Renxa、男性管理職向け研修で女性活躍推進への意識を向上、組織全体の理解促進へ

ビジネス

研修による意識変化と新たな気づき

研修の前後で実施されたアンケート調査では、男性管理職の意識に明確な変化が見られました。女性が職場で抱える課題への認識、女性特有の体調変化への理解、そして女性活躍推進における組織としての貢献意識が高まったことが示されています。

研修の様子

具体的な変化は以下の通りです。

  • 「女性が職場で課題や困難を感じている」と思う割合は、研修前の69.6%から91.1%へと上昇しました。

  • 「女性特有の体調変化が仕事に与える影響への理解を深めたい」と強く思う割合は、23.2%から50.0%へと倍増しました。

  • 「女性活躍推進において組織として貢献できることがある」と強く思う割合は、12.5%から37.5%へと上昇しました。

研修後の評価では、「新たな気づきがあった」と回答した人が98.2%、「マネジメントの視点から有益だった」と回答した人が96.4%に上り、研修内容が高く評価されました。

研修実施前後アンケート結果

一方で、「育休・時短・生理休暇などを取得しやすい雰囲気をつくれている」と考える割合は、研修前の57.1%から44.6%へと低下しました。これは取り組みが後退したわけではなく、研修を通じて現状認識が深まり、「まだ十分に言い出しやすい環境とは言えない」という課題が改めて認識された結果と考えられます。日頃の意見収集で寄せられていた「制度が使いづらい」という声とも一致しています。

自由記述の回答には、具体的な気づきや意識変容が96.4%の回答者から寄せられました。主な声としては、「(体感ワークを経て)この状態で働き続けるのは想像以上に過酷だと実感した」「体調が悪そうに見えるかどうかで判断せず、何かを抱えている前提で接したい」「勤怠申告の理由を『体調不良』で統一し、申告のハードルを下げたい」「女性責任者と連携して定期的な面談の場を設け、相談しやすい窓口にしたい」「口頭で説明しづらい場合に備え、勤怠報告や相談のフローを整えたい」といったものがありました。

研修に参加する男性管理職

研修実施の背景:制度整備と管理職の理解

Renxaはこれまで、女性活躍推進の一環として、女性社員向けの交流会や外部講師による研修を毎年実施し、キャリア形成や働き方に関する意見を継続的に収集してきました。加えて、育休制度、時短制度、育児復職制度、出産祝い金、保育園との事業提携、入籍祝い金、新婚旅行休暇制度、生理休暇など、多様なライフステージに対応した制度・施策を整備しています。これらの取り組みにより、同社の女性管理職比率は18.2%に達し、全国平均の11.1%(帝国データバンク「女性登用に対する企業の意識調査(2025年)」https://www.tdb.co.jp/report/economic/20250822-women2025/)を上回る水準となっています。

しかし、意見収集の場では「女性特有の体調不良や心理への理解が周囲に十分に得られていない」「家庭との両立に不安がある」「制度が使いづらい」といった声が継続的に寄せられていました。これらの声から、制度整備だけでなく、管理職層の理解も重要な課題であることが明らかになりました。管理職の多くを男性が占める中で、女性特有の体調変化や心理面は共有されにくく、現場では「どう接してよいか分からない」「配慮と特別扱いの違いに悩む」といった戸惑いも存在していました。

社会全体でも、女性特有の健康課題による経済損失は年間約3.4兆円と試算されており(経済産業省 令和6年度「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/jyosei_keizaisonshitsu.pdf)、組織の生産性に直結するテーマとして注目が高まっています。このような現場の声と社会的な問題意識を起点に、Renxaは女性社員だけでなく、マネジメントを担う管理職層へと取り組みの対象を広げ、男性管理職自身の理解と行動変容を促す研修を新たに実施しました。

今後の展望

2026年4月には女性活躍推進法が改正・施行され、常時雇用する労働者が101人以上の企業に対し、女性管理職比率や男女間賃金差異の公表が義務化されました。今回の改正では、女性の健康上の特性への配慮を行動計画に盛り込むことも推奨されており、女性活躍の「見える化」と健康面への対応が一段と求められています。このような状況の中、Renxaが今回改めて認識したのは、制度の整備に加え、管理職一人ひとりの理解と行動が働きやすい職場づくりにおいて重要な役割を果たすということです。

Renxaは今後、研修で得られた気づきと現場からの提案を、継続的な組織風土の改善へとつなげてまいります。具体的には、体調や事情を口頭で説明しづらい場合でも申告しやすい勤怠・休暇フローの検討、同性の管理職への相談ラインの整備、男性社員も含めた全社的な理解浸透などを進め、女性活躍推進を一過性の施策で終わらせず、「誰もが働きやすい職場づくり」へと発展させていく方針です。

Renxa株式会社について

Renxa株式会社は、コンタクトセンターを主軸にマーケティングソリューションを提供しています。生活者一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、電気・ガス・水道・インターネットなどのライフラインや保険をはじめとした固定費見直しまでをトータルでサポート。テレマーケティングやWebを通じて、暮らしに寄り添う多彩なサービスを全国に届けています。また、企業に対しては、生活インフラ事業で培った豊富な経験とノウハウを活かし、BPO支援としてカスタマーサポートや営業代行などのコールセンター業務受託をはじめ、パートナー企業との連携による事業共創を推進することで、持続的な成長を支えるソリューションを提供しています。Renxaは、「暮らしとビジネスをつなぐプラットフォーム」として、生活者と社会に心地よいサービスの「連鎖」を広げ、より豊かで持続可能な未来を創造しています。

  • 会社名:Renxa株式会社(Renxa Inc.)

  • 代表取締役:坂本 幸司

  • 本社所在地:東京都豊島区東池袋三丁目13番3号

  • 設立年月:2017年4月

  • 会社URL:https://renxa.co.jp/

<女性活躍推進に関する主な取り組み・実績>

  • 健康経営優良法人2026認定

  • 女性管理職比率18.2%(2026年5月現在)

  • 女性活躍研修の継続実施

  • 保育所との企業提携(保育料割引・入園枠の確保)

  • 不妊治療支援(AMH検査と相談の無料サービス)

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