調査概要
この調査は、共働き世帯の20〜60代の女性(妻)300人を対象に、2026年6月から7月にかけてインターネットで実施されました。日々の家事における不満やストレス、そしてその解消のために行っていることについて、詳細なデータが収集されています。本調査結果の詳細は、幸せおうち体験談で閲覧可能です。
最もモヤモヤする家事:1位は「料理・献立決め」
家事の中で最もモヤモヤする(不満やストレスを感じる)ものとして、全体の29.7%が「料理・献立決め」を挙げました。次いで「名もなき家事(補充・段取り・管理系)」が20.7%となり、この2つで全体の半数以上を占めています。
これらの結果から、実際の「作業」よりも、献立を考えたり、日用品の在庫を管理したりといった「考える・管理する負担」が、共働き妻のモヤモヤの大きな要因となっていることがうかがえます。

家事分担の現状:妻が7割以上を担う家庭が約8割、半数近くが不満
共働き世帯であっても、家事の分担は妻に偏っている実態が浮き彫りになりました。調査では、妻が家事の7割以上を担っている家庭が78.3%に上ると報告されています。

また、家事分担への満足度を見ると、「満足している」と回答した人はわずか8.7%にとどまり、「やや不満がある」と「かなり不満がある」を合わせると48.7%の妻が不満を抱えていることが判明しました。これは「満足している」人の5倍以上の割合です。

モヤモヤの原因:夫の「家事に気づかない・見えていない」が最多
家事分担でモヤモヤする原因の1位は「家事に気づかない・見えていない」で40.3%でした。夫が家事の存在自体を認識していないことへの不満が最も多いことが示されています。その他、「やり方が雑・中途半端」(34.3%)、「自分のほうが明らかに多い」(34.0%)、「頼まないとやってくれない」(33.3%)といった回答が上位に並び、夫の主体性の欠如が妻のストレスにつながっていることがうかがえます。

モヤモヤ解消法:上位は「諦め・割り切り」型
モヤモヤを解消するために行ったことの1位は「完璧を求めるのをやめた」(48.7%)でした。次いで「夫に期待するのをやめた」(46.0%)、「自分でやったほうが早いと割り切った」(42.3%)と続き、上位3つはいずれも「諦め・割り切り」型の解消法でした。これらのいずれか1つ以上を実践している人は81.0%に上ります。
一方で、「夫と話し合って分担を見直した」は19.7%にとどまっており、多くの妻が夫との交渉ではなく、自分自身の心の持ちようでモヤモヤを解消しようとしている実態が明らかになりました。

「諦め」では根本的な不満は解消されない?
しかし、「諦め・割り切り」型の解消法が、本当にモヤモヤを解消しているわけではないことも示されました。「夫に期待するのをやめた」と回答した人のうち、66.7%が今も家事分担に不満を抱えていると報告されています。これは、全体の不満率48.7%を大きく上回る数値です。
一方、「定期的に夫と話し合っている」と回答した人の不満率は25.0%と低く、夫婦で向き合うことの重要性が示唆されています。また、夫の家事分担が4割に達すると、妻の不満率は1割前後まで下がることが分かっています。

時短家電の活用状況と家事時間
導入してよかった時短家電の1位は「食洗機」(29.3%)でした。次いで「ドラム式洗濯乾燥機」(25.3%)、「ロボット掃除機」(14.3%)が続きます。
一方で、約4割の人が時短家電を「導入していない」または「導入しているが活用していない」と回答しています。家事モヤモヤの原因上位である「料理」や「食器洗い」は時短家電で軽減できる領域であるため、未導入・未活用はもったいない結果と言えるでしょう。

1日あたりの平均家事時間は「1〜2時間」が43.7%で最も多く、「2〜3時間」が29.7%、「3時間以上」も14.0%いました。多くの共働き妻が、毎日まとまった時間を家事に費やしていることが分かります。

モヤモヤを減らすための工夫
自由記述では、モヤモヤを減らすための具体的な工夫が寄せられました。
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「子どもを褒める勢いで褒めたら、早めに動いてくれるように」(30代)
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「冷蔵庫にホワイトボードを設置して見える化」(40代)
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「得意なことをお互いが担当したら、量の差が気にならなくなった」(40代)
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「気持ちを正直に伝えたら、少しずつ変わった」(30代)
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「完璧を求めず”やらないよりまし”と基準を下げた」(30代)
これらの体験談からは、コミュニケーションの工夫や家事の「見える化」、そしてお互いの得意分野を活かした分担が、家事のモヤモヤ解消に繋がることが示唆されています。

まとめ:根本解決には「見える化」と「話し合い」がカギ
今回の調査では、共働き妻の多くが家事のモヤモヤに対し、「完璧を求めない」「夫に期待しない」「自分でやる」といった「諦め・割り切り」型の解消法を実践していることが明らかになりました。しかし、これらの方法は一時的な応急処置に過ぎず、根本的な不満は解消されていない実態も浮き彫りになっています。
家事のモヤモヤを真に解消するためには、まず「家事に気づかない・見えていない」という原因に対し、名もなき家事も含めた家事の全体量を見える化し、夫婦で共有することが重要です。その上で、お互いの得意・不得意を考慮しながら分担を見直し、定期的に話し合いの場を持つことが、遠回りに見えても確実な解決策となるでしょう。
調査結果の詳細
本調査の全ての集計結果データは、以下のURLから閲覧できます。
株式会社AZWAYについて
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設立:2016年9月
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資本金:1000万円


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