バスケットボールの「判断力」を育む!育成年代向けトレーニング書籍が7月16日発売

スポーツ

競技力向上に不可欠な「認知・判断・実行」の力

バスケットボールにおいて、試合の状況を正確に「認知」し、最適なプレーを「判断」し、それを迅速に「実行」する能力は、競技力向上に不可欠です。本書では、これらの力を小学生年代から着実に身につけるための具体的なアプローチが紹介されています。

「認知」とはコート上の状況を把握すること

バスケットボールにおける「認知」の第一歩は、自分を含めた10人すべての選手がコート上のどこにいるかを把握することです。オフェンス時、ディフェンス時を問わず、ボールを持つ前から常に状況を意識しておくことが求められます。

認知

認知力の高さが判断の質につながる

コートの状況を的確に「認知」できると、プレーの「選択肢」が広がります。選択肢が増えることで、より「正解」に近い判断をする確率が高まります。バスケットボールは攻守が目まぐるしく変わるため、いかに成功確率の高いプレーにつながる判断を積み重ねられるかが重要です。

認知と判断

「正しい判断」の基準は数的優位の創出

バスケットボールにおける正しい「認知」「判断」「実行」には、100%の正解は存在しないかもしれません。しかし、より「確率の高い」選択肢を選ぶことが重要であり、その基準の一つが「数的優位」を作り出すことです。オフェンスでは2対1や3対2の状況を作ることで得点確率は上がり、ディフェンスでは相手の攻撃を止められる可能性が高まります。

正しい判断

実践的なステップ形式のトレーニングメニュー

本書には、頭の回転が早くなり、試合の状況を見極める力、プレーを選択する力、瞬間的に体が動く力を磨くためのステップ形式のトレーニングメニューが多数収録されています。具体的なドリルを通じて、実践的な判断力を養うことができます。

判断力を伸ばすドリル例

  • 有利不利1on1: ボールの位置によってオフェンスが有利または不利な状況を作り出し、状況に応じたシュート選択の判断力を養います。

    有利不利1on1ドリル

  • 田んぼドリル: パスと動きの連動、スペーシングの基本を身につけ、「誰に出すか」「どこに動くか」を瞬時に判断する力を養います。

    田んぼドリル

  • ミスマッチ3on3: ミスマッチを認識し、そこを狙って攻撃する判断力を養います。育成年代ではミスマッチに気づけないことが多いとされ、チーム全体で意識を高めることが重要です。

    ミスマッチ3on3ドリル

書籍の内容と構成

本書は以下の章立てで構成されており、バスケットボールにおける判断力の重要性から具体的なトレーニング、そして指導者の役割までを網羅しています。

目次

  • 第1章 バスケットボールにおける「認知・判断・実行」とは?

  • 第2章 「認知・判断・実行」のレベルを高めるキーワード

  • 第3章 判断力を伸ばすトレーニング

  • 第4章 指導者・保護者の在り方が子どもを左右する

著者紹介:育成年代コーチングのプロフェッショナル

本書の著者は、株式会社ERUTLUCに所属する水野慎士氏と、株式会社ERUTLUC代表取締役の鈴木良和氏です。両氏ともに、長年にわたり育成年代のバスケットボール指導に携わり、数々の実績を上げてきたプロフェッショナルです。

水野慎士氏は、青年海外協力隊としてジンバブエ共和国でバスケットボールコーチを務めた経験を持ち、帰国後も育成年代のスクールやクラブチームを運営。HOOPS4HOPEでは男女ともに全国大会出場、2024年度Jr.ウィンターカップでは女子チームを準優勝に導きました。U16/U18男子日本代表サポートコーチとしても活動しています。

鈴木良和氏は、千葉大学大学院在籍時に「バスケットボールの家庭教師」事業を立ち上げ、株式会社ERUTLUCを設立。現在は約80名の指導者が所属し、年間4000件以上の指導を行う事業を運営しています。JBA技術委員会指導者養成部会員やユース育成部会員として活動し、U12からU15ナショナルキャンプのヘッドコーチ、男子日本代表サポートコーチ、女子日本代表アシスタントコーチも歴任しています。

書籍情報

  • 書名: 『育成年代のプレーヤーの判断力を伸ばすバスケットボールトレーニング』

  • ISBN: 978-4-86255-810-7

  • 著者: 株式会社ERUTLUC 水野慎士 ・ 鈴木良和 著

  • ページ数: 216P

  • 判型: 四六判

  • 定価: 2,090円(本体1,900円+税)

  • 発売日: 2026年7月16日

  • 出版社: カンゼン

購入方法と関連情報

本書は、以下のオンラインストアなどで購入可能です。

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