取り組みの背景
「Next GOOD Challenge(NGC)」は、コスモスイニシアが未来の事業や商品企画を創造・実現するために実施している社内コンペティションです。これまでのNGCの取り組みでは、「あらゆる二人」を想定した住まいづくりを進めてきましたが、実際に想定した方々に商品が十分に届いていない可能性があるという課題が認識されていました。
住まいを購入するという行為は、将来の暮らし方や関係性を見据えた重要な意思決定です。しかし、従来の住宅商品や検討プロセスは一般的な家族像を前提とする場合が多く、多様な前提のもとで住宅購入を検討する際には、自身の状況を説明しながら進める必要があるのが現状です。このような状況を踏まえ、住宅購入検討時に感じやすい心理的ハードルを軽減できる環境整備が重要であると考え、今回の企画では女性同士のパートナーシップを想定し、実際のニーズや声を起点とした住まいをリノベーションマンションの一室として具体化しました。
女性同士のパートナーシップを想定した住まいの特長
このリノベーション住戸では、ヒアリングを通じて得られた声を基に、日常生活の中で生じる違和感やニーズを整理し、間取りや動線、設備配置に反映しています。特に、「最初から違和感が生じにくい状態」を設計の前提とすることで、日常の中で無意識に感じるストレスの軽減が図られています。

具体的な空間の特長は以下の通りです。
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リビング・ダイニング・キッチン: 食事や会話を共有できるレイアウトとし、異なる過ごし方をしていても心地よく過ごせる距離感を重視した設計です。
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洗面室: 並んで使えるゆとりを確保するとともに、水回りの音や動きが居室へ伝わりにくく配慮されています。
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居室: 個室を2室設けることで、「一緒」と「ひとり」の時間を状況に応じて切り替えられる構成が提案されています。
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収納: パントリーやシューズインクローゼットを設置し、二人分の持ち物を無理なく収められる収納計画が実現されています。

イベント出展について
この取り組みの一環として、株式会社LIFULL主催の「LGBTQのためのマイホーム相談会」に出展しました。会場では、住まいに関する情報提供や個別相談を通じて、住宅購入に対する考え方や住まいに求める条件などについて、来場者と直接対話する機会が設けられました。この対話の中で、住宅購入時に生じやすい不安や制度・ローンに関する悩みなど、商品設計だけでは見えにくい課題についても理解を深めるとともに、誰もが安心して住まいを選択できる環境づくりの必要性が再認識されました。

今後の展開
今回の取り組みで得られたお客様からのご意見をもとに、女性同士のパートナーに限らず、LGBTQを含む多様なパートナーシップや家族形態へと対象を広げ、それぞれの前提条件やニーズを整理し、商品企画へと反映していく方針です。また、さまざまなライフスタイルの方と接点を持ち、得られた声を蓄積しながら、企画・設計・販売の各段階で取り組みの検証と改善を重ねることで、「必要な人に本当に届く住まい」の実現を目指しています。

コスモスイニシアのリノベーションブランド「INITIA&Renovation」
コスモスイニシアが提供するリノベーションマンション「INITIA&Renovation」は、「暮らしに、心に、確信を。」をコンセプトに掲げています。住まい手目線の実用的な設計と、一人ひとりの感性を重視したアイデア豊かな空間・内装デザインを追求することで、心と体が安らぐ心地よい安心感と、時を重ねるほど自分らしさが深まる暮らしを提供し、「ここに住んでよかった」という確信を届けることを目指しています。

株式会社コスモスイニシアについて
株式会社コスモスイニシアは、新築マンション・一戸建、リノベーションマンションなどの住まいを提供するレジデンシャル事業、収益不動産の開発・仲介・賃貸管理などを行うソリューション事業、ファミリー・グループでの中長期滞在に対応するアパートメントホテルなどの開発・運営を行う宿泊事業を中心に展開しています。社会の変化とともに人々の暮らしや価値観が多様化する中で、企業自身も進化を重ね、都市の暮らしをプロデュースする企業へと歩みを進めています。
ミッション『「Next GOOD」 お客様へ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』の実現に向けて、全ての経営活動において共通価値の創造を実践しています。これからも、期待を超える安心や喜びをもたらす価値を追求し、商品・サービスの提供を通じて社会課題を解決するため、お客様、社会と共により多くの「Next GOOD」を創りだし、“新しいあたりまえ”へと育てていく方針です。



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