「だから何?」をなくす!人を動かす数字の伝え方『説得力が劇的に上がる 数字の伝え方』7/21発売

ビジネス

「だから何?」をなくす!数字を「人を動かす武器」に変える

ビジネスにおいて数字は重要な共通言語ですが、単に事実を報告するだけでは「だから何?」「何をすればいいの?」という疑問を招きがちです。本書では、「売上が10%上がりました」といった表面的な結果報告に留まらず、その数字から導かれる「未来の行動や判断」という結論を伝えることの重要性を説いています。高度な統計学や数学の知識がなくても、目の前の数字を「人を動かす言葉」に変える言語化力と思考力を磨き、相手から理解、納得、共感を引き出す実践的なコミュニケーション技術を解説します。

納得感を生む「ストーリー」の組み立て方

問題が発生した際、深く原因を探らずに解決策に飛びついてしまうケースは少なくありません。しかし、周囲から「なるほど、それならこの方策以外にあり得ないね」と納得してもらうためには、「ゴール → 現状 → 要因 → 方策」を一本のストーリーでつなぐことが不可欠です。本書では、このストーリーを構築するための具体的な4つのステップを体系的に解説しています。

  • ステップ① ゴール設定: 抽象的な問いを排し、指標を特定できるまで具体化します。

  • ステップ② 現状把握: 印象ではなく、適切な比較対象を用いて客観的事実を明確にします。

  • ステップ③ 要因特定: 「なぜ?」を深く掘り下げ、自分たちでコントロールできる具体的な行動に落とし込みます。

  • ステップ④ 結論・方策策定: 特定した要因を直接的に解消・軽減する、納得感のある具体的な解決策を提示します。

5秒で伝わる「引き算のデザイン」と「不都合な真実」を語る誠実さ

本書は、単なる思考法にとどまらず、実務における資料作成やプレゼンテーションで即座に活用できる「演出のテクニック」も豊富に紹介しています。

  • グラフの「引き算のデザイン」: 結論に関係のないノイズを徹底的に排除し、5秒で結論が伝わるようなグラフの動線を設計します。グラフの主役は内容ではなく結論です。

  • 「不都合な真実」をあえて開示する: 都合の良い数字だけを並べる「チェリーピッキング」を避け、前提条件や弱点も明示することで、プロとしての強固な信頼関係を築きます。

  • 数字を「問い」に変えて相手を巻き込む: 結論を押しつけるのではなく、「この前提で出た結果をどう判断するか」と相手に問いかけることで、組織の意思決定の質を高める対話戦略を伝授します。

「自分は文系だから数字のセンスがない」と考える必要はなく、本書を通じて、高度な統計学や数学の知識がなくても、数字を「人を動かす言葉」に変える技術を習得できると説明されています。

書籍の構成

本書は以下の章立てで構成されています。

  • はじめに ――数字の「結果」を語るな、「結論」を語れ

  • 第1章 「比較」することで「単なる事実」を飛び越える

  • 第2章 「ゴール・現状・要因・方策」を一本のストーリーでつなぐ

  • 第3章 相手の脳に「結論」を突き刺す「武器としてのグラフ」

  • 第4章 数字の“表の顔”に騙されず、裏側を読み解く技術

  • 第5章 結局、すべては「ゴール設定」に集約される

  • おわりに

著者プロフィール

柏木 吉基
データ&ストーリーLLC 代表、横浜国立大学 非常勤講師、多摩大学大学院ビジネススクール 客員教授。慶應義塾大学理工学部を卒業後、米国Emory大学院でMBAを取得。日立製作所でのセールスエンジニア、日産自動車での海外マーケティング・セールスや組織開発を経て、2014年に独立。データ活用を武器にした問題解決トレーナーとして、年間約30の企業・自治体、のべ1500人以上に対しスキル育成やコンサルティングなどを展開しています。実務に裏打ちされた具体的思考法や手法で成果を出す指導に定評があります。著書にベストセラー『「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本』(日本実業出版社)などがあります。

書籍概要

書籍表紙

  • 書籍名:説得力が劇的に上がる 数字の伝え方

  • 著者:柏木 吉基

  • ページ数:232ページ

  • 価格:1,925円(税込)

  • 出版社:フォレスト出版株式会社

  • 発売日:2026年7月21日(※以降順次)

  • ISBN:978-4-86680-387-6

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