注文住宅、約43%が「もっとこうすればよかった」と回答!後悔しない家づくりのポイントとは?

ライフスタイル

注文住宅を選んだ理由:約7割が「間取りやデザインを自由に決めたかったから」

まず、建売住宅やマンションではなく「注文住宅」を選んだ理由について尋ねたところ、最も多かったのは「間取りやデザインを自由に決めたかったから」で69.9%に上りました。次いで「自分たちのライフスタイルに合わせた家にしたかったから」が41.2%、「土地から自分たちで選びたかったから」が22.1%と続きます。

注文住宅を選んだ理由

注文住宅を選ぶ一番の「決め手」については、以下のような声が聞かれました。

  • 「好きな間取りに住めるから」(30代・男性)

  • 「リビングにこだわりたかった。子育てしやすい間取りにしたかった」(30代・女性)

  • 「展示場に行って実際の家を見て自分たちに合う間取りなどを決められたから」(40代・女性)

  • 「自分たちの希望の間取りやデザインの家にしたかったから」(40代・男性)

  • 「建売は床下や天井裏などを確認できないから。自分で確認したい。欠陥住宅が怖いから」(60代・男性)

間取りやデザインを自分たちで決められること、特にリビングへのこだわりや子育てのしやすさなど、暮らし方に合わせて住まいを考えたいという意識が強く見受けられます。また、土地選びや建物の状態を自分で確認したいという意見もあり、多くの人が「自分たちで納得して決められること」を注文住宅に求めていることが分かります。

家づくりで最もこだわった箇所は「間取り」が半数以上

次に、家づくりで最もこだわった箇所を尋ねると、「間取り」が51.5%と半数以上を占める結果となりました。続いて「収納」が10.3%、「デザイン・内外装」と「断熱・気密などの住宅性能」がそれぞれ8.1%となっています。

家づくりで最もこだわった箇所

それぞれの箇所にこだわった理由としては、以下のような声が寄せられました。

「間取り」と回答した方

  • 「子育てしやすい間取りにしたかった。階段をリビングの外に作りたかった」(30代・女性)

  • 「家族それぞれが快適に過ごせる間取りにした」(40代・女性)

  • 「一生住んでも飽きないように」(70代・男性)

「収納」と回答した方

  • 「いつも収納スペースの不足に悩んでいたから」(30代・女性)

  • 「狭小住宅のため、デッドスペースを収納として活用した」(60代・男性)

「デザイン・内外装」と回答した方

  • 「洋館風にこだわりがあった」(60代・男性)

「断熱・気密などの住宅性能」と回答した方

  • 「地震などの災害」(40代・男性)

  • 「騒音防止や省エネになるからです」(60代・男性)

間取りへのこだわりは、子育てのしやすさや家族の快適な過ごしやすさを重視する傾向が見られます。収納に関しては、これまでの住まいでの経験や、限られた空間を有効活用したいという実用的な理由が挙げられました。家づくりでは、見た目の好みだけでなく、日々の暮らしやすさに直結する部分が重視されていることがうかがえます。

こだわりの実現度:約65%が「ほぼ思い通りに実現できた」と回答

こだわりたい点が思い通りに実現できたかという質問に対しては、「ほぼ思い通りに実現できた」が65.4%、「一部は実現できた」が31.6%という結果でした。一方で「ほとんど実現できなかった」は2.9%にとどまっています。

こだわりの実現度

「ほぼ思い通りに実現できた」と回答した方からは、「間取りが自由に作れた。小さな造作収納や、スペースを有効活用できた」(30代・女性)、「営業担当者と何度も打ち合わせて思い通りの物ができたから」(60代・男性)といった声がありました。家族との話し合いや担当者との綿密な打ち合わせが、理想の実現に繋がったようです。

しかし、「一部は実現できた」と回答した方からは、「金額の問題ですべてをかなえるのは難しかったが、ある程度思い通りにはなった」(30代・女性)、「予算的にグレードダウンした設備もあったので」(50代・男性)など、予算や仕様の制約が影響したという意見も見られます。注文住宅の魅力である自由度を最大限に活かすためには、予算と希望のバランスを見極め、優先順位を明確にすることが重要になると考えられます。

約43%が「もっとこうすればよかった」と後悔する点がある

実際に住んでみて「もっとこうすればよかった」と感じる点があるかという質問には、「ある」と回答した人が43.4%、「ない」と回答した人が56.6%でした。半数以上は後悔なく暮らしているものの、4割を超える人が住み始めてから何らかの気づきを得ていることが分かります。

もっとこうすればよかったと感じる点

具体的にどの点でそう感じたかについては、以下のような声が挙がっています。

  • 「住んでみると子育て中は物が多い」(30代・女性)

  • 「リビングは1階にすればよかった」(40代・女性)

  • 「吹き抜けはいらなかった」(40代・女性)

  • 「コンセントの数を増やすべきだった」(50代・男性)

  • 「LDKが広すぎて光熱費が掛かる点」(60代・女性)

  • 「断熱性能について、夏は暑く、冬は寒いから」(60代・男性)

収納量やコンセントの数、リビングの位置など、実際に暮らし始めてから使い勝手に気づいたという意見が多く見られました。また、吹き抜けや広いLDK、断熱性能に関する意見からは、見た目や開放感だけでなく、光熱費や季節ごとの快適さまで考慮することの大切さがうかがえます。注文住宅では希望を反映しやすい分、暮らし始めた後の動線や維持のしやすさまで具体的に想定することが、後悔を減らすために重要になりそうです。

まとめ

今回の調査から、注文住宅を選ぶ最大の理由は「間取りやデザインを自由に決めたい」という強い要望であることが明らかになりました。そして、家づくりで最もこだわる箇所も「間取り」が圧倒的に多く、自分らしい住まいを追求する傾向が強く見られます。

こだわりの実現度については、多くの人が「ほぼ思い通りに実現できた」と回答しており、理想の家づくりに成功しているケースが多いことが分かります。しかし、その一方で約43%の人が、実際に住んでみて「もっとこうすればよかった」と感じる点があると回答しています。

自由に設計できることは、注文住宅の大きな魅力です。しかし、その自由をどう活かすかによって、住み始めてからの満足度は大きく変わります。日々の暮らしやすさや将来の変化まで見据え、予算や仕様の制約と向き合いながら優先順位を整理し、計画を進めることが、理想の住まいを叶える近道になることでしょう。

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