょう。築42年のマンションが、余白と奥行きを活かした「大人の住まい」として生まれ変わりました。


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