宮崎市に新たな観光の魅力、加江田渓谷でのキャニオニングが人気
宮崎市において、国の天然記念物である加江田渓谷を舞台にしたキャニオニング事業が、開業からわずか2シーズンで累計参加者1,710人を達成し、前年比128%の成長を記録しました。この事業は、宮崎市長公認移住アンバサダーでもある宮崎匠氏が立ち上げた「まる宮キャニオニング」によるもので、全国から多くの参加者を集める滞在型観光コンテンツへと成長しています。
キャニオニングとは、渓谷の清流に身をゆだね、岩からの飛び込みや天然のウォータースライダーを楽しむ冒険型アクティビティです。加江田渓谷は、苔むした巨岩と清流が織りなす圧倒的な景観が特徴で、市街地から車で30分、宮崎空港から20分という好アクセスながら、これまで観光資源として十分に活用されていませんでした。

西表島での経験を活かした移住起業家の挑戦
まる宮キャニオニング代表の宮崎匠氏は、1983年熊本県生まれ。沖縄県西表島で13年間アクティビティ事業を展開し、競争の激しい環境で「1日1組限定・完全貸切」という独自路線を確立しました。このモデルは、ゲスト一人ひとりに向き合う高品質なプレミアム体験を提供し、記念に残る写真や映像を贈るサービスも開発しました。新型コロナウイルス感染症の流行下においても、他人との接触を避けたいというニーズに合致し、安定した業績を維持しました。
子育てを機に、医療体制の充実を求めて西表島の事業を売却し、2023年12月に知人のいない宮崎市へ移住しました。

移住者の視点が発見した「もったいない」地域資源
宮崎市に移住した宮崎氏は、海・山・川の豊かな自然が揃っているにもかかわらず、その自然が体験コンテンツとして手つかずであることに気づきました。特に加江田渓谷は、市街地からのアクセスも良く、駐車場やトイレも整備されているにもかかわらず、観光資源として活用されていない状況でした。
西表島で培った経験を持つ宮崎氏は、加江田渓谷の「想像以上の美しさ」に感銘を受け、「今すぐ始めないともったいない」と感じ、事業の立ち上げを決意しました。

宮崎観光の課題解決と滞在型観光への貢献
宮崎県の観光入込客数は年間1,531万人を超えますが、その約80%が日帰り客に留まるという課題を抱えています(宮崎県「令和6年宮崎県観光入込客統計調査結果」より)。宮崎県は「周遊・滞在型観光への転換」を観光振興計画の最重要課題と位置づけており、まる宮キャニオニングの「渓谷で過ごす3時間」という体験コンテンツは、この課題解決に貢献する可能性を示しています。
まる宮キャニオニングの県外参加者比率は42.4%に達しており、民間主導で滞在型観光への転換が実現できることを証明しています。
事業実績(2024〜2025年・2シーズン合計)
-
累計参加者数:1,710人
-
年間成長率:前年比128%(2024年:750人 → 2025年:960人)
-
県外参加者比率:42.4%
-
OTA口コミ評価:★4.8・111件(じゃらんnet)

今後の展望
まる宮キャニオニングは、サーフィンやゴルフに並ぶ「宮崎の第3の観光軸」の確立を目指しています。今後は、インバウンド向けプログラムの整備、教育機関と連携した自然体験学習、法人向けチームビルディング・研修旅行専用プランの本格展開を計画しています。渓谷という新たな観光動線が、宮崎全体の観光消費額向上と滞在日数延長に貢献できると期待されています。
事業概要・お問い合わせ
まる宮キャニオニングについて
2024年春に宮崎県宮崎市・加江田渓谷にて設立された、宮崎市初のプロガイド付きキャニオニングツアー専門事業です。代表の宮崎匠氏は沖縄県西表島での13年間のアクティビティ事業経験を活かし、開業2シーズンで累計参加者1,710名を達成しました。じゃらんnetでの評価は★4.8(111件)と高く評価されています。
宮崎市長公認移住アンバサダー、宮崎県知事公認みやざき応援隊、宮崎市観光戦略課の加江田川流域観光開発に参画し、官民一体での渓谷観光開発を推進しています。
ショップ情報・お問い合わせ
-
運営:まる宮キャニオニング
- ウェブサイト: https://2122maru.studio.site/
-
代表:宮崎 匠
- ウェブサイト: https://2122maru.my.canva.site/
-
Instagram: @marumiya_canyoning
-
住所:宮崎県宮崎市
-
TEL:090-8836-8281(取材対応時間:9:00〜20:00)
-
Mail:2122maru@gmail.com


コメント