CBヘルスケア、bellSalesAI導入で営業DXを加速 商談入力時間を1/3に短縮、記録情報量は2倍に増加

ビジネス

導入背景:営業現場の課題と共通基盤の必要性

株式会社CBヘルスケアは、2026年4月のグループ会社統合を機に、Salesforceを共通の営業基盤として本格的に活用する方針を掲げました。

しかし、営業現場では以下のような課題が顕在化していました。

  • 入力負荷の高さ: 商談後の記録作成やSalesforceへの入力が担当者の大きな負担となり、顧客対応の時間を圧迫していました。

  • 記録のばらつき: 入力のタイミングや情報量が担当者ごとに異なり、案件の進捗管理や部門間の引き継ぎを共通データで行うことが困難でした。

  • 機密性の高い情報を扱う業務特性: 医療・介護・福祉事業者の経営や事業承継に関わるため、会話の背景や顧客の意向を正確に記録し、組織として継続的にフォローできる状態が不可欠でした。

これらの課題は、現場の事務負担にとどまらず、統合後の営業戦略を実行する上での経営課題と位置づけられていました。営業生産性を高め、顧客接点データを次の提案やマネジメントに活かすためには、「無理なく、正確にデータが残る仕組み」が求められていました。

bellSalesAI導入による具体的な効果

導入にあたり、扱う情報の機密性の高さを考慮し、録音データ・文字起こし・Salesforce連携における情報管理の確認を慎重に行った上で、トライアル導入から段階的に進められました。トライアルでは、以下の2つの顕著な効果が確認されました。

  • 入力工数の大幅削減: 1商談あたりの入力時間が25.4分から8.5分へと約3分の1に短縮されました。これにより、手入力の時間が削減され、営業活動時間の創出につながることが確認されました。

  • 記録の情報量が約2倍に増加: 1商談あたりの履歴文字数が756文字から1,588文字へと約2倍に増加しました。担当者の記憶やメモに依存せず、会話に基づいた客観的で情報量の豊富な商談記録がSalesforceに蓄積されるようになりました。

工数を削減しながら記録の質を高められる点が、本格導入の決め手となりました。

本格導入とその後の運用

トライアルの結果を受け、CBヘルスケアは2026年7月よりbellSalesAIを活用した商談履歴を残す運用へ移行しました。Salesforceの必須項目を見直し、bellSalesAIの活用が最も効率的となるよう運用フローが設計されています。担当者の意欲に頼るのではなく、日常の営業フローの中で自然にデータが蓄積される仕組みを構築している点が特徴です。

また、定着に向けたKPIとして「利用率80%」「商談稼働率80%」「1履歴あたり文字数1,000文字超」を設定し、データ蓄積の量と質の両面から運用状況を検証していく方針です。

現場とマネジメントに与える影響

現場の営業担当者からは、「会話の内容を一から書き起こす必要がなくなり、業務負担が減った」「メモを取ることに意識を向けすぎず、お客様の話を聞けるようになった」という声が上がっています。お客様の意向を深く汲み取ることが求められる商談において、営業担当者が対話そのものに集中できる環境が整いつつあります。

マネジメント面でも、AIによる要約でポイントを絞って商談を理解できるうえ、書き起こしを確認すれば実際の会話に基づいた内容を把握できるため、管理職による具体的な指導や助言が可能になっています。

株式会社CBヘルスケア 営業推進本部 本部長の藤本 進氏は、「お客様の人生や地域医療の未来に関わるテーマを扱う当社にとって、商談で交わされた言葉の背景やお客様の想いを、組織の記録として正確に残すことに大きな意味があると考えています。グループ統合という節目に、部門の垣根を越えて同じデータ基盤の上で仕事をする文化をつくれたことは、単なる効率化以上の価値がありました。今後はこのデータを土台に、AIも活用しながら、お客様一人ひとりにより深く寄り添える組織を目指していきます。」とコメントしています。

今後の展望:Agentforce活用を見据えたDX推進

CBヘルスケアでは、まずbellSalesAIの運用を定着させ、Salesforceに蓄積されるデータの量と質を安定させた上で、SalesforceのAIエージェント機能「Agentforce」などの段階的な活用を検討しています。想定されるユースケースとしては、会話内容からのフォロータスク生成、顧客の課題・意向に応じた次回アクションの提案、商談の数値化、過去の成功商談との比較などが挙げられます。

将来的にはM&Aの案件情報と組み合わせ、成果につながる行動や顧客の兆候を早期に予測する運用の実現を目指しています。「まず商談データをSalesforceに蓄積する→そのデータをAgentforceでAI活用する」という段階的なDX推進モデルが採用されており、bellSalesAIがその起点となっています。

bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)について

bellSalesAIは、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出・構造化し、Salesforce入力を効率化するサービスです。主な特徴は以下の通りです。

  1. Salesforce入力効率化に特化: AIが商談会話から必要項目を自動抽出します。
  2. 圧倒的な使いやすさ: 対面商談はスマホアプリ、Web商談はPCアプリで簡単に操作できます。
  3. 高精度な要約・抽出: 独自AIが情報抽出・構造化を高精度で実施します。

bellSalesAIに関するお問い合わせはこちら: https://bsai.bellface.co.jp/

株式会社CBヘルスケア 会社概要

商号: 株式会社CBヘルスケア
所在地: 東京都港区浜松町1丁目18番16号 住友浜松町ビル5階
代表者: 代表取締役 鈴木 尚之
設立: 1999年7月
資本金: 3億1,000万円
事業内容: 医療・薬局・介護・障害福祉分野のM&A仲介、承継開業支援、経営支援、地域包括ケアシステム構築支援、ニュース配信・セミナー等
ホームページ: https://cbh.co.jp/

ベルフェイス株式会社 会社概要

商号: ベルフェイス株式会社
所在地: 東京都港区新橋6-13-10 PMO新橋9F
代表者: 代表取締役 中島 一明
設立: 2015年4月27日
資本金: 9,148百万円(資本準備金含む)
事業内容: Salesforce入力エージェント「bellSalesAI」の開発・販売
ホームページ: https://bellface.co.jp/

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