第20回アジア競技大会へ向けて、豊橋市で聖火リレーが開催!桃月なしこさんらが聖火をつなぐ

スポーツ

豊橋市を駆け抜けた聖火リレー

聖火リレーは午前9時ごろに、この日リニューアルオープンした「こども未来館ここにこ」を出発しました。ランナーたちは大橋通りを南に進み、広小路通り、萱町通りを経て、松葉公園までの約1,090メートルを走り抜けました。

ランナーは、公募で選ばれた4人、PRランナー3人、大会組織委員会選出の2人の計9人で構成されました。PRランナーには桃月なしこさんの他、男子プロバスケットボールBリーグ1部「三遠ネオフェニックス」の児玉ジュニアさん、スポーツ解説者の柏原竜二さんが選ばれていました。

桃月なしこさんが第一走者として登場

聖火点火式

第一走者を務めたのは、豊橋観光アンバサダー「とよはし魅力アンバサダー」に就任したばかりの桃月なしこさんです。スタート前には、長坂尚登市長が桃月さんの手にしたトーチに聖火を点火。大きな拍手に包まれる中、桃月さんは沿道の観客に手を振りながら力強く走り出しました。

桃月なしこさんが聖火を掲げて走る様子

走り終えた桃月さんは、「第一走者に選んでいただき、すごく光栄でありがたいと思うと同時に、緊張や不安もありました。でも、沿道に見慣れたファンの姿を見つけて安心しましたし、ようやく緊張もほぐれました。皆さんの応援のおかげで、なんとか走り切ることができました」と語り、沿道の声援への感謝の気持ちを伝えました。

車いすで聖火をつないだ中学生の感動

車いすで聖火リレーに参加する小林咲貴さん

第二走者には、豊橋市立牟呂中学校3年の小林咲貴さんが登場しました。脳性まひのため車いすを使用して参加した小林さんは、「さきちゃん頑張れ!」という先生や友人たちの声援に手を上げて応えながら、懸命に聖火をつなぎました。沿道には「努力の花よ 咲き誇れ」と書かれた横断幕が掲げられ、小林さんの晴れ姿を見守りました。

小林さんは、自信のない自分を変えたいという思いからランナーに応募したとのことです。発信することが苦手だったにもかかわらず、友人たちに「応援に来てほしい」と勇気を出して伝えたところ、多くの友人が沿道に駆けつけてくれたそうです。リレー後には「声援が力になりました。少し自信がつきました」と喜びを語りました。

柏原竜二さん、小椋久美子さん、児玉ジュニアさんも参加

聖火リレーを走る児玉ジュニアさん

小林さんに続いて、柏原竜二さんや元バドミントン日本代表の小椋久美子さんらが聖火をつなぎ、最終走者は児玉ジュニアさんが務めました。松葉公園では、豊橋の伝統文化である手筒花火をイメージした特大クラッカーが長坂市長らによって鳴らされ、児玉さんの到着を盛大に祝いました。

児玉さんは「皆さんの声援がほんとうに力になりました。このような貴重な経験を豊橋の皆さまと一緒にできたことを心から感謝しています」と感謝の言葉を述べました。

大会開幕と豊橋市での開催競技

スタートセレブレーションで演奏する豊橋市消防音楽隊

聖火リレーのスタート前には「こども未来館ここにこ」で「スタートセレブレーション」が開催され、豊橋市消防音楽隊とカラーガード隊「ホワイトシーガルズ」が演奏や演技を披露し、イベントを盛り上げました。

「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」は2026年9月19日(土)に開幕します。豊橋市では、市民球場で野球、市総合体育館で空手とテコンドーが開催される予定です。また、同年10月に開催される「愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会」では、豊橋市総合体育館がゴールボールの会場となります。

長坂市長は挨拶の中で、「多くの方に試合を見に来ていただき、海外の選手、日本の選手を応援と歓声でおもてなしをしたいと思いますので、協力をお願いします」と呼びかけました。

聖火は今後、愛知県内の40自治体を巡り、約1,000人のランナーによってつながれる予定です。そして、9月19日の開会式で名古屋市瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)に聖火がともされます。

大会に関する詳細情報は、豊橋市のホームページで確認できます。

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