食堂を「メディア」に:本格展開への道のり
リテールメディアは近年、「デジタル広告の第3の波」として世界的に注目されています。オイシックス・ラ・大地グループは2023年から、食品宅配サービス「Oisix」の定期会員基盤を活かした広告事業を展開してきました。そして、シダックスコントラクトフードサービス株式会社の子会社化によりオフラインチャネルが拡充されたことを背景に、2025年7月には従来の施策を体系化・強化し、本格的に広告ソリューションサービス「Oisix Retail ADs」を始動しました。
同時期より、シダックスコントラクトフードサービスが運営する職域食堂「雨晴食堂」において、食堂を活用したプロモーションの検証が進められました。その結果、「オリジナルのコラボメニューのクオリティが高い」「食堂をポスターやポップなどでジャックしてPRしながら、コラボメニューも提供できるメディアはなかなかない」といった高い評価を得たことから、2026年1月より「社食・学食リアルプロモーションメディア」として全国での本格展開に至っています。
「社食・学食リアルプロモーションメディア」の特長
このメディアは、オイシックス・ラ・大地グループの子会社であるシダックスコントラクトフードサービスが全国で展開する食堂ネットワークと、オイシックス・ラ・大地がBtoC領域で培ってきた商品開発力、企画実行力を組み合わせることで、リアルな顧客接点を活用した広告ソリューションを実現しています。
①全国規模の食堂ネットワークによる大規模リーチ
全国約1,000施設以上、1日約16万食に及ぶシダックスコントラクトフードサービスのアセットを活用することで、企業、工場、学校などにおいてリアルな顧客接点を創出することが可能です。
②食事時間を活用した高い没入性
食堂は比較的情報が限定される環境であるため、情報を深く伝達・浸透させる場として機能します。卓上POPやポスターなどの視覚的訴求と、実際に喫食する体験を組み合わせることで、視覚と味覚の両面からブランドへの理解を促進できます。
③企画から提供までの一気通貫体制
管理栄養士監修による限定メニューの開発に加え、資材の企画・制作・配送、そして提供までを一気通貫で実施できる体制が整っています。
コラボレーション事例:新たな食体験の提案
本メディアの本格展開後、初の企画として、以下の2つの協会とのコラボレーションが2026年6月から順次、東京都内の社食を中心に実施されます。
コラボレーション① USハイブッシュブルーベリー協会
ブルーベリーは食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素を含み、冷凍保存も可能な手軽な食材です。しかし、デザート用途での利用が中心となりやすく、日常の食事シーンでの活用が限定的であるという課題がありました。
このコラボレーションでは、タルタルソースに混ぜる、紫キャベツとあわせてピクルスにするなど、食事メニューの中に自然に取り入れられる応用性の高いメニューが考案されました。社食という日常的に利用される場で実際に喫食してもらうことで、ブルーベリーの新たな使い方を「体験」として提案します。これにより、生活者が日々の食卓に取り入れる具体的なイメージを喚起し、利用シーンの拡張と継続的な喫食機会の創出を目指します。
提供メニュー例:



提供店舗は雨晴食堂、東京都内の大手社食など計4施設で、2026年6月3日(水)から6月29日(月)の期間中、各施設で3日間実施されます。

USハイブッシュブルーベリー協会は、米国および海外市場でブルーベリーを販売する北米・南米のブルーベリー生産者およびパッカーを代表する農業研究・振興団体です。ブルーベリー産業全体の成長と発展を促進するために活動しており、清潔で安全な環境のもとで栽培・収穫・包装・出荷されたブルーベリーを提供することに尽力しています。詳細はhttps://ushbc.blueberry.orgをご覧ください。
コラボレーション② 米国食肉輸出連合会
アメリカ中西部の肥沃な大地で生産された高品質な大豆・トウモロコシで育てられたアメリカンポーク(米国産豚肉)は、柔らかくジューシーな肉質と、輸送中の低温熟成による深い旨味が特長です。ヘルシーでくせのない味わいでどんな料理にも合うアメリカンポークの良さを理解して喫食してもらう機会を増やすため、本コラボレーションが実現しました。
ステーキ、生姜焼きなど、素材の良さを活かしたメニュー展開とともに、ポスターや卓上のポップ、トレイの中敷きなどを通じて食材の特長や魅力を伝えることで、普段の喫食シーンの中で、品質の違いを「体験」として届け、理解の深化を図ります。
提供メニュー例:



提供店舗は雨晴食堂、東京都内の大手社食など計13施設で、2026年7月に実施されます。

米国食肉輸出連合会(USMEF)は、米国の畜産および食肉製品を国際的に広げるために米国の食肉関連企業および団体が設立した代表団体です。業界関係各方面や消費者に、アメリカンミートのおいしさを知ってもらう機会を広げるために、さまざまな活動を行っています。詳細はhttps://www.americanmeat.jp/をご覧ください。
広告ソリューションサービス「Oisix Retail ADs」について
「Oisix Retail ADs」は、2025年7月に本格始動した、商品の認知・理解促進から流通拡大までを一気通貫で支援する広告ソリューションサービスです。オイシックス・ラ・大地グループはEコマースに加え実店舗のチャネルも展開していることから、商品と売り場が連動したコラボレーション設計が可能であることや、食材の仕入れ・調達、商品コラボ(開発)、販売までを一気通貫で支援する中で、広告主が訴求したい「価値」を「体験」として顧客に伝えられる点が強みです。広告主の販路開拓、需要促進を支援すると共に、顧客に新しい食材、商品との出会いを届けています。
※本サービス名は2026年6月2日より、「Oisix ra daichi ADs」から「Oisix Retail ADs」に変更されました。

サービスの詳細については、https://ad.oisixradaichi.co.jp/retailmedia-adsolution-lpをご覧ください。
オイシックス・ラ・大地株式会社について
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社には、事業所や学校などで給食事業を展開するシダックスコントラクトフードサービス、病院や高齢者施設、保育園、幼稚園などで給食事業を展開するシダックスフードサービス、買い物困難者向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。
また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。
オイシックス・ラ・大地株式会社に関する情報は、https://www.oisixradaichi.co.jp/news/posts/260602retailads/でも確認できます。
今回の「社食・学食リアルプロモーションメディア」の本格展開は、広告主にとって効果的なプロモーション機会を創出し、消費者にとっては新たな食の発見と体験を提供する、双方に価値ある取り組みと言えるでしょう。


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