2026年上半期美容トレンド発表:くすみ色「ミュートカラー」2.1倍、新成分「PDRN」1.5倍に急上昇

ファッション・美容

2026年上半期美容トレンドを徹底分析:何が伸び、何が注目されたのか?

2026年上半期(1月1日〜6月30日)の美容トレンドに関する詳細な分析結果が発表されました。美容関連のプレスリリース約8,500件を対象としたこの調査では、消費者の関心がどこに向かっているのか、具体的なキーワードの増加率からその動向が明らかになっています。特に、新しい成分への注目や、コスメの色・質感、ヘアケアの仕上がり、そして美容家電の機能性において、顕著な変化が見られます。

2026年上半期 急上昇 美容トレンドランキング

美容関連プレスリリース全体の動向

美容関連のプレスリリース総件数は前年と比較して減少傾向にありますが、その中でも「ビューティーガジェット(美容家電)」は前年同期比で12.6%増加し、インナービューティーも微増(1.4%増)となりました。これは、単なる件数だけでは見えない、各ジャンルにおけるキーワードの動きから、新たなトレンドが生まれていることを示唆しています。

大ジャンル 2025上半期(件) 2026上半期(件) 前年同期比
スキンケア 4164 3638 -12.6%
コスメ(メイク) 2162 1878 -13.1%
ヘアケア 1828 1763 -3.6%
インナービューティー 665 674 +1.4%
ビューティーガジェット 445 501 +12.6%
メンズメイク・スキンケア 108 90 -16.7%

注目成分は「PDRN」「ペプチド」へシフト

スキンケア成分の発信において、定番の「ナイアシンアミド」「トラネキサム酸」「高濃度ビタミンC」は横ばいから微減傾向にあります。これに代わり、新しい成分への関心が高まっています。

スキンケア×成分 急上昇Top10

特に、ハリツヤ成分として知られる「PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)」は前年比1.5倍(83件から121件へ38件増)と大幅に増加し、増加数トップとなりました。「ペプチド」も30件増(171件から201件)と続き、「アゼライン酸」や「加水分解コラーゲン」も伸びを見せています。これらの成分は、補修や新しい機能性を求める傾向が強まっていることを反映しています。

コスメの色は「くすみ・ニュアンス」、質感は「軽やか」がトレンド

コスメ(メイク)の色においては、彩度を抑えたニュアンスカラーが人気を集めています。「モーヴ」が15件増(73件から88件)で増加数1位、「ミュートカラー」は2.1倍(13件から27件)と大きく伸びました。その他、「ブラウン」「ヌーディ」「モカ」といった肌なじみの良い中間色も増加傾向にあります。

コスメ×カラー 急上昇Top10

質感では、「軽やか・軽い付け心地」が59件増(232件から291件)で最も伸び、その他「ヴェール」「ミルキー」「ぴたっと密着」なども増加しました。一方で、「マット」「キラキラ/ラメ」「韓国風」といった装飾的な表現は減少しており、より自然で快適な使用感が重視される傾向が見られます。

コスメ×質感 急上昇Top10

ヘアケアは「軽やか×ツヤ×サロン仕上がり」、自宅での本格ケアも

ヘアケアの仕上がりでは、「軽やか」が1.8倍(126件から229件)となり増加数1位です。次いで「透明感」「指通り」「くせ毛・うねりケア」が大きく伸びました。「サロン仕上がり」も増加しており、成分面では「ケラチン」「セラミド」「CMC」といった補修成分が注目されています。

ヘアケア×仕上がり 急上昇Top10

特に注目すべきは、ヘアケアにおける「サロン仕上がり」と、美容家電における「自宅で・自宅ケア」「サロン級」という言葉が共に増加している点です。これは、自宅でプロフェッショナルなケアを求めるニーズが高まっていることを示しています。

ビューティーガジェットは件数最大増、高機能と特定技術が伸長

美容家電(ビューティーガジェット)は、6ジャンルの中で最も件数が増加しました(+12.6%)。ここでは、機能性と便益・訴求の両面でキーワードの伸長が見られます。

ビューティーガジェット×機能性 急上昇Top10

便益・訴求では「高機能」が約6倍(4件から23件)に、「自宅で・自宅ケア」も14件増(28件から42件)となりました。技術機能では「かっさ」が約7倍(1件から7件)、「イオン導入」「マイクロカレント」も増加しています。コードレスアイロンやプロ仕様ドライヤーなど、自宅でサロン級の仕上がりを叶える製品への関心が高まっていることがうかがえます。

インナービューティーとメンズ美容の動向

インナービューティーでは、「プロテイン」「インナーケア」「美肌・美容習慣」「たんぱく質」といった「続ける・整える」ことを意識した言葉が増加しています。メンズメイク・スキンケアは件数こそ減少していますが、「眉・眉毛」「毛穴ケア」「進化」「予防」といった日常のケア習慣に根ざした発信が広がっていることが分かります。

トレンドデータを活用した「第6回合同タッチアップ会」開催決定

今回の調査で明らかになった最新の美容トレンドデータを活用し、メディア関係者やSNSインフルエンサーがブランド担当者と直接交流しながら商品を体験・取材できるリアルイベント「第6回合同タッチアップ会」が開催されます。

合同タッチアップ会 PRTIMES

このイベントは、2026年11月18日(水)に都内で開催され、出展ブランドの募集が開始されています。本レポートの美容トレンドデータは、イベントの企画やブース構成にも反映され、上半期から続く流行や秋冬の最新情報も加えられる予定です。

合同タッチ・アップ会 会場サイン
合同タッチアップ会 デモンストレーション

イベントでは、専任プランナーがデータに基づいた企画づくりやメディアトレーニングを支援し、既存商品も新たな出会いの場として活用できるよう、ブランド担当者のイチ推しアイテムや開発秘話をコンテンツ化し、来場者へ冊子として配布する計画です。美容やライフスタイル業界のメディア関係者やSNSインフルエンサー約300名の来場が予定されており、商品サンプル提供も含まれるため、広範な露出機会が期待されます。

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まとめ

2026年上半期の美容トレンドは、新しい成分やニュアンスカラー、そして自宅で本格的なケアを求めるニーズの高まりが特徴として挙げられます。これらの変化は、消費者の多様な関心と、それに応えようとする企業の動きを明確に示しています。下半期に向けて、これらのトレンドがどのように進化していくのか、引き続き注目が集まるでしょう。

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