生理とスポーツの教育活動「1252プロジェクト」がIOC・WHO共同推進「Let’s Move」と連携開始

スポーツ

「Let’s Move」と「1252プロジェクト」の連携

この連携は、オリンピックデーである6月23日を起点として、世界メンタルヘルスデー(10月)やダカール2026ユースオリンピック(11月)に向けたイニシアチブとして進められます。学校や自治体、スポーツ団体と協力し、若者の運動参加と自己肯定感の向上を支援するワークショップが順次実施される予定です。

「1252プロジェクト」について

「1252プロジェクト」は、IOCの「Ignite365 Award」にアジアで唯一選出された日本発の取り組みです。1年(52週)のうち約12週間訪れる生理とそれに伴う体調の変化について、女子学生、男子学生、指導者、保護者など幅広い層を対象に、正しい知識の習得とグループワークを提供しています。これまでに横浜市やJOCとの共催イベント、EXPO2025大阪・関西万博での実施実績があります。

ワークショップの様子

グループディスカッション

授業風景

プロジェクターを使った講義

IOC「Let’s Move」キャンペーンについて

「Let’s Move」は、IOCとWHOが2023年より共同で推進するグローバルキャンペーンです。スポーツや運動の喜びを通じて自信を育み、人とのつながりを強化し、ウェルビーイングを高めることを目的としています。若者の5人に4人が推奨レベルの身体活動を満たせていないという世界的な健康課題を受け、運動参加の機会創出を目指して始まりました。

2026年のキャンペーンテーマは「You Can Do This! Let’s Move」で、オリンピックデーを起点に世界中で150以上のイベントが展開される予定です。2025年には430人以上のアスリートと200人以上の関係者が参加し、世界で1,700万人が運動に参加、エンゲージメント総数は2億2,000万人以上を記録しました。

「Let’s Move」公式サイトはこちら: https://www.olympics.com/ja/lets-move

連携の背景と関係者のコメント

「You Can Do This!」という「Let’s Move」のキャンペーンメッセージは、自己不信を持つ若者が最初の一歩を踏み出すことを促すものです。「1252プロジェクト」が掲げる「自分の身体を正しく知ることで、若者がスポーツに自信を持って向き合える環境づくり」という理念と深く合致することから、今回の連携が実現しました。

一般社団法人スポーツを止めるな 代表理事の伊藤華英氏は、アスリートとしての自身の経験から、身体を正しく知ることが競技を続ける自信につながることを実感しており、「生理や健康に関する悩みを理由に、若い世代がスポーツから離れることのない社会を目指し、全国の学校や地域と連携しながら活動を広げてまいります」とコメントしています。

また、共同代表理事の最上紘太氏は、「スポーツを通じて、若者が自分の身体を理解し、不安や思い込みによってスポーツから離れなくてよい環境づくりを、学校・自治体・スポーツ現場とともに進めてまいります」と述べ、今回の連携への期待を示しました。

「スポーツを止めるな」とは

「スポーツを止めるな」は、2020年に学生アスリートの成長をサポートするために立ち上がった活動です。有志の活動が一般社団法人化し、スポーツを通じて若者が自立することを支援しています。日本を代表するアスリートや専門家の賛同を得て、SNSを中心に活動を展開し、オンライン学習システムの開発や教育機関との共同研究など、活動範囲を広げています。

「1252プロジェクト」のほか、災害復興への思いを持つアスリートと被災地をつなぐ中間支援「災害支援スポーツネットワーク」など、スポーツを通じて社会をより良くするための活動を推進しています。

「スポーツを止めるな」公式サイト: https://spo-tome.com

「1252プロジェクト」の詳細

「1252プロジェクト」は、女子アスリートや指導者に向けて、生理とスポーツに関する正しい情報を楽しく学ぶためのオンライン発信や授業などのプログラムを提供しています。国際オリンピック委員会(IOC)の「イグナイト365」アワードにおいて、世界で選ばれた5つの革新的なスポーツ関連プロジェクトの一つとして表彰されており、アジアからは唯一の受賞として国際的にも高く評価されています。

1252プロジェクトの理念

プロジェクトに関する詳細や関連コンテンツは以下のリンクからご覧いただけます。

スポーツを止めるな ロゴ

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