XiaomiがIFA 2026に初出展、「Human × Car × Home」スマートエコシステムを大規模展開

テクノロジー

「Human × Car × Home」スマートエコシステムの全貌

Xiaomiのブースでは、380以上の製品、先進的なテクノロジー、そして実際の利用シーンを想定したデモンストレーションを通じて、パーソナルデバイス、スマートホーム、モビリティが連携するエコシステムを紹介しています。特に、AIが異なる環境にあるデバイスやサービスを連携させ、より直感的で自然な日常生活体験を実現する様子が披露されました。

ブースは「AI Tomorrow」「AI Today」「Human × Car × Home Product Portfolio」の3つの主要エリアで構成されています。

Xiaomi IFA 2026 The Surging Wave of AI

  • AI Tomorrow: インテリジェントモビリティの未来像として、「Xiaomi Vision Gran Turismo」が展示され、自動車デザイン、パフォーマンステクノロジー、デジタル体験の新たな可能性が示されました。

  • AI Today: AIテクノロジーが実際の生活空間でどのように機能するかを紹介。電気自動車「Xiaomi SU7 Max」と、キッチン、リビングルーム、寝室、書斎といったスマートホーム製品がAIによって日常のニーズに合わせて連携する様子がデモンストレーションされました。

  • Human × Car × Home Product Portfolio: 調理・食品保存、ホームクリーニング、空気管理、オーディオビジュアル・エンターテインメント、安全・セキュリティ、パーソナルデバイス、スマートモビリティの7つのカテゴリーから、380以上の製品が展示され、Xiaomiエコシステムの幅広さを示しています。

AI Tomorrow Xiaomi IFA 2026

「Human × Car × Home」スマートエコシステムは、AIとXiaomi HyperOSを基盤とし、デバイス間の単なる接続を超えて、製品やシーンをまたいだ連携によってユーザー中心のシームレスな体験を提供することを目指しています。

Xiaomiの技術力と市場実績

Xiaomiは、スマートフォン出荷台数で24四半期連続で世界トップ3にランクインし、タブレット出荷台数も9四半期連続で世界第4位を維持しています。ウェアラブルバンドの出荷台数では世界第2位となっています。

モビリティ分野では、Xiaomi Autoが中国本土で市場参入からわずか2年で70万台以上を納車し、Xiaomi YU7は発売初日に24万台を超える確定注文を獲得するなど、急速な成長を見せています。

また、Xiaomiは世界をリードするコンシューマー向けAIoTプラットフォームを構築しており、スマートフォン、タブレット、ノートPCを除く接続デバイスは11億台を超え、世界中で1億7,500万人以上のユーザーに利用されています。

AIをリアルな世界へ

AIの進化に伴い、インテリジェントな体験は、デバイス同士の接続から、ユーザーのニーズを理解し、先回りしてサービスを提供する段階へと移行しています。Xiaomiは、AIが現実の状況を深く理解し、複数のデバイスを連携させてタスクを実行できるようになることを目指しています。

IFAでは、このビジョンを具体的な体験として紹介しました。

Smart Living Room Xiaomi IFA 2026

例えば、ユーザーが車で自宅に向かっている際に、時間、位置情報、天候などの状況に応じて、到着前に照明やエアコンが自動的に調整される様子や、「今撮った写真をプリントして」といった簡単なリクエストで複数のデバイスが連携してタスクを完了する様子がデモンストレーションされました。また、読書などのアクティビティに合わせて、照明、カーテン、室温が連携して調整されるシーンも披露されています。

これらの体験は、AIが状況やユーザーの意図を理解し、異なるシーンにまたがってデバイスを連携させることで、テクノロジーが日常生活の中でより自然に、そして便利に機能する未来を示唆しています。

インテリジェントな体験を支えるテクノロジー基盤

Xiaomiの体験は、AI、OS、チップ、スマート製造への長期的な投資によって構築された強固なテクノロジー基盤に支えられています。

Xiaomi HyperOSは、スマートフォン、車、スマートホームデバイス、新たなフォームファクターにわたるハードウェアとソフトウェアの統合を深め、エコシステム全体で一貫性のあるインテリジェントな体験を支えています。

AI分野では、MiMo-V2.5-Pro、Xiaomi Miloco、Xiaomi Miclawといった自社開発の大規模モデルを継続的に進化させ、AIの理解、推論、実行能力を強化しています。スマート製造においては、中国本土でスマートフォン、車、家電の3つの主要製品分野でスマート製造能力を確立しており、Xiaomi Smart Factoryでは年間約1,000万台のフラッグシップスマートフォンの生産能力を持っています。Xiaomi Auto Factoryでは、ヒューマノイドロボットの導入により作業効率が向上しています。

Mi XRING Xiaomi AI Computing Foundation

さらに、Xiaomiは自社開発チップ能力への投資も継続しており、IFAでは「Human × Car × Home」スマートエコシステムを支える新たなAIコンピューティング基盤も展示されました。次世代Xiaomi XRING O3チップを搭載する初のフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 18 Fold」も紹介され、モバイルコンピューティングとオンデバイスインテリジェンスの最新の取り組みが披露されました。

Xiaomi 18 Fold

ヒューマノイドロボット「Xiaomi CyberOne」も展示され、フィンガーハートやサムズアップといったジェスチャーを通じて来場者とインタラクションを行いました。Xiaomi CyberOneは、Xiaomi Auto Factoryでも実証試験が進められており、製造工程における実践的な能力が検証されています。

Xiaomi CyberOne

Xiaomi Auto、「Human × Car × Home」スマートエコシステムを路上へ

Xiaomi Autoは、モビリティ領域を展示し、未来のコンセプトから現在のインテリジェントなドライビング体験まで、その歩みを示す3台の車両を展示しました。

中央に展示されたのは、伝説的なレーシングゲーム「Gran Turismo」シリーズのためにXiaomiが開発した革新的な電動ハイパーカーのコンセプトモデル「Xiaomi Vision Gran Turismo」です。Xiaomiはテクノロジー企業として初めて「Vision Gran Turismo」プログラムに参加しました。

Xiaomi Vision Gran Turismo

仮想コンセプトカーとして構想されたこのモデルは、自動車デザイン、空力性能、インテリジェントなインタラクションの未来を追求しています。会場には、新世代の「Xiaomi SU7」と「Xiaomi SU7 Ultra」も展示されました。

Xiaomi SU7

Xiaomi SU7は、Xiaomi HyperOSや幅広いスマートエコシステムとの深い統合を特徴とし、「Human × Car × Home」スマートエコシステムの一部として機能します。高性能フラッグシップモデルであるXiaomi SU7 Ultraは、ニュルブルクリンク北コースで公式記録を樹立しています(2025年4月時点)。

Xiaomi Autoは2024年3月に初の車両を納車して以来、中国本土で70万台以上を納車しており、2027年に予定されているドイツを含む欧州市場への進出に先駆けて、エコシステムにおけるモビリティ領域を現実のものとしています。

Mijia、より幅広いスマートホーム製品群で欧州全域へ展開

IFA 2026において、Xiaomiはスマートホームブランド「Mijia」の欧州全域への大規模展開を発表しました。「The Art of Smart Living」をブランドポジショニングに掲げるMijiaは、人を中心に考えたインテリジェンス、実証された品質、洗練されたデザインを融合し、日常生活においてより自然で、直感的かつ信頼できるスマートホーム体験を提供します。

Mijia Clean Home Breathe Easy

Mijiaのアプローチは、個々の家電に接続機能を追加するだけでなく、家全体の様々なデバイスが高度に連携し、ユーザーや環境、利用シーンに応じて自然に反応する段階への進化を目指しています。「Xiaomi Home」アプリを通じて、対応するMijia製品を一元管理し、複数の製品を連携して利用することが可能です。現在、Mijiaは130以上の製品カテゴリーにまたがる2,000以上の製品を展開し、共通のエコシステムを通じて接続しています。

長期的な研究開発投資が支えるXiaomiのグローバル成長

欧州はXiaomiのグローバル戦略において重要な市場であり、「Human × Car × Home」スマートエコシステムをさらに拡大していく上で重要な地域です。Xiaomiは、2026年から2030年にかけて、グローバルで240億ユーロを超える研究開発投資を見込んでいます。

この投資は、AI、OS、自社開発の半導体技術、スマートカー、ロボティクス、スマート製造など多岐にわたります。これらの基盤技術への投資を通じて、Xiaomiはパーソナルデバイスやスマートホームからモビリティに至るまで、様々な製品・カテゴリーに横断的に活用できる技術力を構築し、より優れた製品と統合されたユーザー体験へとつなげていくことを目指しています。

Xiaomiの革新的な取り組みに関する詳細情報は、以下のリンクからご覧いただけます。

Xiaomiは、今後もグローバルでの長期的な取り組みを強化し、現地での研究開発、製品、リテール、サービス体制を強化することで、持続的な成長を支え、世界中のユーザーにとってインテリジェントなテクノロジーがより自然で便利なものとなることを目指します。

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