AIと生活行動データで、人とペットがともに健やかに暮らせる住まいへ――スマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA」第3弾実証事業を開始

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AIと生活行動データで、人とペットがともに健やかに暮らせる住まいへ

株式会社CAPCO AGENCYは、株式会社電通、日鉄興和不動産株式会社、株式会社電通マクロミルインサイトなどと共同で推進するスマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA(ハウス・アップデータ)」の第3弾実証事業に参画します。

第3弾実証事業では、これまでのペット領域での知見をさらに深化させ、AIとIoTを活用して、愛犬と飼い主がともに健やかに暮らせる住環境の実現を目指します。

「HAUS UPDATA」とは

「HAUS UPDATA」は、住宅、家電、消費財、ヘルスケアなど、多岐にわたる業界から得られる生活行動データを統合・分析し、一人ひとりの状況やライフスタイルに応じた生活サポートと、生活者起点の商品・サービス開発を目指すスマートホームプロジェクトです。

このプロジェクトでは、データの収集方法や利用目的を生活者に丁寧に説明し、適切な同意を得た上で、家庭内の生活習慣や商品の使用状況、生活者の意識や気分の変化などを多角的に把握しています。

これまでの実証事業

第1弾実証

IoT機器などから得られるデータを通じて、家庭内の生活行動や商品の使用実態を継続的に把握できることが確認されました。

第2弾実証

モニター世帯と参画企業を拡大し、生成AIを活用したチャットボットを導入することで、生活行動データに基づく個別の生活サポートの有効性が検証されました。

これまでの実証を通じて、生活リズムや行動傾向は、性別や年代といった属性だけでは十分に説明できないこと、そして同じ世帯であっても時期によって生活の状態が変化することが明らかになっています。

生活行動・住環境・ヘルスケアなどの360度生活行動データとAIで生活者理解を深めたロンジェビティ支援

デモグラ情報を使わず、多様なセンサーから得た全100以上の生活行動変数をクラスタリング

一人ひとりの暮らしを捉え、より身近な生活サポートへ

第3弾実証事業では、これまで蓄積された生活行動データをもとに、一人ひとりの暮らしをより深く捉え、それぞれの生活に合ったサポートのあり方を検証します。

AIが日々の生活リズムや行動の変化を捉え、ライフバランスや家事など、暮らしの中で生じるさまざまな変化や課題に応じた情報を提供します。さらに、生活者本人だけでなく、家族やペットとの関わりも含めた「世帯の暮らし」として捉えることで、それぞれの暮らしに寄り添い、日常生活に無理なく取り入れられる生活サポートの可能性を探ります。

CAPCO AGENCYが推進するペット共生領域の実証

CAPCO AGENCYは、第3弾実証事業の中で、特に愛犬と暮らす世帯に焦点を当てた実証を行います。

日頃の留守番時間が長い、あるいは肥満や運動不足が懸念されるケースを主な対象とし、以下の3つの軸で、スマートホーム機器と健康診断を組み合わせた生活サポートを実施します。

犬の健康管理について、食事改善、運動改善、環境管理と監視の3つの側面

本実証事業では、飼い主の記憶や感覚だけでは把握しにくい、給餌、飲水、活動、休息、室内環境などをデータで可視化します。取得したデータをもとに、飼い主への適切な気づきや、日常生活における行動変容につながる情報提供のあり方が検証されます。

  1. 食事改善
    自動給餌機を活用し、給餌量、給餌回数、給餌時間、食事パターンの変化などを把握します。また、スマート首輪やセンサーを用いて、飲水回数や飲水のタイミングなど、日常生活では把握しにくい飲水行動を可視化します。条件に応じて、体重管理を目的としたフードの導入も支援される場合があります。

  2. 運動改善
    IoTデバイスを搭載したスマート首輪を活用し、歩数、活動時間、消費カロリー、散歩回数、休息時間などを可視化します。一部の世帯では室内運動機器なども活用し、天候や飼い主の生活状況にかかわらず、室内で継続的に運動できる環境の有効性が検証されます。

  3. 環境管理・見守り
    温湿度計を活用し、留守番中を含む室内の温度・湿度を把握します。また、飼い主が設置するペットカメラやスマート首輪を用いて、愛犬の活動、休息、食事、飲水などの状況を確認します。なお、ペットカメラの映像データは本実証事業では取得されません。

健康診断との組み合わせによる変化の確認

本実証事業では、日常の生活行動データだけでなく、実証前後の健康状態についても確認します。

体重やBCS(Body Condition Score)をはじめ、血糖・脂質代謝、栄養状態など、肥満や運動不足との関連が考えられる項目を中心に、健康診断結果の変化を確認します。これにより、食事、運動、住環境に関する日々の生活サポートと、愛犬の健康状態との関係が多角的に捉えられます。

CAPCO AGENCYが目指すもの

CAPCO AGENCYは、ペットと暮らす世帯の住環境を考える上で、入居者である飼い主の生活行動と、ペットの食事・運動・健康状態を個別に捉えるのではなく、相互に関係する一つの暮らしとして捉えることが重要であると考えています。

本実証事業を通じて、特別な操作や過度な負担を必要とせず、日常生活に無理なく組み込めるペット共生型の生活サポートモデルが検討されます。さらに、生活者のリアルな暮らしから得られる気づきを、住まいに関わる商品・サービスの改善や新たな価値の創出へとつなげ、より健やかで快適なペットとの最適な住環境の実現を目指しています。

「HAUS UPDATA」第3弾実証事業の概要

  • 実施期間: 2026年8月~12月(CAPCO AGENCY担当実証は2026年8月から機器設置開始、実証期間は9月~12月)

  • 対象: 「HAUS UPDATA」の取り組みへの参加を承諾したモニター約100世帯

  • 実証内容:

    1. IoTセンサーとIoT家電を設置し、参画企業の商品を配布することで、モニターの生活行動データを収集します。
    2. 収集したデータを、電通独自のセキュアなデータ基盤上で分析し、生活習慣・趣向を把握します。
    3. 生成AIがモニターそれぞれの生活習慣・趣向に合わせて日用品の購買レコメンドや生活サポートを実施します。
    4. 生成AIとの対話内容や生活者の回答内容を踏まえ、各社の提供サービスへフィードバックします。

HAUS UPDATA運営事務局

  • 株式会社電通

  • 日鉄興和不動産株式会社

  • 株式会社CAPCO AGENCY

  • 株式会社電通マクロミルインサイト

  • 設備機器メーカー1社

主な参画企業と役割(順不同)

  • CAPCO AGENCY: 本実証事業の運営(推進)主体、ペット共生領域の実証

  • 電通: HAUS UPDATA/本実証事業の企画設計・結果検証、データ連携基盤・生活者理解アルゴリズム・生活者向け生活サポートダッシュボード・共創AIの開発、生活者理解アルゴリズムに基づく商品/家電に関する情報・サービス提供支援

  • 日鉄興和不動産: 本実証事業の運営(推進)主体、実証事業全体/生活者向けサービス・検証の企画案検討

  • 電通マクロミルインサイト: 本実証事業の運営(推進)主体

  • 電通デジタル: 共創AIの開発

  • シャープ: 家庭内の消費財の使用タイミングや消費量に関するデータ収集が可能なIoTデバイス「のせログ」の開発・データ連携

  • オウガ・ジャパン Lumi United Technology Co., Ltd: IoTセンサー「Aqara」データの連携

  • ライフログテクノロジー: 食事・運動・バイタル管理アプリケーション「カロミル」の提供、データ連携

  • マイベスト: 生活行動データと連携した日用品比較機能(共創AI体験の一つ)の開発協力、商品評価・ランキング・選び方データの連携

  • 美和ロック: スマートロックの連携

  • SWITCHBOT: IoTセンサー「SwitchBot」データの連携

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