「ダイアベティス・キッズキャンプ」に元プロサイクリストのジャスティン・モリス氏が訪問 – 糖尿病とともに生きる子どもたちに「夢を諦めない」エール

スポーツ

ダイアベティス・キッズキャンプとは

「ダイアベティス・キッズキャンプ(旧小児糖尿病サマーキャンプ)」は、1967年より公益社団法人 日本糖尿病協会(JADEC)が主催し、糖尿病とともに生きる子どもたちの医療教育と成長支援を目的として実施されています。ノボ ノルディスク ファーマは、このキャンプを長年にわたり支援しており、毎年チーム ノボ ノルディスクのアンバサダーや選手との交流機会を提供しています。

ジャスティン・モリス氏の訪問

モリス氏は、2026年8月11日に「第43回兵庫県小児糖尿病サマーキャンプ」(兵庫県立南但馬自然学校)、翌8月12日に「第42回東京なかよし会サマーキャンプ」(ホテル浪川荘)の2会場を訪れました。この2日間で合計50名の子どもたちと医療スタッフが参加し、特別ワークショップが行われました。

ワークショップの様子

疾患と向き合う子どもたちへ夢へのエール

1型糖尿病は小児期に発症することが多く、患者さんやそのご家族が大きな不安を抱えることがあります。ノボ ノルディスク ファーマは、子どもたちが前向きに疾患と向き合い、それぞれの夢や目標に向かって歩めるよう、継続的に支援しています。

今年のワークショップでは「小さな一歩」をテーマに、モリス氏が子どもたちと交流。「ダイアベティスがあっても夢をあきらめる必要はない」という力強いメッセージが送られました。

熱心に活動する子ども

夢をあきらめない。その一歩を踏み出すために

ワークショップの前半では、モリス氏が自身の経験をもとに子どもたちへメッセージを送りました。モリス氏は、1型糖尿病と診断された当時の不安や戸惑いを振り返り、同じ疾患とともに活躍するスポーツ選手の存在を知ったことで、「ダイアベティスがあっても夢を追い続けることができる」という希望を見出したと語っています。また、自身にとっての「小さな一歩」が自転車に乗ることだったと紹介し、通学で自転車に乗り始めることから少しずつ自信を積み重ねた経験が、後にプロサイクリストとして世界へ挑戦する原点になったと述べました。「自分自身を信じること、そして自分が取り組んでいることを信じることができれば、それは目標達成への大きな力になる」と参加者へエールを送りました。

モリス氏と参加者の交流

さらに、チーム ノボ ノルディスクでの活動についても触れ、「同じ1型糖尿病とともに生きる仲間と出会い、ともに挑戦できたことが大きな支えになった」と語り、このキャンプで出会った仲間とのつながりを大切にしてほしいと呼びかけました。

ワークショップの後半では、参加した子どもたち全員が未来に向けた「小さな一歩」を紙に書き、モリス氏に向けて発表するプログラムが行われました。モリス氏は一人ひとりの発表に耳を傾け、それぞれの挑戦を励ましながら、小さな一歩を積み重ねることの大切さや、自分らしく前向きに挑戦し続けることへのエールを送りました。また、モリス氏が実際に使用しているロードバイクに触れる機会も設けられ、子どもたちは普段なかなか接することのない本格的なロードバイクに興味津々の様子で、モリス氏との記念撮影を楽しむなど、交流の時間は終始笑顔に包まれました。

キャンプ実施概要

チーム ノボ ノルディスクについて

チーム ノボ ノルディスクは、世界で初めて全員が1型糖尿病とともに生きるプロサイクリストで構成されたサイクリングチームです。国際自転車競技連合(UCI)のプロチームとして競技に参戦しています。チームのミッションは「ダイアベティス(糖尿病)とともに生きる人々を元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを応援する」ことです。

糖尿病について

糖尿病には1型と2型があり、それぞれ発症要因が異なります。日本で糖尿病全体の約95%を占める2型糖尿病は、遺伝的要因と環境的要因が重なり発症します。一方、1型糖尿病は自己免疫反応の異常やウイルス感染により、すい臓のインスリンを出す機能が壊れてしまうタイプと、原因不明のタイプがあります。1型糖尿病の治療にはインスリン療法が必須です。日本では発症率が低く、1年間に10万人の中で約1.5〜2.5人が発症するといわれています。

JADEC(公益社団法人 日本糖尿病協会)について

JADECは、糖尿病の克服と国民の健康増進を目的とし、糖尿病の予防と治療に関する正しい知識の普及啓発、調査研究、国際交流などを行っています。糖尿病があることによって不利益が生じない社会づくりを目指し、糖尿病がある人、医師・歯科医師、メディカルスタッフ、市民・企業などで組織されています。1961年に創立され、現在は全国に約1,600の糖尿病「友の会」と47の都道府県糖尿病協会が連携して活動しています。

ノボ ノルディスクについて

ノボ ノルディスクは、1923年に創立されたデンマークに本社を置くヘルスケア企業です。糖尿病で培った知識や経験を基に、深刻な慢性疾患を克服することを目指しています。科学的革新を見出し、医薬品へのアクセスを拡大するとともに、病気の予防と根治に向けて取り組んでいます。現在80カ国で事業を展開し、製品は約170カ国で販売されています。日本法人のノボ ノルディスク ファーマ株式会社は1980年に設立されました。

コメント