大阪府とeiiconが連携し「健康寿命延伸」官民共創プログラムを始動!大阪・関西万博のレガシーを地域へ

ビジネス

大阪府の健康課題と万博のレガシー活用

大阪府では、「第4次大阪府健康増進計画」に基づき、府民の健康寿命の延伸と健康格差の縮小を基本目標に掲げています。しかし、大阪府民の健康寿命は全国平均を下回る状況にあり、市区町村間での健康格差も依然として大きいという課題があります。

一方、2025年に開催される大阪・関西万博は、ヘルスケア分野における先端技術やサービスの社会実装への期待を高めています。このプログラムは、万博出展企業などが持つヘルスケア技術やノウハウを活用し、市区町村ごとの健康課題解決と健康寿命延伸に向けた官民共創を推進することを目的としています。

eiiconが大阪府の業務を初受託

日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を運営する株式会社eiiconは、大阪府が実施する「市町村健康寿命延伸にかかる共創創出支援業務」を初めて受託しました。この業務を通じて、大阪府内の市区町村、企業・スタートアップ、大学・研究機関、支援機関など多様なプレイヤーが連携するエコシステムの形成を目指します。

プログラムの概要と「i2.JP」との連携

本プログラムは、大阪府内の市区町村が抱える健康課題に対し、企業やスタートアップが持つ先端技術・サービスとの共創を推進します。課題の整理からパートナー企業とのマッチング、実証事業、さらには自治体での事業化・社会実装までを一貫して支援するものです。

特筆すべきは、本プログラムがアストラゼネカ株式会社が運営するヘルスケア・オープンイノベーション・エコシステム「i2.JP(アイツー・ドット・ジェイピー)」と連携して運営される点です。「i2.JP」は、約580のパートナーが参画する国内最大級のヘルスケア分野のエコシステムです。そのネットワークと知見を活用することで、大阪府内市区町村と企業・スタートアップ等との共創がさらに促進され、健康課題の解決および健康寿命の延伸に向けた取り組みが推進されます。

eiiconによる支援内容

eiiconは、「AUBA」や長年にわたるオープンイノベーション支援で培った知見やネットワークを活かし、以下の支援を実施します。

1. 市区町村の健康課題分析・テーマ設計

大阪府が保有する健康関連データや地域特性をもとに、市区町村ごとの課題を整理します。ヒアリングを通じて、共創による解決可能性の高いテーマを抽出します。

2. 企業・スタートアップとのマッチング

ヘルスケア分野を中心に、全国の企業・スタートアップとのマッチングを行います。大阪・関西万博を契機に生まれた先端技術やサービスの活用も視野に入れ、市区町村の課題に最適な組み合わせを創出します。

3. ネットワーキングイベントの開催

市区町村担当者と企業・スタートアップが直接対話できるネットワーキングイベントを開催し、健康課題や技術シーズの共有を通じて、新たな共創機会の創出を目指します。

4. 実証・社会実装支援

マッチング後は、実証事業の設計、効果検証、事業化に向けた伴走支援を実施します。単なる実証に留まらず、自治体における継続的な事業化・公共実装まで見据えた支援が行われます。

プログラムのスケジュール(予定)

  • 2026年7月14日: 本プログラム始動

  • 2026年7月14日: 府内市区町村向け課題設計セミナー・ワークショップの開催

  • 2026年8月下旬~9月下旬: 募集テーマの公開・パートナー企業の募集

  • 2026年9月上旬: ネットワーキングイベントの開催

  • 2026年10月下旬: マッチング先の決定

  • 2026年11月~: 共創プラン・実証計画の策定~実証事業の実施

株式会社eiiconについて

株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営をはじめ、オープンイノベーションに特化したコンサルティングサービスを提供し、企業の事業創出を支援しています。

eiiconは、革新的なサービスが評価され、以下の賞を受賞しています。

本プログラムは、大阪府の健康課題解決と健康寿命延伸に向けた重要な一歩となるでしょう。多様なプレイヤーの連携により、先進的な官民共創モデルの創出が期待されます。

コメント