Tobii、Webカメラアイトラッキングソリューションの提供を開始 – 視線研究がより手軽に

テクノロジー

ソリューションの概要

「Webカメラ アイトラッキング」は、視線データを取得するためのソフトウェアベースのアイトラッキングソリューションです。これにより、研究者は多岐にわたる参加者を対象とした研究をこれまで以上に容易に行えるようになります。

研究の新たな可能性

このソフトウェアベースのアプローチにより、研究者は参加者自身のPCに搭載されたWebカメラを通じて、オンラインで視線データを収集することが可能になります。これにより、以下のようなメリットが期待されます。

  • 研究対象の拡大: 参加者の募集範囲が広がり、より多様な人々を研究対象に含めることができます。

  • 実験・調査運営の負担軽減: オンラインでのデータ収集により、実験・調査の準備や実施にかかる手間が減ります。

  • 日常環境でのデータ取得: 参加者が普段利用している環境で画面上の行動データを取得できるため、より実生活に近い条件下での研究実施が支援されます。

Tobiiのプロダクト&ソリューション部門シニアバイスプレジデントであるGunnar Troili氏は、「Webカメラ アイトラッキングは、高性能な専用アイトラッカーを必要としない研究領域において、リモート環境での研究をより容易に実施できる新たな選択肢を提供します。これにより、研究者はTobii Pro ラボの研究ワークフローを拡張し、これまでと同じ手法や分析プロセスを活用しながら、新たな研究環境にアイトラッキングを導入することが可能になります」と述べています。

技術基盤と検証結果

本ソリューションは、Tobii Nexusの技術を基盤として開発されました。スウェーデンのウプサラ大学の研究チームによる検証では、AOI(関心領域)ベースの注意計測を用いた成人を対象とした選好注視課題において、有用な性能を示すことが確認されています。

ウプサラ大学心理学部の博士研究員であるKim Astor氏は、「Tobii Nexusが、想像以上にすぐに研究で使えるレベルだったことに驚きました。Webカメラ アイトラッキングは、視線研究における重要な前進です」とコメントしています。

提供形態と今後の展望

「Webカメラ アイトラッキング」は、提供開始時点ではリモート環境でのアイトラッキング研究向けの「Tobii Pro ラボ WEBカメラ配信エディション」として利用可能です。さらに、研究室などの従来の環境で利用できる「ローカル Webカメラ アイトラッキング」についても開発が進められており、2026年中の提供開始が予定されています。

このソリューションの詳細については、以下のリンクからご確認ください。

Tobiiについて

Tobiiは、アイトラッキングおよびアテンション・コンピューティングのグローバルリーダーです。人の注意や意図を理解する技術を通じて、より良い未来を築くことを使命としています。同社の技術とソリューションは、学術研究、自動車産業、技能伝承、消費者行動分析、ゲーム、拡張現実など、多岐にわたる分野で活用されています。現在、Tobiiのアイトラッキングは、世界中の数千の企業、大学、研究機関で利用されています。Tobiiはスウェーデンに本社を置き、ナスダック・ストックホルム市場に上場しています。

詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

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