Apple価格改定後、中古iPhoneで「新しい世代」への需要が大幅増加【にこスマ販売データ解説】

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Apple価格改定後、中古iPhoneで「新しい世代」への需要が大幅増加

2026年6月および7月に実施されたApple社製品の価格改定以降、中古スマートフォン市場において「新しい世代のiPhone」への需要が顕著に高まっています。特に「iPhone 14」(2022年発売)以降の比較的新しいiPhoneの販売構成比が上昇し、市場の動向に大きな変化が見られます。

中古スマートフォン市場の拡大

株式会社Belongが運営する中古スマートフォン販売・買取サービス「にこスマ」では、販売端末台数が年々増加しており、2025年末までの直近3年間で約158%(約1.6倍)に拡大しました。2026年は、Apple社による価格改定があった6月以降に増加幅が大きくなり、前年の販売台数を大きく上回る見込みです。

Apple価格改定が中古市場に与えた影響

2026年6月25日のApple社製品(iPhoneを除く)の価格改定直後の3日間では、中古スマートフォンの販売台数が直前3日間と比較して約16%増加し、平均購入単価も約14%増加しました。さらに、2026年7月18日のiPhoneの価格改定当日には、中古スマートフォンの注文数が前週比で約208%、前日比で約227%を記録するなど、大きな反響がありました。

このような動きの中、価格改定を挟んだ2026年6月から8月にかけて、「iPhone 14〜16」シリーズを合算した販売構成比(取引数全体に対する構成比)は約48%増加しています。

2026年8月の販売数ランキング変動

2026年8月の「にこスマ」における機種別販売数ランキングでは、「iPhone 14 (128GB)」が初めて1位を獲得しました。これは、2025年6月から14か月連続で首位を維持していた「iPhone SE(第3世代)(64GB)」からの15か月ぶりの首位交代となり、比較的新しい世代のiPhoneへの需要の高まりを明確に示しています。

また、ランキング上位には、平均販売単価が1万円台の「iPhone SE(第2世代)(64GB)」から8万円台の「iPhone 15 (128GB)」まで、幅広い価格帯の機種が並びました。iPhone以外では「Pixel 7a」や「Pixel 8a」がランキング上位に入るなど、選ばれる端末の幅そのものが広がっていることも特徴です。

1年前と比較してiPhone 14〜16の構成比が約4倍に

長期的な視点で見ると、変化はより顕著です。2025年9月と2026年8月のシリーズ単位(ProやPlusなどの各モデルを含む)での構成比を比較すると、「iPhone 14〜16」の合計は約4倍に増加しています。

取引数全体に対する「iPhone 14~16」の構成比

多様化する中古スマートフォン購入の背景

「にこスマ」の担当者によると、「iPhone 14〜16」を選ぶ顧客が新たに増えており、これらの機種が現在では全体の約3割近くを占めるまでになったとのことです。この背景には、発売からの時間経過に伴い、これらの機種が中古市場に十分な量で流通するようになったことだけでなく、2026年6月・7月のApple社による価格改定をきっかけに、新たに中古スマートフォンという選択肢を検討する顧客が増えたことがあると見られています。

購入者の選択基準も「より安い一台を選ぶ」だけでなく、用途や予算に応じて多様化している傾向が見られます。これは、価格を抑えることを重視する方と、性能や使い勝手を重視する方が、同じ「中古スマートフォン」という選択肢のなかに併存するようになってきていることを示唆しています。

中古スマートフォンを選ぶ理由自体も広がっており、「はじめての一台」「家族用スマホの買い替え」「複数台持ち」など、購入の目的が多様になっていると考えられます。

「iPhone 14」シリーズ購入者の声

「にこスマ」に寄せられた「iPhone 14」シリーズ購入者の声の一部を以下に紹介します。

  • 2026年7月27日投稿(男性/50代):iPhone12miniのバッテリーが限界値を超え、新しいシリーズを検討するも価格的に合わず中古を探しました。Cグレードの画面キズが少し気になりましたが、届いた品物には画像で見たようなキズは確認できず安心しました。バッテリーも83%保持で満足しています。

  • 2026年7月2日投稿(男性/60代):旧スマホがSE3/64Gで、新機種発売時期を目処に中古iPhoneへの機種変を考えていましたが、容量的にアップデートも難しい状況になったことと、昨今のスマホ全体の値上がり傾向も考慮して、前倒しで購入を決めました。

  • 2026年6月11日投稿(女性/50代):高齢の両親にiPhone14を探しており、こちらで見つけ購入しました。すごく早く、状態の良いものでした。中古だからこそ少々高くても信頼できるところで買うべきだとつくづく思いました。

今後の予定

2026年9月10日(日本時間)に予定されているApple社の新製品発表を受けて、「にこスマ」では発表前後の動向を速報としてお知らせする予定です。今後の市場の動きにも注目が集まります。

分析の前提

  • 対象データ:「にこスマ」における中古スマートフォン・タブレット等の販売実績

  • 対象期間:2025年9月〜2026年8月(販売端末台数の推移は2023年〜2026年)

「にこスマ」について

「にこスマ」は、伊藤忠グループのBelongが運営する中古スマホ・タブレットの販売・買取サービスです。「あたらしいより、あなたらしい。」をモットーに、お客さまのライフスタイルにフィットしたスマホ選びをサポートしています。

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