市村正親と渡辺えり、半世紀の夢が結実!新作ミュージカル『シークレットステージ』が開幕

エンタメ

半世紀の夢が結実した祝祭劇

本作は、舞台芸術学院で出会い、互いの才能を認め合いながらもこれまで共演の機会がなかった市村正親と渡辺えりの熱い思いが結実した、完全書き下ろし作品です。渡辺えりが脚本・演出を手掛け、主要キャスト5名が50役以上を演じ分けるという、演劇愛に満ちた祝祭劇として注目を集めています。

物語の舞台は、初日を目前に控えた劇場。主演不在、トラブルの連続という絶体絶命の状況下で、残された4人の俳優が20役を演じ分けなければ幕が開かないという極限状態が描かれます。19世紀イギリスの重厚な劇中劇と、現代を生きる俳優たちの葛藤が螺旋状に絡み合い、観客を作品の世界へと引き込みます。

共演には、圧倒的な歌唱力と表現力で知られる中川晃教さん、日向坂46卒業後も多方面で活躍する影山優佳さん、次世代の演劇界を担う東島京さんといった実力派キャストが集結しました。

黒い背景の舞台で、白い髪の高齢男性が白いシャツとサスペンダー、グレーのズボンを着用し、何かを表現しているかのように立っている様子。

物語はダークファンタジーからバックステージへ

作品はダークで幻想的なシーンから始まります。無数の青い蝶が飛び交う夜の庭園で、年老いた庭師(市村正親さん)が歌い、そこに白い服の少女が現れるという謎めいたファンタジー、あるいはミステリーを思わせる展開です。しかし、突然「台本が違う」とスタッフが登場し、物語は現代の劇場へと戻ります。

暗い舞台上で、赤いバラがふんだんにあしらわれた華やかなドレスと帽子を身につけた人物が立っています。演劇やミュージカルの一場面のようです。

暗い舞台の上でスポットライトを浴びる若い女性が写っています。茶色のブレザーにチェック柄のスカートと蝶ネクタイの学生服を着用し、真剣な表情をしています。

派手な青とオレンジのフリル衣装をまとった若い男性が、黒いステージ上で笑顔でVサインをしてポーズをとっています。華やかな舞台パフォーマンスの一場面です。

紫色の豪華なドレスとボンネットを身につけた女性が、白い花が咲く鉢植えを持ち、舞台上で笑顔を見せています。

ミュージカルの本番まであと10日という状況で主演の歌舞伎役者が倒れ、急遽、一番弟子の山田正男(市村正親さん)が主役を務めることになります。現ミュージカルスター(中川晃教さん)、高校生の女優(影山優佳さん)、韓流スター(東島京さん)が呼ばれ、マネージャー(渡辺えりさん)まで巻き込み、一人何役もこなしながら幕を開けるために奮闘するバックステージのドタバタ劇が展開されます。

役者たちが瞬時に役柄を切り替え、舞台上で衣裳やかつらを付けて変身していく様子はまさに圧巻。本物の演出・衣裳・ヘアメイクスタッフが舞台上で着替えを手伝い、セットを転換する様子も芝居に取り込まれており、舞台の裏側を垣間見るような臨場感を味わえます。ピアノ、バンドネオン、ヴァイオリンによる生演奏がドラマを一層際立たせます。

舞台衣装を身につけた男性が、大きな額縁の中で両手を広げてポーズをとっている様子。シルクハットと特徴的な口ひげが印象的で、演劇の一場面のように見える。

暗い舞台上で、驚きや戸惑いを感じさせる表情で左を向く男性俳優の姿です。黒い襟のコートを着用し、ドラマチックな演技の一場面を捉えています。

暗い舞台上で、白いボンネットとエプロンを着用した女性が満面の笑みでポーズをとっている。舞台衣装を着たキャラクターの明るい表情が印象的な一枚。

舞台上で、白いシャツを着た若い男性がひざまずき、両手を組んで上を見上げている。切迫した表情は祈りや絶望、希望を表現しており、演劇の一場面のようだ。暗い背景とスポットライトがドラマチックな雰囲気を醸し出す。

舞台上で3人の役者が演技を繰り広げているシーン。中央のひげと帽子をつけた役者が驚いたような表情を見せ、左の警察官風の役者が銃を構え、右の役者が両腕を広げて反応しています。背景には井戸のセットが置かれています。

ドタバタ劇の裏で、いつしか劇中劇のミュージカルへと没入していく観客。イギリスの歴史ある侯爵家に漂う暗い影、音楽家ショパンや詩人ノルビィトの登場により、物語は意外な展開を見せます。後半では、山田正男が劇中劇の庭師を演じながら、師匠の過去を彷徨うようになり、他の役者たちもそれぞれの抱えた過去と向き合うことになります。

舞台上で演技をする2人の男性俳優の様子。左の男性は青いローブをまといランタンを持ち驚いた表情で、右の男性は白いシャツとサスペンダー姿で何かを訴えかけている。

舞台上で、白い髪の男性と紫の華やかなドレスを着た女性が抱き合っている。二人は観客の方を見ており、演劇やミュージカルの一場面のようだ。背景は黒く、シンプルなステージセットが際立つ。

青い照明が印象的な舞台で、中央に立つ白髪の男性俳優がパフォーマンスを行っています。周囲にはフードを被りランタンを持った人々が配置され、神秘的でドラマチックな雰囲気を醸し出しています。

ミュージカルだけでなく、イギリス演劇、歌舞伎、落語、K-POP、アングラ劇など、多様な要素が鮮烈に詰め込まれた本作は、市村正親さんと渡辺えりさんが歩んできた演劇人生そのものとも言えるでしょう。二人のペアダンスや、市村さんと中川晃教さんの対決など、見どころが満載です。演劇一筋に生きてきた二人の情熱が結実し、新しい劇場で“秘密の花”が咲き誇る様子をぜひ劇場で体感してください。

人物相関図

劇中劇『シークレットフラワー』の人物相関図。1848年イギリスの物語登場人物と、現代の演出家やスタッフ間の複雑な人間関係が描かれ、作品の多層的な構造と登場人物の関係性を視覚的に解説している。

キャストからのコメント

初日開幕前に寄せられたキャストからのコメントを紹介します。

市村正親さん(山田正男役)

白髪の男性が白いフリルシャツに緑のスカーフとサスペンダーを着用し、腕を組んでにこやかに微笑んでいるポートレート。舞台衣装のような服装で、楽しそうな雰囲気が伝わる一枚です。

「今まで見たことのないような新作を作り上げてきたので、どのように皆さんに見てもらえるのかドキドキしています。えりさんに、難しくて僕が弱っちゃうぐらいの作品を書いてほしいとお願いしたものだから大変でした。言わなきゃよかったと思ったけど、言っちゃったから(笑)。えりさんとは青春時代を池袋の舞台芸術学院で過ごしたという共通点があり、僕はあの頃に戻ったような気持ちで稽古をしました。精神的に飢えていた時期でもあり、台本を読むとえりさんとは感動の仕方が似ているなぁと。この作品にはそういったエピソードがたくさん盛り込まれています。新しい劇場でお待ちしています!」

中川晃教さん(森山英一郎役)

白髪の男性が、白いシャツに緑色のスカーフとサスペンダーを着用し、穏やかな笑顔をカメラに向けています。舞台衣装のような服装で、親しみやすい表情が印象的です。

「市村さんとえりさんが夢を実現されるという感動の舞台が実現するということ。僕もその一員として関わることができて本当に嬉しかったです。これは役作りの上で一番大事だなと実感しています。音楽がとても素敵で、えりさんの作品の世界を音楽がきちんと表現していますね。えりさんはこれまで多くの音楽劇をやられてきましたが、この“アングラミュージカル”はえりさんにとって新しい幕開けになると思います。」

影山優佳さん(百合子役)

白いブラウスと大きな白いリボンを身につけた若い女性のポートレートです。彼女は笑顔で、少し左を向いています。

「尊敬する皆様と同じ舞台に立たせていただけることを光栄に思う稽古期間でした。新しい刺激をたくさんいただき、楽しかったです。稽古を重ねるほどに、えりさんが人生で感じてきた繊細な感情を台詞として言うこと、舞台の上に存在させることの難しさと凄さを感じました。この作品は複数の世界線が折り重なって展開します。たくさん笑って心を震わせ、いい夢を見ていただけるお芝居を、お届けできたらと思っています。」

東島 京さん(パク・スビン役)

舞台衣装を身につけた若い男性のポートレートです。白いフリルシャツにグレーのベスト、黒いジャケットを着用し、穏やかな表情で少し上を見つめています。

「稽古はとても貴重な時間でした。何よりえりさんの演劇に対する熱と愛!とことん追求し、ギリギリまで練って作られた本作、ミュージカルの新しいジャンルを開拓されたように感じています。役の人物はどのよに生まれるのか?不思議な体験をしていただけることでしょう。稽古でえりさんが『こんな人みたいにやってみて』と例を挙げても、僕は全然わからなくて。えりさんから映像のリンクを大量に送っていただき勉強しました。」

渡辺えりさん(岩崎直子役)

ワインレッドのジャケットを着用した笑顔の中年女性が写っています。首には「岩崎」と書かれたネームタグとイベントのストラップを下げており、会議や講演会のような場所で親しみやすい表情を見せています。

「舞台芸術学院の先輩である市村さんとの出会いから約50年。念願の初共演です。二人が上京し、苦労した話や体験したこと、本当の話をこの作品に入れました。市村さんには102歳の庭師や若い頃の回想、女性など多くの、しかも今までやったことがない役に挑戦していただきます。台本は全て当て書きです。稽古場でのキャストたちの一挙一投足を見て、書いたところもあります。また現実で水谷八重子さんや美輪明宏さんが亡くなられた。そんな現実も影響し、私は書きながら、現実と虚構が一緒になるような瞬間が稽古場で何度も味わいました。演劇を愛し続けた先達たちへの想いを込めて、誠意を持って上演していきたいです。」

東京公演の詳細

東京公演は、東京建物 ぴあ シアターで2026年9月9日(水)から24日(木)まで上演されます。

  • 期間: 2026年9月9日(水)~24日(木)

  • 会場: 東京建物 ぴあ シアター

  • 上演時間: 1幕:50分/休憩:15分/2幕:85分(計2時間30分)予定

  • チケット料金:

    • 全席指定:12,500円

    • U-25:6,500円(25歳以下当日引換券)

    • Yシート:2,000円(20歳以下当日引換券)*ホリプロステージのみ取扱い

  • チケット取り扱い:

公演中イベント

  • ホリプロステージ会員貸切公演: 9月13日(日)13:00

    • Wキャストピアノ:佐山こうた

    • 特典:アフタートーク登壇者(市村正親、渡辺えり)、来場者全員プレゼント(ステッカー)

  • アフタートーク: 9月22日(火祝)17:30

    • 登壇者:中川晃教、影山優佳、東島京

チケット販売の詳細については、ホリプロステージのニュースページをご確認ください。
https://horipro-stage.jp/news/secretstage2026_ticket/

当日券情報や星取り・キャストスケジュール、座席表なども公開されています。

東京建物ぴあシアターで開催されるミュージカル『シークレットステージ』の座席表です。1階席と2階席の配置が示されており、ホリプロステージゴールド会員向けの抽選対象座席も明示されています。

全国公演情報

東京公演後、全国5都市での公演が予定されています。

  • 大阪公演:

    • 期間:10月2日(金)~5日(月)

    • 会場:新歌舞伎座

  • 香川公演:

    • 期間:10月9日(金)~10日(土)

    • 会場:シアターマド(丸亀市民会館)

  • 静岡公演:

    • 期間:10月17日(土)~18日(日)

    • 会場:三島市民文化会館

  • 宮城公演:

    • 期間:10月24日(土)~25日(日)

    • 会場:仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール

  • 新潟公演:

    • 期間:10月30日(金)~31日(土)

    • 会場:長岡市立劇場

公式情報

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