MCP対応AIプラットフォーム「mitoco Buddy」が大幅バージョンアップ、kintone連携を強化

ビジネス

kintone MCPサーバーへの対応

今回のバージョンアップの大きな目玉の一つは、サイボウズ株式会社が提供するクラウドサービス「kintone(キントーン)」のMCPサーバーへの対応です。これにより、「mitoco Buddy」のエージェントを通じて、kintoneのアプリやスペースと連携し、データの取得や操作が可能になります。

具体的には、レコードの検索、追加、更新、削除、コメントの読み書き、添付ファイルのアップロードやダウンロード、ワークフロー(プロセス管理)の進捗変更といった操作が「mitoco Buddy」の画面から行えます。また、管理者向けの機能として、エージェントを介してkintoneアプリのフォームやレイアウトなどの設定変更・反映(デプロイ)もできるようになりました。

Kintoneの顧客リストアプリ画面

チャット画面でのMCPツール利用

チャット画面から直接MCPツールを利用できる機能が追加されました。これまではプリセットやエージェントの作成が必要でしたが、チャット画面にあるMCPアイコンから使いたいツールを複数選ぶだけで、会話の内容に応じてエージェントが選択したMCPツールを自動で呼び出し連携します。これにより、手間をかけずにMCPツールを組み合わせて活用できるようになりました。

AIアシスタントがSalesforceとKintoneから顧客データを取得・表示する様子

エージェントでのWebアプリ構築・ウィジェット生成・TTS機能サポート

これまではプリセットで提供されていた「Webアプリ」や「ウィジェット(画面パーツ)」、「AI音声応答(TTS)」の機能が、エージェントでも利用可能になりました。エージェントとのチャットを通じて、テキストやコードアーティファクトの出力に加え、ブラウザで動作するWebアプリやウィジェットを自動で作成・構築できます。また、エージェントの回答を音声で読み上げるAI音声応答(TTS)機能も新たにサポートされます。

プログラミングの専門知識がなくても、チャットで指示するだけで、Salesforceなどのデータをグラフ化した専用のWebアプリや画面パーツが瞬時に完成します。これにより、リアルタイムなデータを視覚的に素早く把握し、業務に合わせたデータ活用のスピードを向上させることが可能です。

mitocoのマイエージェント設定画面

案件の順位、名称、売上額、ステータスを含むデータテーブル

Salesforceの取引データを可視化したダッシュボード

管理者が設定したMCPのエージェント利用機能

管理者ユーザーが作成したMCPをエージェントで利用できるようになりました。この機能により、管理者ユーザーが一度設定を済ませれば、一般ユーザーが個別に再設定する手間が省け、設定の効率化が図れます。また、外部サービスとの連携に必要な機密情報(OAuth2認証のClient IDやClient Secret、APIキーなど)は管理者ユーザーのみが設定・管理するため、一般ユーザーにこれらの情報を開示することなく、安全に連携機能だけを利用させることができます。

ツール管理画面

マイドライブ機能の向上

個人専用のファイルストレージである「マイドライブ」には、以下の機能向上が行われました。

  • ファイルビューア: マイドライブに保存されたファイルをダウンロードすることなく、「mitoco Buddy」上のビューアで内容を確認できるようになりました。

  • チャット結果ファイルのダウンロード: チャットで生成された文書やファイルをMy Driveファイルリンクから開いてダウンロードできます。リンクから開く際にはユーザー認証が行われるため、安全にダウンロードが可能です。

マイドライブのインターフェースでリリースノートPDFがプレビュー表示されている画面

最新AIモデルへの対応

より高度な思考と自然な対話を実現するため、最新のAIモデル「Claude Opus 4.8」に対応しました。用途に応じてモデルを切り替えて利用できます。

これらの機能強化の詳細は、以下のリリースノートで確認できます。

mitoco Buddyについて

「mitoco Buddy」は、企業のデータ活用と業務自動化を支援するMCP対応のAIプラットフォームです。SalesforceやSlackなど、約50種類ものサービスと連携可能であり、ユーザー独自のエージェントを柔軟に作成できます。既存のマルチクラウド環境を活かし、業務の自動化を実現することで、企業の生産性向上に貢献します。

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