昭和の歌姫・美空ひばりの未発表曲「二人きりで」MVがAI技術で公開
日本コロムビアグループ株式会社(NCG)は、2026年6月24日、昭和の歌姫として知られる美空ひばりさんが18歳時に録音した未発表曲「二人きりで」のミュージックビデオ(MV)を公開しました。このMVは、最先端のAI技術を駆使して制作されており、時代を超えた歌声の魅力を現代に蘇らせています。
幻の楽曲とMVの舞台
「二人きりで」は、1956年(昭和31年)に録音された貴重な楽曲です。MVの映像は、昭和と令和の「横浜」を舞台に、18歳の美空ひばりさんが歌い上げる「揺れる少女の恋心」を表現しています。

この楽曲は、同日に日本コロムビア株式会社より配信シングルとしてもリリースされており、美空ひばりさんの芸能生活80周年記念企画アルバム『うたの宝石箱』(4枚組CD)のボーナス・トラックとしても収録されています。アルバムには、オリジナルヒット曲のほか、名曲カバーやジャズなども網羅されており、豪華な内容となっています。
気鋭のAIクリエイター陣が手掛ける映像
今回のMV制作は、AIクリエイティブコンテスト「コロテック(COLOTEK)」で二冠を達成し、NCGのCCOを務める青木俊樹氏を中心に、SNSで注目を集めるAIクリエイターのneruko氏とInt.Lab氏が担当しました。
プロデューサー:青木俊樹氏
NCG CCO 兼、AI特化型レーベル「NCG ENTERTAINMENT™」プロデューサーである青木俊樹氏は、映像・音楽・IPプロデュースにAIを積極的に取り入れ、クリエイターとテクノロジーの新しい可能性を追求しています。

青木氏は制作にあたり、「美空ひばりさんの歌声には、時代を超えて人の心に届く力があります。才能あるAIクリエイターたちの表現が重なり合い、ひとつの作品として結晶したことをプロデューサーとして誇りに思います。その歌声が、新しいかたちで次の世代へと受け継がれていく。この瞬間に立ち会えたことを、深く光栄に思います。」とコメントを寄せています。
キャラクターデザイン:neruko氏
AIクリエイティブチーム「スミカト」所属のneruko氏は、2024年より活動を開始し、AIを活用した音楽・イラスト・ミュージックビデオのプロデュースを総合的に手がけています。ミュージックビデオ「空空空」で「東京AI祭2025」映像部門大賞を受賞しています。

neruko氏はキャラクターデザインを担当し、「日本の音楽史に残る偉大なアーティストの貴重な未発表曲に携わることができ、心より光栄に思います。AI技術を用いて美空ひばりさんの楽曲を描き出すにあたり、往年のファンの方々が持つ大切なイメージを尊重しつつ、初めて彼女の音楽に触れる世代にも親しみを持っていただけるデザインを意識しました。陽の当たる庭で伸びやかに踊る姿を通して、時代を超えて語り継がれる歌声の魅力と、新しい表現の形を感じていただければ幸いです。」と語っています。
映像制作:Int.Lab氏
AIクリエイターのInt.Lab氏は、動画生成AIに触れたことをきっかけに、2025年より映像制作を開始しました。YouTubeチャンネルでは、各種AIサービスとの共創を通じて、作詞・作曲・映像生成を横断するミュージックビデオ作品や実験的な短編映像を継続的に公開しています。

Int.Lab氏は映像制作を担当し、「美空ひばりさんの未公開楽曲のミュージックビデオ制作を担当させていただくことになり、驚きとともに、大変光栄な機会となりました。「二人きりで」には、テーブルで向かい合う二人だけの、小さな閉じた世界を感じました。一方で、ひばりさんの歌声にいつも感じるのは、人々の営みの逞しさとけなげさ、そして、私たちが生きる日々のまばゆさです。そんなふたつの感覚が重なる場所として、今回の映像では、あえて日差しの差す裏庭に彼らの世界を描きました。表現の形が新しいものへと移り変わっていっても、時代をこえて変わらない情景を、ひばりさんに見守っていて欲しい。そんな願いを込めて制作しました。」とコメントしています。
日本コロムビアグループの取り組み
NCGは、過去の貴重な音楽資産と最先端AI技術を掛け合わせた今回のMV制作のように、今後もAIをクリエイティブの領域に積極的に取り入れ、これまでにない新たなエンタテインメントの幅を広げていく方針です。NCGは、AIを核とした次世代型クリエイティブプロデュースカンパニーとして、音楽とテクノロジーの革新を牽引し、社会に新しいエンタテインメントを届けることを目指しています。
美空ひばりさんのアーティストページはこちらでご覧いただけます。
- 美空ひばり 日本コロムビア アーティストページ: https://columbia.jp/artist-info/hibari/


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