狭小地での挑戦:プライバシーと開放感を両立
東京都荒川区の大通り沿いに位置するわずか15坪の敷地で、高性能なデザイン住宅への建て替えが完了しました。都市部の狭小地という制約の中で、プライバシーの確保と開放感のある空間づくりという相反する要素を両立させる設計が特徴です。
シンプルかつ印象的な外観デザイン
外壁にはメンテナンス性と意匠性に優れた塗り壁材「soi(ソーイ)」が採用されています。目地のないすっきりとしたデザインと、天然木パネルのアクセントが組み合わされ、シンプルながらも印象的な外観を実現しています。大通りに面した立地のため、窓の配置はプライバシーに配慮して少なく設計されています。

大型SUV対応のビルトインガレージと多機能収納
限られた敷地の中で、施主の希望であった大型SUVを収容できるビルトインガレージが実現しました。車の乗り降りを考慮した壁のデザインが施されており、デッドスペースになりがちな上部の空間は、アウトドア用品などを保管できる収納スペースとして活用されています。

ゆとりと実用性を兼ね備えた玄関スペース
玄関ドアを開けると、視覚的な広がりを感じさせるゆとりあるエントランススペースが広がります。間仕切りを極力減らし、抜け感のある階段を採用することで開放感を演出。シューズクローゼットやカウンター、ペット用の水洗スペースなど、実用性にも配慮した空間設計がされています。



デッドスペースを活かす収納アイデア
狭小住宅において重要な収納は、玄関框(かまち)や小上がり和室の下に引き出し収納として設けられています。わずかなスペースも有効活用する工夫が凝らされており、3つの引き出しに分かれているため、カテゴリーごとに整理しやすい設計です。



多目的に活用できる小上がり和室
玄関横には小上がりの和室が設けられ、床から天井までのフルハイトドアで間仕切ることが可能です。ワークスペースやゲストルームとして多目的に利用でき、畳の下は収納、一部は掘りごたつとしても使えるデザインです。



モノトーンで統一されたサニタリースペース
サニタリースペースは、床材、収納面材、アクセサリーがモノトーンで統一され、落ち着いた印象に仕上げられています。造作の洗面カウンターや収納棚、鏡裏収納など、オーダーメイドで空間に合わせた最適な設計が施されています。



吹き抜けがもたらす明るく開放的なダイニング
住まいの中心となるダイニングスペースには吹き抜けが設けられ、自然光がたっぷりと降り注ぐ明るい空間です。上部が抜けていることで、限られたスペースでも開放感が感じられる設計となっています。周囲からの視線を考慮し、窓の配置も工夫されています。



こだわりのハイエンドキッチン
キッチンにはLIXILのハイエンドモデル「RICHELLE(リシェル)SI」が採用されています。傷や熱に強く手入れしやすいセラミックトップが特徴で、意匠性と機能性を両立。床や照明もキッチンに合わせてコーディネートされ、奥様のこだわりが詰まった空間です。背面には大容量の造作ストレージがあり、調理家電や食器をすっきりと収納できます。



家族で共有できるワークカウンター
キッチンの近くには、家事の合間に利用できるカウンタースペースが造作されています。収納棚も備え付けられており、書類や本などを整理できます。ご主人のワークスペースやお子様の学習スペースとしても活用でき、キッチンから家族の様子を見守れる心地よい距離感が考慮されています。


可動式TVボードを備えたリビングスペース
インナーバルコニーに面したリビングスペースは、可動式の壁掛けTVボードが特徴です。ボードの背面は収納となっており、AV機器やWi-Fiルーター、ロボット掃除機などを隠して収納することで、すっきりとした空間を保てます。床材には足触りの良いトドマツの無垢材が使用されています。



視線を気にしないインナーバルコニー
リビングの掃き出し窓の先にはインナーバルコニーがあり、都市にいながらも周囲の視線を気にせず外空間を楽しめます。床には耐久性に優れたイペ材のウッドデッキ、軒にはレッドシダーの天然木パネルが採用され、木の温もりを感じられるデザインです。



短い生活動線と明るい3階廊下
階段と吹き抜けに挟まれた3階の渡り廊下は、開放的で明るい空間です。サニタリースペースとは別に洗面スペースを設けることで、朝の身支度の混雑を避け、3階だけで完結する短い動線がデザインされています。こちらもモノトーンで統一され、落ち着いた印象です。



落ち着いた主寝室と工夫された子ども部屋
2階と同様にトドマツの無垢材が使われた主寝室は、アクセントクロスやウィンドウトリートメントをダークブラウン系で統一し、快眠を促す落ち着いた空間に。クローゼットドアや扉にはフルハイトドアが採用され、空間を広く見せる工夫がされています。



子ども部屋は7畳の空間を2つに間仕切るため、ベッドと床下収納を段違いに設計することで、それぞれ4.5畳分の床面積を確保しています。高さを活用することで、コンパクトながら快適な空間が実現されています。



VRで体験できるルームツアー
この住宅の様子はYouTubeアプリを利用したVRヘッドセット(スマートフォン再生)や、画面フリック操作で360°パノラマでご覧いただけます。


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