「録画でAIに教える」技術を応用した業務可視化AI「メボシ」が登場
株式会社Renewerは、AIエージェント「メボシ」(Meboshi)の提供を開始しました。このサービスは、社員のPC作業を自動で記録し、AIが「自動化すべき業務」を実測データに基づいて特定するものです。OpenAI、Anthropic、Microsoftが相次いで製品化した「録画でAIに教える」技術を、AIエージェント導入の意思決定に応用した国内初のサービスとして注目されています。

AIエージェント導入の現状と課題
Gartnerの予測によると、タスク特化型AIエージェントを組み込むエンタープライズ向けアプリケーションの割合は、2025年の5%未満から2026年末には40%に達すると見込まれています。しかし、MITの調査では、生成AIに投資した組織の95%が、損益への測定可能な効果を得られていないと報告されています。
このような状況は、技術力ではなく、AIを導入する「対象業務の選び方」に起因すると考えられます。効果的な業務を選定できれば成果につながりますが、選定を誤るとPoC(実証実験)の段階で停滞してしまうことがあります。対象業務の選定には、どのような業務があり、どこに時間がかかっているのかを把握する「業務の可視化」が不可欠です。
従来の業務可視化は、アンケートやヒアリングによる業務棚卸が主流でした。これには数ヶ月を要し、現場に大きな負担をかけるだけでなく、「現場の負荷が高い」「一覧を作っただけで塩漬けになっている」「主観と客観が入り混じって実態を把握できない」といった課題がありました。また、自己申告に頼るため、本人が意識していない業務は回答に現れず、実態の一部しか捉えられない可能性がありました。
現場に負担をかけない業務可視化AIエージェント「メボシ」の特長
「メボシ」は、こうした業務可視化の課題を解決するため、現場に負担をかけずにPC作業の実測データから業務を可視化します。対象となる社員は、記録期間中も普段通り業務を続けることが可能です。メボシは以下の3つのステップで構成されます。

1. 録る ── PC作業を自動記録
PCにインストールするだけで、バックグラウンドで作業を自動記録します。画面、アプリ、URLなど5種類のデータを一定間隔で記録するため、社員へのヒアリングや調査票の記入依頼は発生しません。

2. 見つける ── 自動化候補となる業務を検出
メボシのAIエージェントが記録を分析し、業務の実態を可視化します。同じ操作の繰り返し、アプリをまたぐコピー&ペースト、長時間の手入力など、自動化の候補となる5種類の作業パターンを検出します。本人が「作業」として認識していない時間も対象となります。

3. 提案する ── 自動化実装プランや成果物を出力
検出されたパターンをもとに、削減時間、頻度、実現可能性からスコアを算出し、自動化の実装プランを優先順位付きで提案します。また、以下の3種類のドキュメントが自動生成され、構築の工程へスムーズに引き継げます。
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業務フロー図・業務一覧: 実際の操作ログから、現在の業務(As-Is文書)を自動生成します。
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要件定義書: 入出力、判断分岐、例外処理まで記述され、構築の依頼にそのまま利用可能です。
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自動化プラン・経営報告レポート: 優先順位とROI(投資収益率)試算が付与され、稟議資料としてそのまま利用できます。


従来の業務調査が数ヶ月を要するのに対し、「メボシ」は2週間の記録から同等の可視化を実現します。
AIエージェント構築で注目される「録画でAIに教える」技術を採用
「メボシ」は、画面操作の記録からAIが業務を理解する「録画でAIに教える」技術を採用しています。この技術は、2026年6月のOpenAI社「Record & Replay」(Codex)を皮切りに、7月にはAnthropic社「Record a skill」(Claude)、Microsoft社「Skill Recorder」と、約3ヶ月の間に相次いで製品化され、今後のAIエージェント構築の中核技術として注目されています。
これらの機能が、教えた手順をAIにそのまま実行させるためのものであるのに対し、「メボシ」は同じ技術を、対象業務の選定、すなわち企業のAIエージェント導入の意思決定に応用しています。録画からAIが業務を理解し実態を可視化することで、任せるべき業務を特定するプロセスを支援します。

導入方法と無償提供プログラム
導入は、3名・2週間の記録から始めることが可能です。準備から報告まで約1.5ヶ月の期間で、AI化の候補となる業務の上位3〜5件を、ROI試算とともに提示します。その後の実装フェーズでは、実装を担当するエンジニアが顧客企業に入り、1サイクル2〜3週間で1業務ずつ自動化を進めます。実装後の効果測定も「メボシ」で行います。
提供開始にあたり、導入を検討する企業向けに2つの無償プログラムが用意されています。
- 自社版おためし生成: 既に存在する業務棚卸表や業務マニュアルを預かり、本導入で自動生成されるドキュメント一式(業務フロー図、業務一覧、分析報告レポート、要件定義書)を、自社の業務を題材にした仮生成版として提供します。資料提供から2〜3営業日で結果が説明されます。
- 資料3点セットのダウンロード: サービス紹介資料、自動生成される成果物のサンプル一式、および全56ページの調査ガイド『社内AIエージェント導入前に読む完全ガイド』の3点が無償で提供されます。

これらのプログラムは以下の申込フォームから受け付けています。
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サービスサイト: https://meboshi.ai/
株式会社Renewerについて
株式会社Renewerは「Make AI Common ── AIをみんなの”当たり前”に」をミッションに掲げ、エンタープライズ向けAIプロダクトの開発・提供と、企業のAI活用支援を行っています。「メボシ」のほか、プロンプト・AIエージェント作成アシスタント「コノン」をエンタープライズ企業向けに提供しています。また、AI活用のガイドブックシリーズは、これまでに1,600社を超える企業・団体でダウンロードされ、日経225構成企業の3分の1に導入されています。
株式会社Renewerでは、共にチャレンジする仲間を募集しており、副業・業務委託からの参画も歓迎しています。詳細はカジュアル面談の応募フォームから確認できます。
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Webサイト: https://renewer.jp/
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公式note: https://note.com/renewer


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