各国料理の開業動向:イタリアンが圧倒的1位
2025年下半期に開業した各国料理1,003件のうち、イタリアンが282件で最多となりました。これは、韓国料理の158件を大きく上回る結果です。

各国料理の開業数ランキングTOP10を見ると、以下のようになっています。
- イタリアン (282件)
- 韓国料理 (158件)
- インド料理 (121件)
- フレンチ (71件)
- アジア・エスニック (62件)
- メキシコ料理
- スペイン料理
- ブラジル料理
- ロシア・東欧料理
- 中南米料理
この結果から、欧州系やアジア系の業態が多く開業していることがわかります。

近年、海外グルメのトレンドは多様化していますが、開業市場では定番業態への出店も依然として活発であることがうかがえます。
なぜ開業者はイタリアンを選ぶのか
イタリアンは、ランチやディナーだけでなく、デート、女子会、家族利用、記念日利用など、幅広いシーンで利用される業態です。パスタやピザといった世代を問わず親しまれるメニューが多く、日常利用から特別な日の利用まで、幅広い需要が見込めます。
飲食店の開業においては、「どれだけ話題になるか」だけでなく、「継続的な来店が見込めるか」が重要な判断材料となります。幅広い客層を取り込めるイタリアンは、比較的安定した需要を見込みやすい業態として、開業する側から選ばれている可能性があるでしょう。
韓国料理はブームから「定番」へ移行か
韓国料理の開業数は、2023年の281件から2024年には193件、そして2025年には158件と減少傾向にあります。しかし、2025年においても全国2位という高い人気を維持していることから、ブームが落ち着き、定番の業態として定着しつつある可能性が考えられます。

一方、イタリアンも2023年の361件から2025年の282件へと開業数は減少していますが、各国料理ジャンルでは最多を維持しています。このデータからは、話題性の高い業態が注目を集める一方で、幅広い層から継続的な需要が見込める業態も引き続き開業者に選ばれている様子がうかがえます。
「流行る店」より「続けられる店」が選ばれる時代へ
飲食業界ではSNSでの流行をきっかけに新しい海外グルメが次々と話題になりますが、開業データを見ると、必ずしも話題性の高い業態だけが選ばれているわけではありません。
飲食店経営では、以下の視点が重要視されます。
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継続的な来店が見込めるか
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幅広い客層を取り込めるか
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長期的な需要があるか
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安定した経営ができるか
今回の調査結果からは、「流行る店」だけでなく、「長く続けられる店」が開業者から選ばれている傾向が見て取れます。

新しい海外グルメへの関心が高まる一方で、開業する側が重視する点には大きな変化がないことが、今回のデータから明らかになりました。話題になることと、長く続けられることは必ずしも同じではなく、飲食店経営においては、多くの人に長く利用される業態こそが重要になる場合があるでしょう。
調査概要とデータ提供
本調査は、株式会社Reviewが全国の行政からの開業情報をもとに独自に集計・分析したものです。
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調査対象データ: 2025年7月~2025年12月
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比較期間: 2023年~2025年 同期間
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対象地域: 全国
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対象業態: 各国料理
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調査件数: 860件(2025年7月~12月開業分)
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分析実施日: 2026年6月22日
本リリースで使用されているデータは、株式会社Reviewが運営するデータプラットフォーム「YOROZU DATA(ヨロズデータ)」にて提供されています。

YOROZU DATAは、全国の飲食店や美容室、薬局などの店舗情報や法人情報を検索できるデータベースサービスです。営業リストの作成、マーケティング、市場調査、出店戦略の立案などに活用されており、本リリースで使用している飲食店開業データもYOROZU DATAで提供されています。
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YOROZU DATAについて: https://yorozu-data.re-view.jp/
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株式会社Review 公式サイト: https://re-view.jp/
この調査結果が、飲食業界に関わる皆様にとって、これからの外食市場やビジネスの発展を考えるきっかけとなることが期待されます。


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