船水雄太選手、PPAツアーグランドスラム大会で日本人初の男子ダブルス4位入賞
プロピックルボールプレーヤーの船水雄太選手が、2026年5月3日(現地時間)、米国ジョージア州アトランタで開催された「2026 Veolia Atlanta Pickleball Championships(ヴェオリア・アトランタ・ピックルボール選手権)」の男子ダブルスで、Tama Shimabukuro選手とのペアで4位に入賞しました。PPAツアー大会において、日本人選手が4位に入賞するのは今回が初めての歴史的快挙です。

最高峰グランドスラム大会での躍進
「ヴェオリア・アトランタ・ピックルボール選手権」は、PPAツアーの中でも特に重要な「グランドスラム」大会の一つに位置づけられています。これはテニスにおけるウィンブルドンや全米オープンに相当する、年間で最も注目される4大大会の一つです。
船水選手とTama選手ペアは、第19シードとして大会に出場しました。本戦3回戦(ベスト16)では優勝候補の第2シードを破り、準々決勝では2024年世界選手権ダブルス王者を擁する第9シードに勝利するなど、快進撃を見せました。この結果、日本人選手として初めてPPAツアー大会の男子ダブルスで準決勝に進出するという偉業を達成しました。
準決勝では惜しくも第13シードに敗れたものの、3位決定戦に進出。表彰台をかけて第4シードのFederico Staksrud/Roscoe Daescuペアと対戦しましたが、4-11、4-11で敗れ、惜しくも表彰台には届きませんでした。しかし、PPAツアー大会での4位入賞は、船水選手にとって自己最高成績であり、日本人選手として新たな歴史を刻む大きな一歩となりました。

船水雄太選手のコメント
船水選手は今回の結果について、次のようにコメントしています。
「3位決定戦で勝ち切れず、表彰台に届かなかったことは、本当に悔しいです。ここまで来たからこそ、あと一歩の重みを強く感じています。しかし同時に、2年前にソフトテニスからピックルボールに転向し、単身でアメリカに渡ってからの挑戦が、少しずつ世界に届き始めていることも実感しています。PPAツアー、それもグランドスラム大会で、日本人として初めて4位という結果を残せたことは、自分にとって大きな一歩です。ここまで支えてくれたTama選手、サポートしてくださった日米の皆さま、スポンサーの皆さま、そして世界中から応援してくださった皆さまに、心から感謝しています。皆さまの応援があったからこそ、本大会を最後まで戦い抜くことができました。ただ、僕の夢は、4位で終わることではありません。常に表彰台の一番高いところに立つこと、そして世界ランキング1位になることです。日本人でも世界のトップに立てる。その可能性を、自分のプレーで証明したいと思っています。そして日本で、これからピックルボールを始めようとしている子どもたちや若い選手たちにも伝えたいです。今はまだ日本では始まったばかりのスポーツかもしれませんが、だからこそ、世界という、大きな夢を描ける競技です。僕自身も、これから挑戦し続けることで、次の世代が『自分も世界を目指せる』と思えるような道をつくっていきたいです。今回の悔しさは、必ず次につなげます。ここからまた強くなって、日本人初のPPAツアー表彰台、そして優勝を目指して挑戦し続けます。」
大会経過と試合結果
船水選手・Tama選手ペアの大会での詳細な試合結果は以下の通りです。

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64強決定戦(本戦1回戦):2-1で勝利 vs Jagtiani/Serra (11-9, 1-11, 11-7)
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32強決定戦(本戦2回戦):2-0で勝利 vs Ayotte/Ayon (11-4, 11-2)
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16強決定戦(本戦3回戦):2-1で勝利 vs Alshon/Patriquin (4-11, 11-5, 11-8)
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準々決勝:2-1で勝利 vs Newman/Bhatia (13-11, 6-11, 11-8)
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準決勝:敗戦 vs Garnett/Bellamy (8-11, 11-00, 6-11)
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3位決定戦:0-2で敗戦 vs Staksrud/Daescu (4-11, 4-11)
船水雄太選手 プロフィール
船水雄太選手は、5歳からソフトテニスを始め、学生時代から数々のタイトルを獲得しました。早稲田大学では全日本大学対抗ソフトテニス選手権で4連覇を達成し、2015年には世界選手権の国別対抗戦で世界一に輝きました。NTT西日本に加入後もソフトテニス日本リーグ10連覇に貢献するなど、長年日本のソフトテニス界の第一線で活躍しました。
2024年1月からは、ソフトテニスからピックルボールのプロプレイヤーへと転向し、単身渡米して新たな挑戦を始めました。2025年3月には米国プロピックルボールリーグ「メジャーリーグ・ピックルボール(MLP)」の「マイアミ・ピックルボール・クラブ」にドラフトされ、日本人選手として初めてMLP選手となりました。ファーストシーズンの後半戦からレギュラー選手として定着し、クラブのプレーオフ進出に貢献。2026年も同クラブの主力選手として再契約が決定しています。ダブルスの右サイドを専門とし、独特のボレースタイルを持つ選手です。1993年生まれの32歳、青森県出身です。
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船水雄太選手の公式URL: https://aasmanagement.com/profile/yuta_funamizu/
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YouTubeチャンネル: ピックルボールジャパンTV(@pickleball-japan)
ピックルボールとは
ピックルボールは、アメリカ発祥のラケット競技で、テニスや卓球、バドミントンなどの要素を併せ持っています。バドミントンと同じサイズのコートで、パドルを使い穴の空いたプラスチック製のボールを打ち合います。
アメリカでは、急速に競技人口が増加しており、2025年にはピックルボールをプレーした人が2,430万人に達すると予測されており、2020年から2025年までの5年間で参加人口は479%増加しました。これは最も急成長しているスポーツの一つとされています。
- 参考資料:Sports and Fitness Industry Association「U.S. Pickleball Participation Statistics」(2026年発表)https://sfia.org/research/u-s-pickleball-participation/
日本でも競技人口が約1年で約10倍の約10万人に到達するなど、注目度が高まっています。
今後の予定

船水選手は、2026年7月1日から4日に東京都(アリーナ立川立飛・ドーム立川立飛)で開催されるPPAツアー初の東京開催大会「PPA Asia 500 Sansan Tokyo Open」に、今回ペアを組んだTama選手と共に出場する予定です。グランドスラム大会で日本人初の快挙を成し遂げた船水選手が、世界トップレベルのプロピックルボールプレーヤーとして日本の舞台に立つことに注目が集まります。


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