湘南ケーブルネットワークが新サービス「まちなび」を発表
神奈川県平塚市を中心にサービスを提供する湘南ケーブルネットワーク株式会社(SCN)は、Connected TV(CTV)向けの地域ネットサービス「まちなび」を2026年秋から開始することを発表しました。
この「まちなび」は、デジタル放送のクロスメディア化を支援する株式会社メディアキャストが提供する「POSCASt Platform」を基盤として構築されます。各種動画配信サービスと、従来データ放送で配信されてきた地域情報をインターネット上で集約し、CTV向けに配信することで、地域に密着した新たな情報発信の形を提案します。
「まちなび」とは?地域情報を網羅する新しい視聴体験
SCNが導入済みのAndroid TV OS搭載「ケーブルプラスSTB-2」の機能を最大限に活用し、既存のIP-VODサービス「milplus」や、外部サービスである「NHKプラス ~NHK ONE~」、「TVer」と連携します。さらに、データ放送で提供されてきた行政情報や防災行政無線の音声再生機能などもアプリ内に統合されます。
これにより、視聴者はリモコン操作のみで地域情報コンテンツと各種動画サービスをシームレスに利用できるようになります。若年層へのリーチ力強化や、ネットワーク上での地域ブランディングの確立、そして放送とは異なる自由度の高いネットワークサービスの提供が可能となるでしょう。

「POSCASt Platform」が実現するケーブルテレビの未来
近年のケーブルテレビ業界では、OTTサービスの急速な普及や若年層のテレビ視聴形態の変化、新しい限定受信システム(CAS)設備のコスト増など、従来の収益モデルの継続に課題が指摘されています。このような状況に対し、SCNは地域情報を軸に各種動画を含むネットサービスのクロスメディア展開を図り、新たな収益モデルの基盤を構築する必要があると考えています。
メディアキャストが提供する「POSCASt Platform」は、YouTubeなどの既存の動画配信サービスと地域情報を連携させ、ネット上に新たな地域メディアを構築し、CTVをはじめとするスマートフォンやWebなどマルチデバイスへのサービス展開を支援するプラットフォームです。このプラットフォームを活用することで、既存資産の効率を最大化し、各地域の特性や課題に応じた新しい収益モデルの構築が可能となります。
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今後の展望:マルチデバイス化と地域限定サービスの拡充
SCNは今後、「まちなび」サービスをスマートフォンやWebなどへのマルチデバイス化、各種ネットサービスとの連携、そして地域コミュニティに特化した限定サービスの拡充を進める計画です。これにより、多チャンネル加入者向けの放送と通信を融合した、より豊かな基盤サービスの展開を目指します。
湘南ケーブルネットワークとメディアキャストについて
湘南ケーブルネットワーク株式会社
湘南ケーブルネットワークは、放送・通信事業を通じて、地域社会に貢献することを目指しています。地域の皆さまと共に「安心、安全、幸せ」な街づくりを推進するため、常に新しいサービスの開発に取り組んでいます。主にコミュニティチャンネル、スマートケーブルテレビ、光ケーブルインターネット、固定電話、ケーブルスマホの5つの事業を展開しています。
株式会社メディアキャスト
メディアキャストは、データ放送を起点とした放送事業者のクロスメディア展開を支援する専門会社です。データ放送関連のコンテンツ制作ツール、CMS運用システム、送出機器などの製品群は、NHKや民放キー局、地方局、CATV局などで多数採用されており、デジタルデータ放送業界のデファクトスタンダードとして位置付けられています。


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