転職で年収は上がる?下がる?300人調査で判明した「決め手」と「後悔」

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転職による年収変化の実態

直近の転職で年収が「増えた」と回答した人は36.3%、「減った」と回答した人は37.0%となり、年収が上がった人と下がった人がほぼ同程度であることが判明しました。また、「ほぼ変わらない」と答えた人は26.7%でした。

具体的な年収変化の内訳を見ると、100万円以上増えた人が8.0%、50〜99万円増えた人が10.3%、1〜49万円増えた人が18.0%でした。一方で、100万円以上減った人も15.0%、50〜99万円減った人が7.7%、1〜49万円減った人が14.3%おり、年収の増減には大きな幅があることが示されています。

この結果は、転職が必ずしも年収アップに直結するわけではなく、多様な目的を持って転職がなされていることを示唆しています。

転職の決め手は年収変化によって異なる

転職の一番の決め手について、年収変化別に見てみると、興味深い傾向が浮かび上がりました。

転職の一番の決め手 各グループの上位回答

年収が増えた人の決め手では、「年収・待遇の改善」が36.7%で最も多く、次いで「労働時間・ワークライフバランス」が23.9%となりました。これは、収入アップを明確な目標として転職に踏み切った層が多いことを示しています。

一方で、年収が減った人の決め手では、「労働時間・ワークライフバランス」が43.2%で最多となり、次いで「人間関係のリセット」が19.8%でした。年収がほぼ変わらなかった人でも、「労働時間・ワークライフバランス」が35.0%で最多、次いで「人間関係のリセット」が27.5%と続いています。

このことから、年収アップを目指す層がいる一方で、年収が下がっても働き方や生活時間の改善、職場環境のリセットを優先する層が一定数存在することが分かります。

全体で最も重視されたのは「労働時間・ワークライフバランス」

全体で転職の一番の決め手を聞いたところ、最も多かったのは「労働時間・ワークライフバランス」で34.0%でした。次いで「人間関係のリセット」が19.0%、「年収・待遇の改善」が15.0%となっています。

転職の決め手

この結果は、多くの転職者が年収だけでなく、日々の働き方や生活との調和を重視していることを示しています。

転職して良かったこと:年収増加層は「年収アップ」、年収減少層は「労働時間短縮」

転職して良かったことを複数回答で聞いたところ、全体では「労働時間が減った」が30.7%で最多でした。年収変化別に見ると、さらに明確な違いが見られます。

転職して良かったこと

年収が増えた人では「年収が上がった」が63.3%で最多となり、収入面の改善が満足度につながっていることが明らかです。次いで「やりがいのある仕事になった」「プライベートが充実した」「人間関係が良くなった」がそれぞれ25.7%でした。

一方、年収が減った人では「労働時間が減った」が42.3%で最多、「プライベートが充実した」が40.5%で続きました。年収は下がったものの、労働時間や生活時間の改善を高く評価していることがうかがえます。

この結果から、転職の満足度は年収だけで決まるものではなく、個人の優先順位によって多様な要素が影響していることが分かります。

転職後の後悔・想定外:年収減少層では収入面のギャップが顕著に

転職して「後悔した」「想定外だった」ことを複数回答で尋ねたところ、全体では「特に後悔はない」が35.7%で最多でした。しかし、「年収が思ったほど上がらなかった」も28.3%を占め、収入面での期待と現実のギャップを感じた人も少なくないことが分かりました。

転職後の後悔・想定外

年収変化別に見ると、年収が増えた人では「特に後悔はない」が43.1%で最多でした。しかし、年収が減った人では「年収が思ったほど上がらなかった」が38.7%で最多となり、収入面での不満が後悔につながっていることが示されています。また、年収がほぼ変わらなかった人でも同様に「年収が思ったほど上がらなかった」が36.3%で最多でした。

この結果は、年収が下がった場合でも働き方や生活時間の改善を評価する人がいる一方で、収入面での期待値と現実のずれが後悔を生む要因となっていることを示唆しています。

転職の点数評価:年収増加層は高評価、減少層でも「普通」が最多

直近の転職に点数をつけてもらったところ、全体では「70〜89点(まあまあ成功)」が43.7%で最多でした。次いで「50〜69点(普通)」が31.7%となっています。

転職の点数評価

年収が増えた人では、「70〜89点(まあまあ成功)」が53.2%で最多となり、「90〜100点(大成功)」も15.6%と、転職を前向きに評価する傾向が強く見られました。収入面の改善が転職満足度に大きく影響していることが分かります。

一方、年収が減った人でも「50〜69点(普通)」が38.7%で最多、「70〜89点(まあまあ成功)」も34.2%を占めました。年収が下がっても、年収以外の要素(労働時間やワークライフバランスなど)が転職の満足度を支えているケースがあると考えられます。

転職活動の課題と利用方法

転職活動で一番大変だったこととしては、「良い求人が見つからない」が27.3%で最多でした。次いで「書類選考・面接の準備」が23.0%、「自分の市場価値が分からない」が14.3%と続いています。

転職活動の課題と利用方法

また、転職に使った主な方法については、「転職サイト」が56.3%で最も多く利用されており、次いで「ハローワーク」が31.7%、「転職エージェント」が25.3%でした。転職活動においては、求人探しや選考準備に多くの人が負担を感じていることが分かります。

年収以外の要素も重要視される転職

自由記述の回答からは、年収アップを実感する声のほか、年収が下がっても労働時間や生活時間の改善を評価する声が多数見られました。例えば、「年収は100万以上下がりましたが、夜勤がなくなったことで、体調が良くなり、家族と過ごす時間が増えたので、転職して良かったです。」といった声が寄せられています。

年収アップの実感と働き方改善

また、求人票に記載されている年収だけでなく、基本給や手当、残業代の内訳を事前に確認することの重要性についても指摘がありました。これは、転職後の実際の収入が想定と異なるケースがあるため、詳細な確認が不可欠であることを示しています。

まとめ

今回の調査結果から、転職によって年収が上がる人もいれば下がる人もおり、その割合はほぼ同程度であることが明らかになりました。年収が増えた人は待遇改善を重視する傾向が見られた一方、年収が減った人では労働時間やワークライフバランスを重視する回答が目立っています。

転職を検討する際には、単に年収の増減だけでなく、自身のライフスタイル、働き方、職場環境など、多角的な視点から優先順位を明確にし、総合的に判断することが、転職後の満足度を高める上で非常に重要であると言えるでしょう。

調査結果の詳細は以下のURLから確認できます。

株式会社AZWAYは、この調査を通じて、インターネットを通して人々の暮らしを豊かにする活動を続けています。

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