LIFULL ArchiTechと高知県室戸市、災害時の住環境支援と地域活性化に向けた包括連携協定を締結

ビジネス

LIFULL ArchiTechと高知県室戸市が包括連携協定を締結

株式会社LIFULL ArchiTech(ライフルアーキテック)は、2026年7月13日に高知県室戸市と「災害時におけるインスタントプロダクツの供給に関する包括連携協定」を締結しました。この協定は、災害発生時の住環境支援と地域防災を軸に、地域活性化、まちづくり、関係人口の創出に向けて相互に協力・支援することを目的としています。

協定締結式

協定締結の背景とインスタントプロダクツの有用性

近年、多くの自治体にとって、災害発生直後から必要な住空間を迅速に提供できる体制を事前に整えることは重要な課題となっています。LIFULL ArchiTechは、全国の自治体と平時から協定を結ぶことで、数時間で設営可能な「インスタントハウス」や、集団避難生活における居住性やプライバシーを守る「インスタントルーム」をはじめとしたインスタントプロダクツを、災害時に速やかに供給する体制構築を目指しています。

高知県室戸市では、すでに室戸市が運営する「とろむグランピング高知」において、インスタントハウスが宿泊施設として活用されています。そのユニークな形状と快適な空間は、地域の人々を引き寄せる「ハブ(拠点)」として機能しています。このグランピング施設は、平時は観光客誘致や交流人口拡大に貢献する一方で、災害時には避難所や支援拠点を補完する新たな選択肢として、多様なニーズに応える空間となることが期待されています。このようなインスタントプロダクツの導入実績と有用性の実証が、今回の協定締結へと繋がりました。

協定の主な取り組み内容

LIFULL ArchiTechと高知県室戸市は、以下の取り組みを通じて連携を強化します。

  • 災害時におけるインスタントプロダクツの供給支援

  • インスタントプロダクツの利活用を通じた地域防災支援

  • インスタントプロダクツの利活用を通じた防災訓練・防災教育の実施

  • インスタントプロダクツの利活用を通じた地域活性化

  • インスタントプロダクツの利活用を通じた関係人口の創出

  • インスタントハウスの技術を応用した住宅技術や民間ノウハウを活用した空き家等の再生・有効活用

LIFULL ArchiTechは、災害時にインスタントプロダクツを迅速に供給し、市民の住環境整備を支援するだけでなく、平時から市内小中学校の生徒や自主防災組織での防災教育・訓練への活用支援、防災意識向上の啓発など、民間企業としてのノウハウを最大限に活用して多面的な地域支援を実施します。

インスタントプロダクツの具体的な例

インスタントハウス

インスタントハウスは、発災直後でもわずか数時間で設営でき、どこでも快適な空間を生み出せる特長があります。指定避難所へ行けない方々の避難スペース、感染症隔離のための医務室、応急物資の管理や支援拠点の宿泊施設、子どもの遊び場、ペット同伴避難など、多様な用途で活用可能です。

インスタントハウス 外観

インスタントハウス 内観

インスタントハウスの詳細については、以下のリンクをご覧ください。
インスタントハウスについて

インスタントルーム

インスタントルームは、ダンボールの多層構造を活かし、断熱性・遮音性・プライバシー保護において高い性能を実現します。これにより、避難者一人ひとりに安全で快適な個室空間を提供し、心理的安全性を高めます。また、隔離機能によって感染症の拡大を未然に防ぎ、過酷な避難環境における身体的・精神的負担を大幅に軽減し、災害関連死の防止にも貢献します。

インスタントルーム 内観

インスタントルームに関する詳細情報は、以下の記事でご確認いただけます。
LIFULL ArchiTech、集団避難生活での居住性とプライバシーを守る「インスタントルーム」を販売開始

LIFULL ArchiTech 山中典COOのコメント

LIFULL ArchiTech 山中典COO

LIFULL ArchiTechの取締役COOであり名古屋工業大学共同研究員である山中典氏は、今回の協定について次のように述べています。

「近年、多くの自治体が災害への備えに加え、人口減少や空き家の増加、地域のにぎわいづくりといった共通の課題に直面しています。私たちは、これらの課題を個別に捉えるのではなく、一つの取り組みが平時にも有事にも価値を発揮することが、これからの地域づくりにおいて重要だと考えています。今回の協定は、その考え方を室戸市とともに実践する新たな一歩です。インスタントハウスやインスタントルームが、防災だけでなく、観光や防災教育など日常の地域づくりにも活用されることで、地域に新たな価値を生み出せると考えています。今回の協定を通じて、室戸市の皆さまと一つひとつ取り組みを積み重ねながら、地域に寄り添った持続可能な地域づくりに貢献してまいります。」

LIFULL ArchiTechについて

株式会社LIFULL ArchiTechは、「Architecture」と「Technology」を組み合わせた「ArchiTech」を掲げ、建築技術によって世界を革進していくことをミッションとしています。名古屋工業大学大学院工学研究科の北川啓介教授の研究を基に、インバウンド増加に伴う宿泊施設不足、空き家の利活用、災害時の住宅供給といった社会課題を解決するソリューションの開発と事業展開を行っています。

株式会社LIFULL ArchiTech

株式会社LIFULLについて

LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から世の中の課題まで、事業を通して解決を目指すソーシャルエンタープライズです。不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」やシニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、多岐にわたる事業を展開しています。

株式会社LIFULL

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