資金調達の背景と目的
Faciloは「住みかえを軽やかに、人生を鮮やかに。」をビジョンに掲げ、不動産DXを推進するスタートアップです。2023年2月にサービスを開始した不動産コミュニケーションクラウド「Facilo」は、2026年9月時点で全国2,300店舗の仲介会社に導入され、13,000名を超える営業担当者が利用しています。導入後の主要指標においても、グローバルベンチマークで「Best-in-class(トップクラス)」とされる基準を大きく上回るパフォーマンスを実現しています。

Faciloはこれまでの基盤を活かし、不動産仲介における顧客体験をさらに向上させるため、「共創コミュニケーションクラウド」から「AI共創エコシステム」へと進化を進めています。営業担当者と顧客の連携にAIによる業務支援を加えることで、共創の可能性を広げ、支援領域を従来のコミュニケーションから業務全般へと拡大する狙いです。
今回の資金調達、コラビットのグループ会社化、そしてAI駆動プロダクトシリーズ「AI駆動CRM」「AI駆動コンバーター」「簡易調査AIエージェント」の新規リリースは、この実現に向けた重要な一歩となります。不動産仲介の各業務にシームレスに伴走する一連のAIプロダクトを通じて、異なるツール間で分断されていた業務とデータを有機的につなぎ、営業担当者、顧客、AIが共に新たな顧客体験を創造する次世代の業務支援エコシステムを構築することを目指しています。

資金使途
調達した資金は、主に以下の3つの領域に充当されます。
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開発プロセスとプロダクトのAI駆動化
Faciloは、開発プロセスとプロダクトの両面でAI駆動化を推進します。新規リリースされる「AI駆動CRM」「AI駆動コンバーター」「簡易調査AIエージェント」は、不動産仲介業務における情報分断や入力負荷、システム連携の課題解消に貢献します。AIへの投資を通じて、不動産仲介の営業担当者が「人ならではの価値」に集中できる環境を整備し、より良い顧客体験の実現を目指します。
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不動産仲介のAI共創エコシステム構築を支える人材・組織への投資
複数のAIプロダクトの同時開発を加速させるため、エンジニア、PdM(プロダクトマネージャー)、事業開発、セールス、カスタマーサクセスなど、各領域での採用を強化し、組織基盤を強化します。不動産仲介の営業担当者とAIの共創によって次世代の顧客体験を生み出す「AI共創エコシステム」の構築に向け、高い専門性とAI活用力を持つ人材を迎え、挑戦を続けるチームを育成していく方針です。 -
M&Aによるプロダクトラインナップの拡充
自社開発に時間を要する領域では、M&Aを活用してプロダクトラインナップを迅速に拡充します。その第一弾として、不動産AI査定サービス「HowMa」や査定書作成ツール「AI査定プロ」を提供するコラビットをグループ会社化しました。両社のプロダクト連携により、売り仲介業務を共通のプラットフォーム上で完結させ、複数プロダクト間の画面切り替えやデータ連携不足によって生じる「SaaS疲れ」の解消を目指します。今後も、既存プロダクトとのシナジーが見込める領域でM&Aを積極的に検討していくとのことです。
コラビット代表取締役CEO 浅海氏のコメント
コラビット代表取締役CEOの浅海 剛氏は、Faciloとコラビットのプロダクトが互いの強みを補完し合う理想的な関係にあるとコメントしています。今回のM&Aを機に、両社の強みを融合することで、さらに高い次元のサービスを提供できると確信しているとのことです。

今後の展望
Facilo代表取締役CEOの市川 紘氏は、新築から中古へのシフトが急速に進む中で、不動産流通の活性化が社会的なテーマであると述べています。Faciloは、営業担当者、AI、顧客がより良い体験を共に創造し、分断された業務を有機的につなぐ「AI共創エコシステム」を構築していく方針です。この資金調達と体制強化は、導入企業、投資家、そして新たに加わったコラビット社への感謝の気持ちとともに発表されました。

Faciloは、特設サイト「不動産の未来を、みんなでひらく」を公開しており、導入企業100社の声や、VC、コラビット社との対談など、Faciloのこれまでの歩みと未来を伝える特別コンテンツが公開されています。詳細は以下のURLからご覧いただけます。

近日開催のイベント
Faciloは、コラビットとのグループインを記念し、以下のウェビナーを開催します。
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イベント名: AI査定から売却活動まで一気通貫で変わる仲介DX
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日時: 2026年10月1日(木) 14:00~15:00
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形式: オンライン(参加費無料)
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URL: ウェビナー参加登録

投資家からのコメント
今回の資金調達に際し、各投資家から期待の声が寄せられています。
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グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー 湯浅 エムレ 秀和 氏
FaciloのAI駆動開発によるプロダクト進化と組織力に大きな可能性を感じ、引き続きリード投資を実施。AIカンパニーとして業界の新たなスタンダードを築くことを期待しています。

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Coral Capital 創業パートナー・CEO James Riney 氏
日本の不動産売買仲介のデジタル化の遅れを指摘し、FaciloがAIで組織を進化させながら、不動産流通の共通基盤となる未来に期待を寄せています。

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Angel Bridge パートナー 林 正栄 氏
Faciloが不動産売買仲介領域で磨き上げたプロダクトと、AIを駆使したマルチプロダクト化の目覚ましい成長を高く評価し、不動産の流動性向上と住み替えの身近な実現を支援していくと表明しています。

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Spiral Innovation Partners ジェネラルパートナー 鎌田 和博 氏
Faciloが仲介現場の「成約」に特化した独自のカテゴリーを切り拓き、業界大手の過半数への導入を実現した点を評価。AIカンパニーとして日本の不動産取引そのものがアップデートされることを確信し、「業界OS」への飛躍を後押しします。 -
DBJキャピタル 代表取締役社長 倉林 進 氏
不動産仲介現場に残る非効率性を解消するFaciloのプロダクト開発力と豊富な導入実績、経営チームの実行力を高く評価。AI駆動化によって業界の生産性向上と顧客体験の進化を牽引するAIカンパニーへの飛躍を期待しています。

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電通ベンチャーズ マネージングパートナー 笹本 康太郎 氏
Faciloが不動産仲介担当者や物件購入者一人ひとりの声に向き合い、高い構想力と実行力にAIを掛け合わせてプロダクトを進化させてきた点を評価。電通グループのリソースを活かし、未来の実現を支援します。

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i-nest capital ジェネラルパートナー 塚本 繁男 氏
不動産仲介の「接客体験」をデジタルとAIで再定義するFaciloのビジョンに共感。現場に深く浸透し、使われ続けるプロダクトの強さを評価し、AIによるプロダクト拡張とロールアップを通じたバリューチェーン全体への支援拡大に期待を寄せています。

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三菱UFJキャピタル 執行役員 投資第二部長 田口 順一 氏
Faciloが不動産売買仲介におけるコミュニケーションをデジタル化し、業務効率と顧客体験を高めている点を評価。将来は業界OSとして、不動産業界の生産性向上と変革を牽引することを期待し、MUFGグループとして支援を表明しています。

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フォースタートアップスキャピタル ジェネラルパートナー 清水 和彦 氏
Faciloのチームによる深い現場理解と先進的なAI技術を融合したプロダクトが目覚ましい導入実績を重ねていることを評価。AIカンパニーとして「人とテクノロジーが調和する豊かな不動産体験」を実現すると確信し、資金面でも支援する「ハイブリッドキャピタル」として出資しました。


導入企業からのコメント
Faciloのサービスを導入している各企業からも、期待と評価の声が寄せられています。

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三井不動産リアルティ株式会社 執行役員 梅光 伸行 氏
インターネット普及による情報格差解消後、お客様が安心して納得して意思決定できるよう支える存在への進化を重視。Faciloには、営業現場とお客様をつなぐ新たなインフラとして、業界全体の生産性と透明性の向上を牽引することを期待しています。

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野村不動産ソリューションズ株式会社 取締役 専務執行役員 大野 伸二 氏
不動産取引における安心感と納得感のある顧客体験の提供が重要であると認識。Faciloがテクノロジーを活用して顧客体験の向上と新たな価値創出に挑戦し続けることが、不動産業界全体の発展につながると期待しています。

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三菱地所ハウスネット株式会社 代表取締役社長執行役員 平川 清士 氏
お客様一人ひとりに寄り添い、不動産取引における安心と信頼の提供を目指す同社にとって、Faciloはお客様が必要な情報へ分かりやすくアクセスできる環境を提供し、顧客体験を大きく向上させていると評価。業務効率化も追求する姿勢に共感しています。

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三菱UFJ不動産販売株式会社 代表取締役社長 西村 真也 氏
「人とデジタルの強み」を融合させ、より質の高い提案を実現するためにFaciloを活用。担当者の経験差を補い、顧客にとって分かりやすい情報提供が可能となり、顧客満足度の向上につながると考えています。

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株式会社大京穴吹不動産 取締役 荒井 正敏 氏
Faciloは、同社の営業活動において、お客様、物件、営業担当者をつなぐ基盤サービスとして不可欠な存在。不動産取引の進化と新たな顧客体験の創出を支えるサービスとして、今後の継続的な進化に期待を寄せています。

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東洋不動産株式会社 代表取締役社長 宮田 敦 氏
人の専門性とテクノロジーの融合が不動産業界の未来を切り拓くと考え、Faciloはその実現を支える重要なプラットフォームであると評価。営業活動と顧客体験の双方を進化させる存在として、業界変革を牽引するさらなる飛躍に期待しています。

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リストインターナショナルリアルティ株式会社 常務取締役 西宮 正人 氏
不動産取引における情報の偏りを指摘。Facilo導入後、お客様にも同じ情報を同じスピードで伝えられるようになり、商談の質が変化したと実感。今回の資金調達を機に、共に透明性が当たり前の不動産業界づくりに取り組んでいけることを楽しみにしています。

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東京建物不動産販売株式会社 代表取締役 社長執行役員 菅谷 健二 氏
お客様が安心して意思決定できるよう、透明性の高い分かりやすい情報提供が重要であると強調。Faciloは、お客様とのコミュニケーションを円滑にし、営業担当者の提案力向上を支える有効なサービスであると評価。テクノロジーと人の力を融合させながら、顧客体験価値を高め、不動産業界全体の変革をリードしていくことに期待しています。

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株式会社長谷工リアルエステート 代表取締役社長 岩﨑 雄一郎 氏
Faciloのサービスは、不動産取引におけるお客様とのコミュニケーションを円滑にし、高い顧客体感価値を実現するプラットフォームであり、営業社員の業務効率化や生産性向上にも大きく貢献していると評価。今後の連携深化と継続的な機能開発、成長に期待を寄せています。

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小田急不動産株式会社 常務取締役 佐藤 敏晴 氏
テクノロジー進化の中で、不動産の仕事における「人」の価値がより問われると考えています。Faciloには、テクノロジーで人の力をさらに引き出し、誰もが安心して選択できる不動産マーケットを共に創っていくことを期待しています。

FaciloのシリーズB資金調達特設サイトでは、導入企業100社の声が掲載されており、不動産業界の未来に向けたFaciloの取り組みと、各社の期待が詳細に紹介されています。



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