「支那そばや」佐野史華氏がラーメン業界初のシャンパーニュ騎士に叙任

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「支那そばや」佐野史華氏、ラーメン業界初のシャンパーニュ騎士に叙任

神奈川県横浜市戸塚区に店舗を構える人気ラーメン店「支那そばや」の佐野史華氏が、2026年6月19日(フランス現地時間)に、由緒ある「シャンパーニュ騎士団(Ordre des Coteaux de Champagne)」より、名誉ある「シュヴァリエ(Chevalier)」の称号を叙任されました。これは日本のラーメン業界において初の快挙となります。

ドゥ・ヴノージュのCEOであり、シャンパーニュ騎士団本部の理事も務めるジル・ドゥ・ラ・バスティエール氏らの推薦により、今回の称号授与が実現しました。

豪華なホールで行われる格式高い式典の様子

故・佐野実氏の遺志を継ぎ、新たなラーメン文化を創造

佐野史華氏は、故・佐野実氏の娘として「支那そばや」の味と理念を受け継ぎながら、革新的なメニュー開発にも取り組んできました。2015年には「桃の冷やしらぁ麺」を、2016年には「花山椒塩らぁ麺」を考案するなど、伝統を守りつつも新たな挑戦を続けています。

着物姿の女性が、シャンパーニュ地方のワイン騎士団の認定証を持ち、笑顔で立つ一枚

特に高く評価されたのは、2023年から取り組んでいる「桃の冷やしらぁ麺」とシャンパーニュによる新たな食文化提案です。この取り組みは、1837年創業のシャンパーニュ・メゾン「ドゥ・ヴノージュ(de Venoge)」との共同プロジェクトとして2025年に実施され、その独創性がシャンパーニュ騎士団の目に留まりました。

白い背景に、シャンパンブランド「de VENOGE」のロゴ

「ドゥ・ヴノージュ」に関する詳細はこちらをご覧ください。
https://champagnedevenoge.com

「de VENOGE」のシャンパンボトルからグラスにシャンパンを注いでいる様子

また、佐野氏は高知県産の「四万十ぶしゅかん」を用いた新たなラーメンの開発にも力を入れています。この「四万十ぶしゅかん」は、故・佐野実氏が生前最後に出会った食材の一つであり、その父の想いを継ぎ「この食材をラーメンとして形にしたい」という願いから、新たな一杯が誕生しました。

白い背景に半分にカットされた緑色の柑橘類が2つ並んでいます

手前に海老と白い具材が乗った素麺の器があり、背景には木桶いっぱいの新鮮な桃とワイングラスが置かれています

シャンパーニュ騎士団とは

シャンパーニュ騎士団は、シャンパーニュ文化の普及と発展を目的とした歴史ある組織です。その起源は1656年、ルイ14世時代の宮廷におけるワイン愛好会にまで遡ります。原則としてシャンパーニュ文化に貢献した業界関係者がメゾンの推薦を受けて叙任され、その名簿には王侯貴族、政財界の要人、文化・芸術界の著名人などが名を連ねています。会員にはシャンパーニュの価値を称え、その伝統を未来へ受け継ぐ象徴的存在としての役割が期待されています。

シャンパーニュ騎士団の公式サイトはこちらです。
https://www.occ-france.com

佐野史華氏のこれまでの歩みと今後の展望

佐野史華氏はJ.S.A.認定ソムリエの資格を持ち、株式会社三越伊勢丹ホールディングス勤務を経て、2014年に「支那そばや」創業者である故・佐野実氏の遺志を継承しました。現在は株式会社サノフードのオーナーおよび株式会社エヌアールフード代表取締役社長として、「支那そばや」のブランド運営やメニュー開発、食文化の魅力発信に尽力しています。

日本のラーメン文化の継承と発展に取り組むとともに、世界各国での活動を通じて、日本食文化およびラーメン文化の魅力を国内外へ発信しています。また、現在は新横浜ラーメン博物館にて、タイの人気ラーメン店「Shindo Ramen」の日本展開にも携わっています。

今回の叙任は、日本のラーメン文化とシャンパーニュ文化を融合させる独自の取り組みが高く評価されたものであり、ラーメンとシャンパーニュの新たな可能性を世界へ発信する活動として、今後ますます注目を集めることでしょう。

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