セパタクロー「クワッド」種目の魅力
「空中の格闘技」とも称されるセパタクローは、ネットを挟んで足や頭を使ってボールを蹴り合う東南アジア発祥のスポーツです。本大会で採用された「クワッド」種目は、4対4で戦うスタイルであり、通常の3人制よりも一人多い分、より緻密な戦略と高度な連携が求められます。
コート上の限られたスペースでいかに守備を固め、相手のわずかな隙を突くかといった「知能戦」としての側面が強く、一人ひとりの正確なポジショニングや、相手の配球を先読みする頭脳戦が大きな見どころの一つです。身体能力を極めた空中戦と、冷静な戦術が交錯するこの大会は、2026年度シーズン最初の大会として、全国からトッププレーヤーが集結しました。
本大会の概要は以下の通りです。
| 大会名 | パル薬局 presents 第7回全日本セパタクロークワッド選手権大会 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年4月11日(土)・12日(日) |
| 会場 | 富士見市立市民総合体育館 |
| 主催 | 一般社団法人 日本セパタクロー協会 |
| URL | https://jstaf.jp/ |
A.S.WAKABA女子チームがダブル入賞、男子チームも健闘
Women’s Division(女子カテゴリー)では、A.S.WAKABAの女子メンバーが、日頃の練習で培った高い守備力と攻撃のコンビネーションを武器に躍進しました。
aチーム(槙尾、細越、三枝、林)は、決勝戦での激闘の末に惜しくも頂点には届かなかったものの、堂々の準優勝を獲得しました。また、bチーム(山田、越智、坂上、松井、初鹿野)も強豪を突破し、見事3位入賞を果たしています。同一クラブから2チームが表彰台に上がるという結果は、クラブ全体のレベルの高さと選手層の厚さを証明するものとなりました。

Men’s Division(男子カテゴリー)においても、男子チーム(内藤、濵田、春原、小林、深井)が厳しい予選を勝ち抜き、ベスト8進出という健闘を見せました。
次なる舞台は「全日本セパタクローオープン選手権大会」
今大会の結果を受け、A.S.WAKABAは国内最高峰の3人制(レグ)大会「第33回全日本セパタクローオープン選手権大会」を見据えています。この大会は第20回アジア競技大会の日本代表最終選考会も兼ねており、選手たちの意気込みも一層高まっています。
第31回大会まで5連覇を達成した実績を持つ男子チームは、再び日本一の座を掴み取るべく「王座奪還」を目指します。一方、今回ダブル入賞を果たした女子チームは、悲願の優勝、そしてクラブ史上初の「男女アベック優勝」を目標に掲げ、新シーズンに向けてトレーニングに一層力を入れていくことでしょう。
<第33回全日本セパタクローオープン選手権大会概要>
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開催日:2026年5月5日(火)・6日(水)
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会場 :ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)
地域社会への貢献と今後の展望
A.S.WAKABAは競技力の追求だけでなく、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。世田谷区立世田谷中学校を拠点とした定期的な練習や、10年以上継続している一般向け体験教室を通じて、セパタクローの魅力を地域に広めています。今シーズンからは、活動を支援するパートナー企業様のロゴを掲載した新ユニフォームを着用し、新たな決意でコートに立っています。
今後も、国際大会への選手の輩出や、競技環境のさらなる整備を目指し、主体性と献身性をもってスポーツ界全体の発展に寄与していく方針です。
セパタクローチーム『A.S.WAKABA』について
『A.S.WAKABA』は、東京都世田谷区若林地区を拠点とするセパタクローのクラブチームです。世田谷区の総合型地域スポーツ・文化クラブ『若林クラブ』に所属し、高校生から社会人まで約30名のメンバーが、世田谷区立世田谷中学校で週3回練習に励んでいます。
「セパタクローを世界中の人たちとともに楽しみ、その魅力を真摯に、情熱をもって追求・発信し続けます。主体性をもち、かつ献身的にチーム・地域・スポーツ界・社会へ貢献していきます。」というクラブ理念のもと、競技力の向上はもちろん、10年以上継続して一般向け体験教室を開催するなど、競技の普及と地域貢献にも力を注いでいます。この体験教室は月に2回開催されており、初心者や未経験の方も参加可能です。


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