Booking.comが選ぶ「日本で最も居心地の良い都市」に大分県由布市が4年連続選出!表彰式で語られた魅力と未来

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Booking.com「Traveller Review Awards 2026」表彰式、大分県由布市で開催

大分県由布市が、Booking.comが主催する「Traveller Review Awards 2026」において、「日本で最も居心地の良い都市」に4年連続で選出され、2026年7月7日にゆふいんラックホールで表彰式が開催されました。
Booking.comの「Traveler Review Awards 2020」で湯布院が日本の親切な都市として表彰され、スーツ姿の男性5人が授賞式で記念撮影をしている。

「Traveller Review Awards」とは

「Traveller Review Awards」は、Booking.comが毎年開催する表彰で、世界中の旅行者から寄せられた3億7,000万件を超えるクチコミに基づき、卓越したホスピタリティを提供する宿泊施設やレンタカー会社などを称えるものです。この賞は、実際に利用した旅行者の「本物の声」が反映されているため、その信頼性が高いとされています。

由布市が4年連続で「日本で最も居心地の良い都市」に選ばれた理由

由布市が4年連続で「日本で最も居心地の良い都市」に選出された背景には、一貫して高いホスピタリティを提供し続ける地域の努力があります。
2026年の「日本で最も居心地の良い都市」10選には、以下の都市が名を連ねました。

  • 高山市(岐阜県)

  • 由布市(大分県)

  • 屋久島(鹿児島県)

  • 奄美市(鹿児島県)

  • 読谷村(沖縄県)

  • 野沢温泉村(長野県)

  • 富士吉田市(山梨県)

  • 北谷町(沖縄県)

  • 富士河口湖町(山梨県)

  • ニセコ町(北海道)
    これらの都市は、従来の主要観光地とは異なる地方の温泉地や自然豊かな地域が多く、旅行者の間で「本物の体験」や「地域との出会い」を求める旅行スタイルへの関心が高まっている傾向がうかがえます。特に、世界自然遺産の屋久島や奄美、日本有数の温泉地である野沢温泉村や由布市は、昨年から引き続き選出されています。

Booking.comの検索データ(2026年7月1日〜10月31日チェックイン予定分)によると、由布市への予約者の国・地域は、台湾、韓国が上位を占めています。さらに、米国をはじめ、香港、シンガポールなど、多様な国・地域からの旅行者も増加しており、近距離アジア市場だけでなく、欧米を含む長距離市場においても由布市への関心が高まっていることが示されています。

Booking.comが選ぶ「Japan's 10 Most Welcoming Cities」で湯布院が受賞し、二人の男性が賞状を授与されている。

より詳しい情報はこちらをご覧ください。
2026年の「日本で最も居心地の良い都市」10選

登壇者が語る由布市の魅力と観光の未来

表彰式では、Booking.comの日本代表をはじめ、由布市の関係者が登壇し、受賞への思いや由布市の観光の未来について語りました。

Booking.com 日本代表 ルイス・ロドリゲス氏

Booking.comのロゴが入った青い背景の前で、男性がマイクを手に講演を行っている様子。熱心に話しながらジェスチャーを交え、聴衆に何かを伝えている場面です。
ルイス・ロドリゲス氏は、「『Traveller Review Awards』は、世界の旅行者から届けられた“本物の声”をもとにした表彰です。今回の受賞で特筆すべきは、選ばれた都市の多くが東京・大阪・京都といった、いわゆるゴールデンルートではなく、地方の観光地であったこと。旅行者はいま、本物の体験や地元の人々との出会いを求めており、由布市はまさにその期待に応え続けています。テクノロジーやAIは旅行者を目的地に連れてくる力を持ちますが、その滞在を特別なものにし、再訪へとつなげるのは、地域が育んできたおもてなしの力です」と述べ、由布市のおもてなしの力を強調しました。

由布市長 相馬 尊重氏

青いスーツを着た男性がマイクを持ってスピーチをしている様子。背景には「Booking.com」のロゴと「全ての人に、をより身近にできる自由を」という日本語のメッセージが書かれた青い壁が見えるビジネスイベントでの講演風景です。
相馬市長は、「由布市が『日本で最も居心地の良い都市』の一つとして4年連続で選出されたことを、大変光栄に思います。これは旅館事業者の皆様の日々のおもてなしと、地域の魅力向上に向けた官民一体の取り組みの成果です。由布市はもともと『住んでよし、訪れてよし』を観光の柱に掲げ、循環型の観光地づくりを進めてきました。今後も地域の暮らしと観光の調和を大切にしながら、持続可能で質の高い観光地づくりに努めてまいります」と、地域一丸となった取り組みと持続可能な観光への意欲を示しました。

由布院温泉旅館組合長 冨永 希一氏

スーツ姿の男性がマイクを手に壇上で講演を行っている様子。背景には「Booking.com」のロゴが入った青いバナーと、プレゼンテーションのスライドが映し出されています。
冨永氏は、「由布院は、お城や神社仏閣、テーマパークのような“観光の目玉”を持たない土地です。しかし、この“何もないこと”こそが私たちの最大の強みだと考えています。ここに住む人々が育んできた生活文化そのものが、旅人を惹きつける観光の原点でした。私たちが目指すのは、非日常を提供する観光地ではなく、静かで自然が美しく、人があたたかい“理想の日常”を体験できる保養温泉地です。旅館が持つ、お客様と直に触れ合うおもてなしの力を、今こそあらためて発揮していきたいと思います」と、由布院独自の魅力と「理想の日常」を提供する保養温泉地としての方向性を語りました。

由布院温泉観光協会 会長 太田 慎太郎氏

スーツ姿の男性がマイクを持って講演しており、背景には「Booking.com」のロゴとスローガンが書かれた青いバナーが見えます。ビジネスイベントでの発表の様子を捉えた写真です。
太田氏は、「私たちも、由布院を“観光地”ではなく、お客様と地域が親戚のように結び付く場所だと考えています。今回の受賞は大変嬉しい一方、旅行者の増える中での課題も見えてきました。最も住みやすい町こそ最も優れた観光地である、という理念のもと、観光協会では『由布院スタンダード』として、本物の提供、景観と静けさの保全、周囲との調和、安心して過ごせる街づくり、そして未来の世代への継承という5つの約束を掲げています。サステナブルツーリズム、レスポンシブルツーリズムの考え方を、旅行者と共有しながら、選ばれ続ける地域づくりを進めていきます」と述べ、持続可能な観光への具体的な取り組み「由布院スタンダード」を紹介しました。

株式会社新日本ホテルズ 代表取締役 前田 洋氏

スーツを着た男性がマイクを手に講演を行っている様子。背景には「Booking.com」のロゴと「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」という日本語のスローガンが書かれた青いバナーがある。スクリーンには「Traveller Rev」と「由布」の文字が表示されており、ビジネスイベントやカンファレンスの場面と見られる。
前田氏は、「宿泊事業者を代表して、『Traveller Review Awards 2026』という栄誉ある賞をいただけたことを大変嬉しく思います。私たちは17年前に由布院で事業を始めましたが、『由布院の名を掲げる以上、その歴史や地域が築いてきた価値を守る責任がある』と教えられ、その言葉を今も大切にしています。宿泊施設は、お客様から見れば老舗も新しい施設も同じ『由布院の旅館』です。そのため、建物や景観への配慮、料理、接客など、一つひとつの積み重ねがお客様の期待を超える体験につながり、それが高い評価やレビューにつながると考えています。今回の受賞は、私たち一施設だけではなく、地域全体で由布院の価値を守り続けてきた結果です」と、宿泊事業者の視点から、地域全体で由布院の価値を守り、旅行者に質の高い体験を提供することの重要性を強調しました。

まとめ

大分県由布市が4年連続で「日本で最も居心地の良い都市」に選出されたことは、地域が一体となって培ってきたホスピタリティと、旅行者の求める「本物の体験」を提供し続けている証と言えるでしょう。各登壇者のスピーチからも、由布市が単なる観光地ではなく、地域の生活文化や自然との調和を大切にした「理想の日常」を提供する保養温泉地を目指していることが伝わってきます。今後も「由布院スタンダード」に則り、持続可能で質の高い観光地づくりが進められることで、由布市は国内外の旅行者にとって、より魅力的な場所として発展していくことでしょう。

Booking.comに関する詳細情報は、以下の公式情報源で確認できます。
Booking.com 公式情報

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